私は10年以上検診をしていませんでした。
自分の健康管理を自ら放置していたんですね。
TV番組で乳がんのセルフチェックを見たりすると
胸や脇を軽く擦ったりした程度でした。
昨年(2017年)の1月3日、例年通りシャンパーヌやワインを飲んで
良い気分でベッドに入った時、右胸が痒くて掻いたんです。
そうしたら手先にしこりを感じて一気に酔いが醒めました。
結局寝てしまって、やっぱり次の日に気になって
右側の胸と脇と撫でたり擦ったけれど
昨夜のようなしこりを見つけられませんでした。
2月になり、夕方たまたま前屈みの状態でまたも胸が痒くなり
掻いたらしこりに当たりました。丸い塊でした。
一瞬で「コレはイカンわ」と血の気が引きました。
次の日に乳腺外科クリニック(初めて乳がん検診をした所)へ行き
マンモグラフィー・レントゲンを撮り、診察室に入りました。
先生はレントゲン画像を示し「ここら辺が石灰化している」と説明。
初めて聞く言葉でした。その場でエコー・針生検をしました。
専門医なので画像を見て一瞬で状態は分かったんでしょうけど
細胞を検査に出し後日結果を伝えますとのことでした。
3月に入りクリニックに行くと「悪性腫瘍です」と宣告されました。
まさか私がという気持ちと、まったく検診をしなかった自分を責める気持ちと
負の感情ばかりが渦巻いていました。
今標準治療を終えて思う事は、
やはり「検診に行くことが自分の健康にとって1番の行動」だという事です。
乳がんを早期にセルフチェックで見つけるのは難しいと思います。
場所にもよるけど、余程ぐいぐいもみもみしないと見つからない。
私のように撫でたり擦ったりはチェックに入らないかなと。
最近は体力回復の為、
週3回30分ウォーキングと筋トレを交互にしています。
ウォーキングはゴルフをラウンドする為、
ゴルフ道具を買い替えたので勿体無いから。
筋トレは5年程前にダイエット(67㎏→55㎏)をしたものの
化学療法のステロイドで半分戻ってしまい、
またお洋服を買い替えるのが勿体ないから。
強欲モノ体質は変わらないようです。