詩と断片 あるいは 言葉の雫

美琴の新作の詩、言葉を載せています。

自分の居場所

2021年12月17日 | 
どこでもないどこかに
どこにでもある
どこかを見つけた
それは
ありそうでなさそうで
気づきそうで
気づかない場所
ありふれて見えて
実は唯一の場所
誰かにとっては
どうでもよくて
誰かにとっては
かけがえのない場所
それは
目に見えていたり
目に見えていなかったり
少しの空気感の違いだったり
少しの温度変化だったり
気づきそうで
気づかない場所
最初からあったようでもあり
最近できたようでもあり
気づきそうで
気づかない場所
でもどこかに
あるいはここに
気づきそうで
気づかない場所
自分だけの唯一の場所

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
«  | トップ | 言葉遊び »

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事