モテ期、最後の男。

 

モテ期も終盤。

 

彼氏との結婚が決まり、

挙式を一ヶ月後に控えたある日、

あの、死ぬほど惚れた彼から電話があった。

 

これまた、サークル時代の部員で、

仲良くしていたJクン。

Jクンは、死ぬほど惚れた彼の親友で、

よく恋愛相談にのってもらっていた。

そして、大学を卒業してからも、

職場が近いこともあり、お互いの友達を引き連れて、

時々遊んでいた。

飲みに行ったり、夏の砂浜で花火をしたり。

口癖は、可愛い子紹介してーだった。

 

そんなJクンからの電話。

ちょっと、おまえと話したい

ヤツがおるから、代わるな。

電話口に出たのが、死ぬほど惚れた彼だった。

大した話はしていない。

●●と結婚するん！？

 

うん。幸せになるね。

 

くらいしか記憶にない。

 

Jクンとも、

もう遊べなくなるねー(結婚で引っ越すため)

可愛い子紹介できないねー

 

なんて話ながら、

最後に二人でご飯に行こうと誘われた。

 

実は、女友達に、

Jクンは、間違いなくワタシに惚れてると

言われたところだったので、

ご飯に誘われた時は、来たかー！と焦った。

 

ワタシが鈍感なのか、

女友達の勘違いなのか、

結局、真相はわからなかった。

 

思えばJクンには、さんざん恋愛相談して、

振られて泣きついて、社会人になってからも

よく遊んで、いつも優しかった。

 

約束通り、食事して、

幸せになれよって言ってくれて

最後は握手して別れた。

 

何だか切ない、独身最後の思い出です。

まだまだ、モテ期。

 

学生時代に、体育会系サークルのマネージャーをしてたんだけど、その中の部員の一人に、死ぬほど惚れた。

(まだ書くか！)

その彼に振られてから、一年後、

同じサークルの別の部員と、

あっさり付き合い始めたワタシ。

 

その彼氏は、サークルの中でも、いつも遊ぶ

男女仲良し四人グループのメンバーで、

お互いに全く恋愛感情など皆無の仲間だった。

それが、いつも必ず四人でご飯行ってたのに、

忘れもしないクリスマスの夜、二人が町へ消えてしまい

ワタシと彼が残されることになった。

 

とりあえず、飲みなおす？

 

いつになく、緊張する！

ただの友達なのに、この特別感。

クリスマスムード満点のショットバーで、

朝まで語り明かした、二十歳のイブでした

 

やっぱり、単純接触で意識してしまうのは

本当ですね。しかも、ショットバーのカウンターという

距離感。

肩と肩が触れあう。酔った勢いで、ギューって腕を絡めたりして。

 

その後、付き合い始めるのに時間はかかりませんでした。

そして、その彼と長いお付き合いを経て、

結婚することになり、挙式を一ヶ月後に控えたある日、

あの死ぬほど惚れた彼から電話があったのです。

 

 

 

モテ期をふりかえる。

モテ期、青春だったなぁ。

今でも甘酸っぱく、ほろ苦い思い出。

 

でも実は、

死ぬほど好きになった人に振られ、(←過去の記事見てね)

一年間泣いて暮らした後、

あっさりと彼氏が出来て、

その彼が、今の旦那なのです。

 

だから、モテまくっていた時期は、

実は彼氏が居たわけですが、

まあその本命とも、紆余曲折あり、

結局結婚して、今が幸せだから、

こうやって過去を語れるわけです。

 

話戻りますが、モテ期。

やはり、それは単純接触効果のせいでしょう。

 

人間、接触回数が増えるほど、

親近感がわきます。

クラスメートだったり、職場だったり、

いつも顔を合わせるなかで、少しずつ距離を縮めながら、

接触回数を増やしていく。

すると、相手も気になるようになり、脈ありと

判断できたら、特別感を出していく。

 

