同窓会

映画「うまれる」を観た後、高校の同窓会に行きました。卒業後約20年（）、初めての同窓会。その案内が来たのは数か月前。「同窓会ネット」という業者から、高校時代とは住所と姓の違う私に、一つも間違いのない宛先で届き、「新手の詐欺かも」と怖くなってしばらく放置悩んだものの、とりあえず出席の申込をしました。

同窓会に行くにあたり、高校時代の自分を思い出してみました。

・暗記という地道な作業をすることで得た成績で入学してみたら、頭のいい人ばかりで挫折感
・人が大勢集まる場所が苦手
・超奥手でクラスの男子となんて話せない
・自分に自信がなく、華やか系の女子とも話せない
・毎日部活（吹奏楽）の練習ばかりで授業以外はほとんど教室にいない
・部活に行っても、練習板を叩いてばかりで、他のパートの人とはほとんど交流なし

暗…地味…いやでも、おばさんになって少しは図々しさが備わったものの、今と大して違わないかも…

そんな私なので、クラスのことなんてほとんど覚えていないし、クラスの人からも覚えられていないだろうし、部活の仲間もどうかという状況で、参加を躊躇したわけですそれでも、事前に同窓会ネットのサイトで出欠状況がわかり、記憶にある人の参加がわかったので、その人にすがる思いで（大げさ）行くことにしました。しかし会場に入るまで、緊張しました…

同級生たちは、雰囲気はもちろんのこと姿もほとんど変わっていませんでした。もちろん、約20年の歳月、それぞれに人生の月日を過ごして多少は大人になったのかもしれませんが、高校時代、まさか約20年後もこのままだなんて思いもしませんでした変わらない同級生に会うことで、高校時代の自分にも会えた気がしました

部活の仲間や、卒業クラス（高校2・3年同じクラス）の仲間は声をかけ合えて、とりあえずミッション終了高校で同じクラスになったことはないけれど同じ中学出身の男子や、申し訳ないけれど卒業クラスよりもっと記憶がない1年生の時同じクラスだった男子が声をかけてくれたりして、おぉ、こんなに存在感薄かったであろう私を覚えてくれてる人がいたんだと嬉しくなりました私的にはすごい頑張っての出席でしたが、行って良かったです

2次会もありましたが、久々すぎるヒールのある靴を午前中から履いていて足の痛さが限界だったのと、午前・午後と心が忙しくて疲れてしまったので帰宅しましたそれにしても、何で10年前ぐらいに開いてくれなかったかな～。そしたら、出会いとかあったかもしれないのに…