トモエデンキの屁の突っ張り

関西では役に立たないことを「屁の突っ張りにもならない」と言いわれますが、そんな倉敷の電器店ブログです。

「廃棄するなら研究材料にする」の巻

2021年06月14日 | 店主
色々な修理を経験しても、まだまだわからないことはたくさんあります。


昨日のINAX洗浄便座ですが、10年目に点検を促す電源ランプの点滅


気になります( -_-)


私が点検して異常がなければ、電源ランプの点滅を消したい(メーカーさんの点検と変わらないはず)


と、思いましてね


持ち帰った洗浄便座で実験です。

壊れても懐は痛みませんからね(笑)


ネットで調べてみると、基板のジャンパー線をカットするだけみたいだけど


ただ、機種によってはジャンパー線の位置も違うでしょうし、対策の内容も変わってくるでしょうから、一概には正解はありませんね


でわ、バラしてみましょう



中はこんな感じ





やはり脱臭フィルターは詰まってますねぇ(-。-;)


この脱臭フィルターの清掃方法は説明書にわかりやすく載っていますので、今一度点検してみてください



こんな手順で誰でもできます。



やるかやらないかはあなた次第!



で、目的のジャンパー線はどこに







基板を見ていると発見!


これ以上は詳しく載せません


ジャンパー線をカットして通電すると







電源ランプは点灯した状態になり、その他は異常なく動作していますから使おうと思えば使えます。


しかし、一般の方はやらないでください


ランプは点滅を止めれば良いと言うものではなく、点検整備があってこそのことなので素人判断で行うと事故や火災になりかねません

安易に考えて取り返しのつかない事態になることだけは避けたいものです。


なので


今回は速攻で処分ですね(笑)


また、余計な知識を身に付けてしまったな(笑)


きょうはここまで


つづく