まずは、他の人には見せないような満面の笑みで、

おはよう。お疲れさま。

人間関係の基本ですね。笑顔で挨拶されて、嫌な人は

いません。

次に、なるべく相手の視野に入ることを意識する。

時には、アイコンタクトしてみたり。

さらに脈ありと感じたら、相手が一人で居るところに、

さらりと現れる。飲み物なんかさらっと渡してあげたり。

そうやって、接触回数が増えるほど、相手は警戒心が

緩み、好意を持つようになります。

 

たぶん、私のモテ期は、この効果のせいです。

前回の記事の同期の彼もそう。

あっ、今の旦那もそうですわ、よく考えたら。

 

結婚した今では、このテクを使うことはないけど、

たぶん、落とせるでしょう。この効果は絶大ですから。

 

他にも、まだまだあります、恋愛テク。

幸せになろうよ～。

 

 

 

モテ期到来！？ 続き。

前回の続き。

 

同期入社の彼と、二人きりでドライブに出掛けた

時のこと。

 

ただの、仲の良い同期だったのに、

二人きりで遠出した先で、

何と、彼が手を繋いできた！

 

えっ！私達は、ただの同期で、仲の良い友達のはず！

 

と、心の中で思いながらも、

そこに言葉は必要なかった。

 

手を繋ぐと、急に距離が縮まる。(しかもカップル繋ぎ❗)

あーあ、もう友達越えちゃってる…❤

この原因を作ったのは、ワタシ。

どうしよう。そんなつもりではなかったのに。

 

この急展開。しかもグイグイ来られると弱いワタシ。

 

その後は自然な流れで、ちょこっとお付き合い

したような、しなかったような。

 

結局、ワタシが転職して、会うことはなくなりました。

 

皆さんも、男友達に思わせぶりな態度を取るときは、

本当に落としたい人だけにしましょうね。

 

モテ期到来！？

前々回の投稿の、モテ期の話の続き。

 

今や、すっかり3人の子供の母となった私だけど、

こんなワタシにもモテ期があった。

それは、大学を卒業して、社会人になっても続いた。

 

就職した部署には、同期が10人も居た。

男5人女5人、すごく仲が良くて、

週末なんかは、いつも集まっては、

飲みに行ったり、バーベキューしたり、

夜中まで、よく遊んでたのよ。

 

そんな風に仲良しだったから、

その中の男女二人だけで、食事に行ったり、

出掛けたりしたと聞いても、ただ普通に仲の良い

同期ってだけで、その中でカップル成立するなど、

誰も考えてなかった。(最初は…。)

そんな中、ある日非番だったワタシは、

同期の仕事中に、差し入れを持っていってあげようと、

お昼くらいを見計らって連絡してみた。

同期の男5人の中では、一番タイプかなとは思ってたけど、別に恋愛感情などはなく、

女友達にするのと同じように、お疲れ～。くらいのノリだった。

 

毎日職場で会ってるのに、

何でかな、二人だとちょっと新鮮。

彼も差し入れを喜んでくれたのを、よく覚えてる。

 

今度、ドライブに行こう

 

えっ、二人で？

他の子誘わないの？

(二人かぁ❤ちょっとドキドキする。)

 

それって…。

 

その後、他の同期にも声はかけた気がするけど、

結局、二人でドライブに行った。

 

助手席に座ると、ちょっと距離が近くて恥ずかしい。

完全にパーソナルスペースを侵されてる。

しかもスポーツカータイプだったので、余計に狭い。

 

途中、ご飯食べたり、ジュース買ったり…

散策したり…。

 

これって、傍目からみたらカップルだよね。

何だか、スポーツカーを乗りこなす彼がカッコよく見えてきた。

 

目的地につく頃には、

あっ、友達越えちゃってるかも…と、

えらい展開になってしまった！と動揺するワタシ。

 

そんな気持ちを察したのか、

何と、彼が手を繋いできた！

 

 つづく