トモエデンキの屁の突っ張り

関西では役に立たないことを「屁の突っ張りにもならない」と言いわれますが、そんな倉敷の電器店ブログです。

「照明器具のカバーが外れない時は」の巻

2022年12月19日 | 店主
昨日は定休日

朝からまったりと・・・


とはいかず、お待たせいただいていたエアコンの取替え工事


これは新しく取り付けたパナソニックのエアコン


当初は時々使う(娘達の帰省の時だけ)二階のお部屋の古いエアコンを取替える予定でしたが、当日になって毎日使うキッチンのエアコンを先に取替えることになり


キッチンにある既存のエアコンを外し、二階の古いエアコンと取替えして、二階の古いエアコンは処分


キッチンの外した後には新しいエアコンを取付け


9時スタートで午前中には終わる予定でしたが、移設工事も増えて結局3時頃までかかり・・・


で、気になったことがありました。


それはキッチンのエアコンなんですが




キッチンをリフォームされた際に、工務店の業者が室内機を一旦取り外しのため外部の配管は通信線を配管接続部分の長さで切り離し

リフォーム終了後に再び取付ける際に通信線を結線




その時に結線に使われているのは差し込みコネクター


エアコンの通信線に限っては、このコネクターで結線しない方が良いと思われます。


エアコンの室内機と室外機の制御基板はVA ケーブル(通信線)で繋がっていますが、黒と白は100Vまたは200Vの交流が流れ、白と赤は直流(DC)の弱い電流がながれます。


交流だけなら問題ないのですが、弱い直流も流れるので差し込みコネクターでの結線は信号エラーが生じやすい


なので



必ず圧着端子の接続をおすすめします。


今回は移設したので、二階に取り付ける際にVAケーブルは新しく取替えました。


新しく取り付けたキッチンのエアコンは、8畳用から10畳用にアップしましたので寒い朝もこれで安心、安心


その後は、浴室の電球を交換しようとしたお客様宅に訪問






カバーを外そうとして器具ごとまわしたようで、天井から器具が取れてしまい






配線が器具を何回も回したためによじれて危険な状態でしたよ


とりあえず在庫の照明器具を取りに帰り、新しい照明器具に交換しました。






お客様も真っ暗なかでの入浴をしなくてよくなり喜んでいただけました。


このようなカバーの取り外しで本体とグローブがくっつい状態のときは、器具とグローブの接続部分をマイナスドライバーで少しずつパッキンを剥がすか、ドライヤーなどで温めたりするとよいかも


よくある照明器具のカバー脱着で、器具ごとぐるぐる回ってしまって外れない問い合わせ


なぜ器具ごと回ってしまうのか


それは製造したメーカーが悪いのです。






器具と天井の隙間を動かないようにするために使用しているクッション材がスポンジだから

スポンジは数年で弾力がなくなりボロボロになってしまうから



(画像はお借りしました)


このクッション材が数年でボロボロになり、天井との隙間がスカスカで器具と天井の滑り止めの役目がなくなったため空回りするのです。


器具が回らないようにするための新しい工夫をしてもらいたい

メーカーの改良を期待します。



このような状態でカバーを回すとぐるぐる回り、最悪断線ショート(゚o゚;


正常ならカバーは一回り以上回転しませんから、一回り以上は絶対に回さないようにしてください


このような状態になっていたら、天井と器具の間に手(指)を入れて器具本体が動かないようにしながらカバーを回してください

片手でカバーを回さなければいけないので、足場はしっかり確保して作業してください


無理はせずお近くの電器店にご依頼ください



ちなみに、カバーの外し方で参考に







きょうはここまで




つづく