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寂しくなった小正月 豆や木の実などの種子食す風習を見かけなくなり…
寂しくなった小正月 豆や木の実などの種子食す風習を見かけなくなり… ソウルからヨボセヨ
今週12日は陰暦(旧暦)の正月15日にあたり、韓国では「テボルム」といって、豆や木の実など種子を食する風習があった。以前はこの日が近づくと街にはピーナツやクルミ、松の実などを売るリヤカーが出て季節を感じさせたが、最近は見かけなくなった。それでもスーパーでは各種の種子を入れて炊く「五穀飯(オゴクパプ)」の材料を売り出していたので、家庭では食文化としてまだ残っているようだ。
以前はこの日、食堂や飲み屋でも決まって殻付きのピーナツをサービスに出してくれたので外国人も〝テボルム文化〟を楽しめた。今週さる居酒屋バーでその話をしながら「テボルムなのにピーナツ出ないの? 寂しいねえ…」と冷やかしたところ「飲み屋ではもう出さないですよ、ピーナツも高くなったしねえ」とつれなかった。
「ボルム」は陰暦の毎月15日のことで正月は「テ(大)」が付いて「テボルム」。種子は生命のもとなので、殻を割って食うというのは命のスタートを意味し農作業の始まりにも重なる風習ということらしい。したがって春の到来を告げるものでもある。いわば「種子信仰」ということだが、植物のありがたみを感じさせられる機会で素晴らしい。日本では「小正月」といっているが、どんな風習が残っているのかしら。(黒田勝弘)
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