トモエデンキの屁の突っ張り

関西では役に立たないことを「屁の突っ張りにもならない」と言いわれますが、そんな倉敷の電器店ブログです。

「センサー付き自動水栓の取付けに手こずる」の巻

2022年10月30日 | 店主
ただ取り替えるだけ


簡単に考えていたんですがねぇ( ̄。 ̄;)




この横出し手動水栓をセンサー付き自動水栓に交換したんです。





簡単に取り替えているように見えますが、見えない所の給水配管をやり替えたり水栓の土台を新しく取り付けたりしてけっこう苦労してます。


自動水栓はこんな商品です。


KAKUDAI センサー水栓 713-511

¥70,000(税別)





電池で駆動しますから特別な電気工事は必要ないので助かります。


電池はリチウム CR-P2W



これ1つで約2年間使用可能



水栓を取り付け後電池をセットし完成!


とはいかず(-。-;)


センサーが誤作動して水が出たり止まったりを繰り返してしまいます。


原因がわからずメーカーに点検依頼





色々調べて、センサーが洗面ボウルの吐水口の金具に反応して誤作動をしているのではないかと






で、吐水口の化粧キャップを取り寄せてセット







しましたが、症状は改善せず(-。-;)



基本に戻り


注意書きを見る





※センサー誤検知を防ぐため、本体下側のセンサーから200ミリ以上の吐水口空間を確保してください。
※ステンレス製の器と組合わせると、誤作動を起こす恐れがあります。


赤字の所を再確認したところ、センサーと洗面ボウルの空間が200ミリちょうど


原因はこれだと思い、空間を作るために色々と考えますね


最終的には水栓を3cm上にずらしました。


で、水栓をずらしたら元の穴がわずかに出ますので




このようなシーリングプレートを使い





なんとかきれいに取り付け








恐る恐る止水栓を開き手をかざすと







“ジャー”と水が出てきて


手を遠ざけると


“ピタッ”と止まりました。



今回のような症例は初めての経験でしたので良い経験となりました。


お客様にはご迷惑をおかけしましたが、メーカーもわからなかった原因を解決できちょっとうれしい


まだまだ帰れまテン!


きょうはここまで



つづく