7月下旬から約20日間、衣装作りに追われていました。何の衣装かと言うと、8月29日に開催された浅草サンバカーニバルの衣装友達がサンバのチームに所属していて、衣装作りの手伝いをしてくれる人を探していました。吹奏楽は産休中だし、マタニティ講座は7月上旬までで終わりだし、夏はあまり外に出たくなくて暇だから、手伝ってもいいよ~なんて気楽に引き受けたのですが…
ある日、ドドーンと届いた5着分の大量の布とサンプルの衣装と指示書。あまりに重くて、それらが入った段ボールが持ち上げられないほどでした
まず、白い布で土台となる巨大スカートを作ります。指示書では布端の処理は切りっぱなしで良いとのことでしたが、踊っているうちに中に着るパニエがひっかかったりするとまずいと思い、結構丁寧に作りました。
ここまでは比較的順調に進んだのですが、ここからが予想以上に大変でした。白いスカートに、フリルを9段つけていくのですが、最も長い円周で約8m。1周縫うのに最低1時間かかりましたしかも、素材が布だけでなく、フィルムの部分もあって縫いにくく、縫った段数が増えれば増えるほどスカート自体が重くなって重労働となりました
あまり長時間やるとお腹が張るので1日数時間しかできず、最初は余裕と思っていた納期には間に合わなくなり、1週間延ばしてもらいましたそれでも結局、どうしても1段間に合わず、手縫いで適当につけるだけなのでダンサーに自分でやってもらうことにして納品しました。
こんなに大量に本格的な衣装を作ったことがなかったので、おもしろい経験ができましたそして、最近味わった覚えのない、かなりの達成感を得られました完成した衣装(1段まだですが)はこちらです↓
1着の重さは1.5kgとなりましたさらにこの下にパニエも着るわけで、こんな暑くて重いものを着て炎天下で踊るなんて、ダンサーは体力がないと務まりませんね…