トモエデンキの屁の突っ張り

関西では役に立たないことを「屁の突っ張りにもならない」と言いわれますが、そんな倉敷の電器店ブログです。

「無駄足」の巻

2020年06月22日 | 店主
パソコンのサポートを数件こなしながらの月曜日スタート


お得意様の紹介で修理依頼があり

「テレビドアホンなんですが、来客の姿がぼんやりとしか映らないから見て欲しい」

そんなご依頼でした。

原因はだいたい想像がつきます。


訪問して現物をみると




ビンゴ!


カメラのレンズに無数のひび割れ

西日があたるわけでもないのに、7年ぐらいでこの状態は早すぎる

材質に問題がありそうに思えますが、原因はわかりません



カバーを開けると、中にはカメラユニットと制御基板がありまして




レンズだけの交換はできませんので、修理の場合は

カメラユニット(13,000円)+修理費


このような場合は、部品交換するより本体(子機)をごっそり交換しても、費用は変わりません

と言うより、やり方によっては子機を新品に取り替えたほうが修理より安くあがります。

こちらのお客様宅には



VL-MWD501と言うセット商品で、ワイヤレスのコードレスモニターが付いているタイプが取り付けられていました。

ですので、子機だけでも20,000円弱と高いタイプ(当時のセット価格が60,000円ぐらい)になります。

これを、互換性がある子機に取り替えれば13,000円ぐらいで交換できます。




違いは、カメラユニットのレンズが既存のレンズは広角ですが、交換後は標準タイプになりますから、映し出す画像が当初より若干狭くなるぐらいで、ほとんど影響ないと思います。

今回も店に在庫のテレビドアホンがありましたので、その中の子機だけ使用して完了


お客様も、交換後の映像を見られて

「きれいに見えるようになり助かりました。早くお願いすれば良かったわ」


きれい、早い、安いの三拍子で、お客様には喜んでいただけました。


夕方頃には、

「照明器具の紐が切れたんで直して欲しい」

と、急ぎの依頼

訪問させていただき、切れたと言う紐スイッチを見ると本体のスイッチを交換しないと直せない壊れ方、

器具も古く部品は無さそうでしたので、新しくLEDタイプに交換させていただくことになり、店に在庫の照明器具を取りにとんぼ返り

そして、商品を積んで向かっていたら、携帯にお客様より

「今回は少し考えますので、取り替えるようならまた連絡します」


えっ!、もうすぐ着くのに( ̄。 ̄;)・・・・・


無駄足になりました。(-_-;)

お得意様でしたら良いですが、修理依頼だけのお客様では気持ち凹みますね

このまま連絡無ければ、掛かった経費は請求できませんし・・・・


時にはこんなこともあるのです。(T-T)


きょうはここまで


つづく