今回タヒチに旅行することになって楽だったのは、チップの習慣がないということ。タヒチの人々は、旅人をもてなすことが自分たちの誇りであり、それに対して金銭で報いることは望まないそうです。おもてなしは、フラワーレイのお出迎えに始まり、シェルレイのお見送りで終わります。
そんなタヒチの人々の特徴といえば、キュートでマイペース。
老若男女、頭に花を飾っていて、みんな陽気。いかつい顔をしたおじさんでも、話しかけると笑顔で答えてくれます。おばあちゃんたちは原色でふわっとしたかわいいタヒチアンドレスを着ていました。エアタヒチヌイの乗務員は、離陸・着陸の時はかちっとした制服を着ていますが、しばらくするとタヒチアンドレスに着替え、機内は南国ムードに。タヒチ島のファアア空港のスタッフはみんなタヒチアンドレスでした↓
タヒチには"タヒチ時間"が流れているようで、入国審査は1時間以上待たされるし、シャトルボートの運転手は遅れてものこのこ歩いてきて全く悪びれる様子なし。そして街のお店は17時で閉店。店内にお客がいてもそそくさと帰り支度を始めます。最初は面食らったけれど、郷に入っては郷に従えで、時間にしばられずにのんびり過ごすことを覚えました。