トモエデンキの屁の突っ張り

関西では役に立たないことを「屁の突っ張りにもならない」と言いわれますが、そんな倉敷の電器店ブログです。

「エアコンの故障と間違う症状」の巻

2022年12月30日 | 店主
「去年の3月に取付けたエアコンが壊れた!」


そんな修理依頼がありました。





エアコン本体にエラー表示をだせれば修理対応はスムーズなんですが、今回は電源が入らないと言うことで・・・・


年末の忙しいなかですが、当店の取付けたエアコンでご不便をお掛けするのですから修理は優先させていただきます。


その前に、今年最後の「7つのちがいさがし」からスタート




(山陽新聞 朝刊より)


私が小学生の頃は、冬には授業の合間に雪合戦を当たり前のようにやっていましたねぇ

寒くても楽しかった想い出

解答は後ほど




ではエアコンの話しに戻ります。


お客様に症状を詳しくお聞きすると

「先日から暖房運転中に突然電源が切れ、しばらく時間をおくと再び使えるようになるがすぐに切れる」


パナソニックのエアコンでしたから、電源が入れば自己診断機能で故障原因を特定できるのですが、電源が切れるので自己診断機能も使えないみたい


お客様ではこれ以上のことはできませので訪問しての診断が必要になります。


訪問してリモコンの診断を押してみると

エアコン本体に「F」「9」「3」と順番に表示されました。


しばらく時間が経っていたので使える状態になっているようでした。


今回はエラーから室外機に問題がありそうですが、試しに暖房運転をしてみますとスイッチが入りました。


しかし、暖かい風が出だした途端に電源が切れますよ(゚o゚;


おかしい( ̄。 ̄;)


試しにコンセントの電圧を調べますと、100Vがきていません

しばらくテスターをあてていると、時々わずかに電圧が出ますよ





この部屋は離れで、母屋とは別回路にて電気がきていました。

電気工事をされた者が、分電盤へ接続端子に電線を重ねての接続でして、その部分が接続不良になり発熱をして・・・


今回のことがなければ、最悪、火災になりかねない案件です。






分電盤の配線を改修してエアコンを運転したところ、異常なく暖房運転ができました。


エアコンの故障ではなかったのですね


これで安心して、使い慣れたお部屋で暖かいお正月を迎えられますね(^_^)b



その後は




二階にエアコンの取付け

室外機は屋根置きでしたが、風もあまりなく寒さもさほど感じませんでした。

外は日が落ちて部屋の灯りを点けての作業でしたが、6時過ぎには完了





お客様がお腹がすいているだろうと「どん兵衛天ぷらそば」を用意してくれたので遠慮なくいただき


プハァ~ うまかったぁ~


この後も数件ありましたのでありがたかったです。


それでは「7つのちがいさがし」解答です。





この一年、山陽新聞「7つのちがいさがし」ありがとうございました。



きょうはここまで


つづく