トモエデンキの屁の突っ張り

関西では役に立たないことを「屁の突っ張りにもならない」と言いわれますが、そんな倉敷の電器店ブログです。

「パナソニックのビルトイン食洗機を修理」の巻

2019年10月10日 | 店主

「晴れの国 おかやま」 倉敷市上東のトモエデンキです。【暮らしの安全・快適・省エネ】をモットーに日々頑張っています。
 電気に限らず、困ったことがあったらご一報ください、きっとお役にたちますよ



お得意様より昨日、ビルトイン食器洗い機の修理依頼がありましたので、本日訪問

メーカー:パナソニック

品  番:NP-45MS7S

症  状:スタート後しばらくしてエラーになり停止

エラー内容は【節電】【標準】【強力】が点滅、前面部の進行表示ランプがオレンジ色に点滅

資料によると、排水異常のようです。

考えられる原因は、排水ポンプの不良または排水経路の詰まりなど色々あり、ひとつずつつぶしていきましょう


まずは、標準コースでスタート

しばらくしたらエラーになり

庫内に水が溜まっていたら、いったん電源オフ

再び電源を入れて、乾燥コースでスタート

排水ポンプの作動音が確認できたので、しばらくして庫内を確認

排水は正常にできていましたので、次の確認事項へ




本体をキャビネットから引き出し




上部からトップボード→中フタを取り外し(中フタは外す必要がないのですが、状態を確認するために)




そして、タンク後方部分にある水位スイッチを取り外し



マイクロスイッチをテスターにて確認すると、スイッチをオンオフさせても反応は変わらず(オフの状態)

通常でしたら、この時点で水位スイッチの不良と言うことで部品を手配させていただきます。

でも、ここからが私流




マイクロスイッチを分解




接点部分を磨き、接触不良を直しまして

後は元通りに組み立てて完了

今回は部品交換しませんが、次回は部品持参で訪問させていただきます。


これなら自分でも直せると思った方もおられるでしょうが、真似をして大惨事にならないよう、知識と経験なくして分解などしないでくださいね


きょうはここまで


つづく