130と110の姉妹用甚平のオーダーを頂きましたので、ここしばらく甚平ばかり作っていました前回作った時のピンクの生地が少し余っていて、2個作るのも3個作るのもあまり変わらないので、甚平3姉妹にしました
縦横の柄合わせに躍起になってパズルのように型紙を配置して裁断し、全部入ったことに満足してとてもいい気分で寝ました。翌日、三つ折り部分のアイロンをかけていたら(縫い始める前にあらかじめ折り目をつけておきます)、上下の模様が逆になっていることに気づいてしまいましたあぁぁ…縦横だけでなく、上下にも気を付ける布だったぁぁ…毛根から髪の毛が全部抜けるかと思いました幸い、偶然縦横が合っていたものもあったので、全部ダメにはなりませんでした。大物は緊張感を持って慎重に裁断しているつもりなのに、時々やらかす私です
急いで材料を再調達し(まだ完売していなくてセーフ)、ようやく完成~130は小学生用甚平の型紙、110は幼児用甚平Lの型紙です。もう1着は幼児用甚平Sで作りました。
比べてみると、幼児用の上着はあまりサイズ差が大きくないですね。LとSでこれだから、Mはもっと微妙な差?
パンツはサイズ差が大き目。
今回オーダーをお受けする前、小学生用は生地をたくさん使うから値段が高くなってしまうことをお伝えしてはいましたが…実際、ミキハウスもビックリな値段になりました個人の手作り品って、全部自分でやらなければならないので時間はかかるし、コストカットは限界があるし、市販品には対抗できない、ということがよくわかりました。逆に、自分で作ろうとするとこれだけコストがかかるのに、サイズが小さくても大きくてもほとんど変わらないあの価格で販売できるなんて、大量生産というのはいかにコストカットされているかが実感できました。