トモエデンキの屁の突っ張り

関西では役に立たないことを「屁の突っ張りにもならない」と言いわれますが、そんな倉敷の電器店ブログです。

「スイッチ連動式 電気シャッター換気扇」の巻

2019年12月28日 | 店主
本日は、少しまえにご依頼いただいていた案件を遂行させていただきます。

換気扇の取り替え






今までお使いの換気扇は、紐を引っ張ってスイッチを入り切りされていました。

普通ならなんでも無いことですが

これが、お年寄りや障害者には危険を伴うことなのですよ





換気扇が取り付けられている場所は、必ずガスコンロの上

ガスコンロを使う前に換気扇のスイッチを入れておけばよいのですが、煮炊きを始めて換気扇のスイッチを入れる場合に引きひもタイプは危険を伴います。


こちらのお得意様は、おばあちゃんと目に障害がある息子さんお二人で暮らしています。

息子さんは見えない換気扇の引きひもを、勘を頼りに手を伸ばしますと

“ガチャ~ン”と





やかんをひっくり返したり

おばあちゃんは、背が低く引きひもに手がやっと届くぐらいで、時には




ガスコンロの炎が衣服に・・・


今回、古くなった換気扇の取り替えをご依頼いただいていたんで、今までと違うタイプをおすすめさせていただきました。






引きひもが無いのです。


じゃ、どうやってスイッチを入れるの?


ご心配なく


手前の壁にスイッチを追加します。






お気づきとは思いますが、こちらの換気扇はフードの中にありますので、本来なら金属製が望ましいのです。


さてさて


壁に穴を開けるので、ゴミが落ちないように養生をして






もともとあった換気扇のコンセントに配線を壁の中で細工してスイッチに繋ぎ




こんな感じに仕上げ





お客様もスイッチを入り切りしてみて

「これは便利、それに危なくないから私もおばあさんも安心してつかえるし、音も静かになって大満足ですよ」


今回の換気扇は、スイッチ連動式電気シャッタータイプ





フィルター付きなので、お掃除も楽々



ご予算が許せるなら、こんなタイプをおすすめさせていただいてたのですが



ネット(ダスキン)より拝借



健常者が気づいてあげることで、障害者の方やお年寄りは安全に暮らしやすくなれますね


きょうはここまで

つづく