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あとはおまかせ
NHK 歴史探偵「ツタンカーメン 歴史の闇に消えた少年王 その1
名前しか知らなかった王でしたが 分かった気にさせてくれます
(なお kvがでてきますが
KVとは、Kings Valley、つまり日本語で「王家の谷」を意味する英語の略になります。王家の谷の岩窟墓は、長年学術的な調査が続けられていますが、調査の着手が古い順に、KVのナンバリングがなされています。その数およそ60程度あり、現在発見されている岩窟墓には、基本的にこのKV番号が割り振られています。)
TVより詳しい解説あり 勉強になります↓
『王妃は見つかっていた。『歴史探偵/少年王ツタンカーメン 最新研究で迫る実像』』
古代エジプトと言えば溢れる黄金。あらゆる物が広大な領土から納められ、金はヌビアから。鮮やかな瑠璃色のラピスラズリもそうで、ハゲワシの翼の上部に象嵌されたライトブルーは中東産のターコイズ。美しいですねぇ。
この分野は年々新しい発見があり、詳しいことがよく書き変わります。これは近年明らかになった事で、ツタンカーメンは戦争には出ていないと言われてたけど鎧に傷が見つかったんですね。戦にも出ていた。そして亡くなる直前に左膝にひどい骨折をした事も分かりました。王墓には戦車(チャリオット)も副葬品として納められており、復元してどれだけスピードが出るか検証したら時速40kmは出たそうで、落ちたらこれだけの骨折をすると考えられました。死因は骨折から感染症を起こしたのではないかと考えられ、暗殺説は消えたかな?
これは神殿にあったツタンカーメンの石像。神殿を復興させた時の顕彰碑のようなもですが、石像の顔も写実的で綺麗。けれども腰のベルトにあしらわれたカルトゥーシュ(王名のプレート)は削られており、ツタンカーメンの次の次に即位したホルエムヘブ王の名前に変えられてます。ツタンカーメンの次はそれまで大神官だったアイが即位し、その時すでに高齢だったので在位は短かかったんですね。そしてアイが亡くなると軍の最高司令官だったホルエムヘブが王になりました。
(* ̄ー ̄)v- アイはツタンカーメンの祖母の兄だったと言われるのでとりあえず王族ですが、ホルエムヘブは王族ではなかった。古代エジプト王朝は直系の血族に引き継がれるものでしたが、第18王朝の末期にそれが終わったんすね。ツタンカーメンに子はおらず、逝去直後から後継者争いが始まった。だからゴタゴタしていて、ツタンカーメン王墓はもともとアイが自分用に造っていたのを慌ただしく活用したもので、壁画が乾く暇もなく封印されたようです。
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