マイケル・ジャクソンとマルセル・マルソー

マイケル・ジャクソンが亡くなった。

人間五十年。
なんという人生なんだろう。

マイケルと言えば、どうしてもゴシップやスキャンダルのイメージがあるけど、この人が世界中の人たちを夢中にさせたのは紛れもない事実。

僕も夢中になった１人だ。
中学生の頃、ムーンウォークを一生懸命まねたり、振りを覚えたり・・・。
僕がこの世界でやってゆく最初のキッカケって言っても言い過ぎじゃないなぁ。

パリのマイム学校にいる頃、M.マルソーがアメリカでマイケルと共演する、なんて話があった。

僕にとってはあこがれの二人！
その二人が同じ舞台に立つなんて、皆既日食より惑星直列より奇跡のような瞬間だ！

記者会見では報道陣を前に好き勝手にパフォーマンスしだすM.マルソーに、あのキング・オブ・ポップのマイケルが、最大限敬意を込めて気を遣ってるのがテレビ越しにも伝わってきて、おかしかった。
と言うか、M.マルソーがキング・オブ・ポップの前であろうとアメリカであろうとマイペースを崩してなかったのがちょっと誇らしかった。

しかし、直前にマイケルが心臓発作で倒れてしまってこの企画はなくなってしまった・・・ホントに残念だった。


マイケル・ジャクソン・・・なんだかホントに伝説の人になってしまったなぁ。



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