シルクロードの核汚染――NHKのあり方とウイグル問題から

古森義久
シルクロードの核汚染――NHKのあり方とウイグル問題から

NHKはこの高田教授の質問状に対し、「番組の撮影を行った場所が、核実験によって放射能に汚染された危険地域だったという認識は、放送当時も現在も持っておりません」という回答をした
しかしここで注目すべきは1998年にイギリスのチャンネル4というテレビ局が制作して、放映した「シルクロード上の死」というドキュメンタリー番組の存在です。原題はDeath on the Silk Roadです。 

この番組は日本では「シルクロードの死神」というタイトルにも訳されましたが、イギリスで放映後、フランス、ドイツなど欧州各国をはじめ、全世界83カ国で放送され、99年には優秀な報道映像作品に贈られる国際的に著名な「ローリー・ペック賞」を受けたそうです。 

この「シルクロードの死神」は日本では映像以外ではウイグル問題に詳しい水谷尚子さんの書『中国を追われたウイグル人』(文春新書)で詳しく紹介されています。

中国当局が核兵器開発のために1960年代から90年代まで、
ウイグル人居住区の新疆ウイグル自治区内のロプノール地区で
40数回の核実験を実行してきたことは周知の事実です。 

ドキュメンタリー番組「シルクロードの死神」は、この核実験の結果、地元のウイグル人の間に白血病や悪性腫瘍が異様な高率で発生した実態を伝えています。
・・・・
NHKとしては高田教授への回答から判断する限り、この1998年のイギリスのテレビ番組も、2007年に刊行された水谷尚子さんの著書も「認識は持っておりません」ということのようです

善意に解釈しても
NHKは 無能集団
ふつうに みても
詐欺集団!
放送免許 停止!
まあ それを やる役目の
役人も国会も 腐りきっている
いかにせん いかにせん

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