万波医師 見せしめ 処分に

新小児科医のつぶやき
見せしめ

宇和島徳洲会病院(愛媛県宇和島市)の万波誠医師(67)らが行った病腎移植に絡む診療報酬の不正請求問題で、厚生労働省と愛媛社会保険事務局は、同病院の保健医療機関の指定取り消し処分と、万波医師と別の男性医師(泌尿器科)の保険医登録を取り消す方針

病気腎移植の評価は今後海外で検証されるかと予想されます。万波医師も居づらくなった日本を離れる可能性は十分ありますし、招聘に動く海外医療機関があっても不思議ありません。海外での検証の結果、病気腎移植が治療法として望ましいものではないの結論が出れば厚労省の今回の行動は先見の明ありです。逆に確立した医療としての評価が高まれば愚の骨頂になります。

万波医師は手続き上の事では脇の甘さを露呈していますが、実際に治療を受けた患者に不利益をもたらしたとは聞き及びません。つまり医学としては成果を収め、実績を積み上げているようなのです。ここでこの治療法の芽を根こそぎ叩き潰した事が将来の禍根にならないかを懸念します。

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