星の欠片 月の雫

「星の欠片(かけら)」は流星「月の雫」は夜露のたとえ。ほとんど気付かれずに、すぐに消えてしまうそんなささやかな日常。

転機

2008年12月12日 17時29分47秒 | 日記
昨年家を建てて、年末にあわただしく引越ししてから、もうすぐ1年になる。
思えばこの土地を買うと決めた時から、いろいろなことが大きく動き始めたように思う。

この年末で、本屋を閉めることになった。
ずっと業績不振で、辛抱してきたけど、もう今後上向く見通しもないし、ここらが潮時。
寂しさはあるけど、仕方がない。税理士の先生も「もう少しがんばりませんか」とは言わなかった。
来年、まだ片付けはしばらくかかるけど、わたしはどこかで働かないといけない。まだまだ子供達にお金は必要だ。(それもた~~~ぷりと!)


さて、有難いことに、夫に今年もボーナスが支給された。
さっそく右から左に移すために、銀行のATMに。そうしておかないと、夫が気にせず使ってしまいそうなので。
するとそこで、ばったり同級生に会う。近所なので驚くことではない。
しばし立ち話。お互い子供の学費に大変よね~~、なんて。
「お店閉めるんだ」という話をしていると、「以前某教室の丸付けの仕事をしてたんだけど、そんなのどう?」と。
「夕方からで、毎日ではないけど、先生もいい人だから。わたしは自分の生活の都合で辞めたけど、今空きがあるか聞いてみようか?」
願ってもない話である。ぜひに!とお願いした。
これが10日のこと。

そして翌日、さっそく彼女から電話があった。
先方も来て欲しいと言ってるので、直接話をしてもらった方がいいから、携帯の番号を教えてもいいか、と。
その夜に、先方の先生からお電話をいただいた。
「ちょうど結婚するために12月で辞める人が1人いるので、1月から来て欲しい。1月1日からとはいかないけど、1週間くらい前にもう一度連絡するので、会ってお話しましょう」と言ってくださった。
そう、これが11日。

なんとも不思議な話。こんな風に決まるもんなの?いや、そんなことないよね~~。
ATMで彼女に会わなかったら、なかった話だもの。人の縁って、ほんとに不思議。
いやいや、有難い。彼女に足を向けて寝られないね。

そんなこんなで、ここをお仕事ブログとして、再開することにしました。
まだ新しい仕事は先のことなので、プレシーズンというところかな。
ぼちぼち更新だとは思うけど、よろしくね。

写真は今日のお月様。まんまるだけど、明日が望(もち)の、14,4日の夕月。きれいでした。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
来ましたぁ~ (寺嫁)
2008-12-13 00:14:37
一番乗りかな?
再開おめでとう
ここのタイトル「星の欠片 月の雫」がとっても好きです
そして本屋さん残念でした
個人経営の商店はどこも大手業界に侵食されて大変だと聞きます
知人の電気屋さんも店を閉めました
実はこの間オープンしたばかりの大きな本屋さんに行って本を探していたんだけど、大きいだけになかなか見つからない・・・・。
レジのお姉さんに尋ねてもさっぱり通じない
出版社、著者、題名を言ってネットで検索してもらったんだけど
「ただいま当店にはございません」との返事
諦めて帰ろうとしたら目の前の棚にあるじゃ~ん
個人経営のしっかりした本屋さんならこんなことないのに・・・って思ってしまいました。
でもさ、物事が動いていく時ってほんとに不思議なくらいにトントンと進んでいくんだよね
そういう時だったのかもしれないですね
まさにMILK TEAさんにとっても「変」の年?
新しいお仕事日記楽しみにしてますね
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Re:寺嫁さん、 (MILKTEA)
2008-12-14 16:36:13
いらっしゃいませ~~!さっそくのお来し、ありがとうございます。
わたしもこのタイトル結構気に入ってるの。削除したくなかった一番の理由かも。

大きな本屋はそれぞれの分野の担当が決まってて、しっかり管理できてる、というイメージだったんだけど、違うのかな?
個人経営でも「しっかりしてない」ので、あんまり人のことはいえませんが、雑誌は、英語やカタカナのタイトルがすっごく増えて、80を越えた母にはかなり負担のようです。

結婚して22年、まさに「変」の年でした。
来年もまだ続きそうです。
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