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あとはおまかせ
中国共産党が滅亡してもシナ人の覇権制覇の野心は消えない
騙されてはいけない
AC通信(2020/07/016)AC 論説No.797 総体戦争に終わりはない
7月15日水曜日、マイクポンペオ国務長官は、中国がこれまでに南シナ海の7つの島を違法に占領して要塞化した行為について、アメリカは国連が2016年に発表したアセアン諸国の主張を支持する裁定を全面的に支持すると発表した。またポンンペオ長官は中国の南シナ海諸島の占拠は軍事行動より外交手段で解決すると述べ、アセアン諸国の賛成と支持を求めた。
ポンペオ長官は続けて「米国は中国が世界各地で起こした違法占拠や、海上の島々の勝手な領有宣言について諸国の主張を支持する。米国はアセアンその他の国々が必要とする法的その他を支持する」と述べた。アメリカが中国に対し総体戦争を宣言したとみてよい。中国は過去数十年のあいだ世界各地で覇権拡張を続けていたのでアメリカが遂に全面戦争を宣言したのである。
だが総体戦争とは武力を行使しての戦争と思ってはならない。総体戦争は中国の独裁政権を倒してチベットや東トルキスタンが解放され、シナの人民は自由民主を獲得して平和な政権を確立するまで続けないといけない。前の記事(No.798 )でアメリカが二つの空母タスクフォースを南シナ海に派遣して合同演習を行ない、中国の覇権行為に警告したと書いた。これに続いてポンペオ長官はアメリカが全面的に中国の覇権拡張と対決する決心を示したのである。
残念なことにアメリカがアジアの平和に努力してもアセアン諸国は賛成と不安の両面で完全な団結ではないようだ。何が不安かと言うと「中国と戦争になる」のが怖いのだ。もちろんフィリピンやベトナムはアメリカの宣戦布告に感謝している。だが韓国はアメリカの保護されても南北統一や親中路線を取っている。中国の経済援助を受けたマレーシアやカンボジャの態度も曖昧だ。中国に買収された左翼メディアは感謝よりも不安を煽る記事を書く。アメリカだって戦争したくない。ポンペオ長官は軍事行動より外交手段を優先すると述べている。
総体戦争とは武力行使ではない。総体戦争とは武力、金銭、経済、輿論、民意など一切合切を含むものである。今回のアメリカが南シナ海で行ったタスクフォース演習は戦争も辞さないという意思表示に過ぎない。ポンペオ長官の発言は総体戦争の宣戦布告だ。紛争の根源はみんな中国の覇権侵略である。
中国を信用してはならない。75年前に共産党が中華人民共和国を建国して以来、彼らは台湾併呑、尖閣諸島の領有権、南シナ海の勝手な占領と建設など強引な覇権拡張を続けてきた。世界諸国は中国国民が裕福になれば世界諸国に参加できると誤解してきたがそれは大きな間違いだった。
?小平は「民主」社会主義という嘘で自由経済解放をした挙句、諸国の援助を得て大きく経済発展を遂げた。しかも中国の自由経済とは中国に有利な条件で解放しただけである。最近になってインドと中国の国境で武力衝突が起きた後、習近平は強引に香港国家安全法を通して民主香港を併呑した。それでアメリカはようやく中国に宣戦布告したのである。
?小平は「韜光養晦」と述べて中国の侵略意図を隠して友好平和を宣伝したが、中国が強大になったら習近平は南シナ海で武力で七つの島を占領し、軍事施設を建造した。習近平はさらに2025年宣言で世界制覇を明らかにした。平和路線、武力路線、経済路線などみんな中国の覇権拡張の手段にすぎない。アメリカが強く出れば中国は卑屈になって友好平和を唱えるかもしれないが騙されてはいけない。シナ人は四千年も覇権闘争で王朝を作り皇帝となる闘争を続けてきたのである。歴史的に人民の平等、自由、平和の観念がない。
シナと世界諸国の総体戦争はシナが東トルキスタンとチベットから退出しても終わる事はない。覇権路線から平和路線に変更してもシナが自由民主の国になったと信じてはいけない。路線の変更はみな世界制覇の手段に過ぎない。中国共産党が滅亡するまでは世界の敵だが、中国共産党が滅亡してもシナ人の覇権制覇の野心は消えないだろう。
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