株式日記と経済展望
恐慌は日本の大チャンス 官僚が隠す75兆円を国民の手に 高橋洋一:著
◆官僚にとってもおいしいのは基金
二〇〇九年四月以降の動き・・・約一五兆円の追加経済対策。規模にしても、足りないが、その内容がいかにもお粗末だ約一五兆円の追加経済対策。規模にしても、足りないが、その内容がいかにもお粗末だ・・・・
問題なのは、そのひとつひとつの政策に対応して基金が創設されることだ。この追加経済対策で創設される基金は四六。基金の総額は約四兆円で、その使途についても具体的な使い道は決められておらず、今後、官僚の裁量によって使途が決まっていく。
追加経済対策が、衆議院を通過したとき、霞が関では快哉を叫んだに違いない。というのも、基金ほど彼らにとっておいしいものはないからだ。いってみれぱ、彼らにしてみれば、大型ボーナスを懐にしたに等しい。
そのからくりは、こうだ。基金ができれば、上前をはねることができる。基金はおよそ三~四年の間に使い切るのが普通だ。四年とすれば、一年に換算すれば一兆円の予算である。そのうち、彼らは一〇〇〇~二〇〇〇億円をちょろまかす。一年に二〇〇〇億円上前をはねれば、八○○○億円の埋蔵金を埋め直すことができるではないか。(P18~P23)