っていうか作者の知ってる結婚ソングって幅狭…(笑)
洋楽とかは特に明るい曲調でも酷いのがあるので注意が必要という話らしいです。作中で言ってる邦楽のあれはほむらさんの対談集「どうして書くの?」で実際に対談されていた内容ですよ!はい。
短歌
「「めんどくさいというのも一つの原動力だよ?」「いい感じです」」
ということで、「めんどくさいめんどくさい…!ああもう、めんどくさいことはさっさとやっちゃえ!!」という原動力もあるのではないかと。ぱっぱぱっぱと動いてる人は割とそうだよね。
(ん?私は全然ぱっぱと動いてませんけど?)
まあそんなわけで、めんどくさいことはさっさと片してしまえばなかったことになるのです。ええ。
「夢で異世界のありとあらゆるバッドエンドは体験したはずだ」
夢ってある意味パラレルワールドというか異世界というか。たまに現実世界にも干渉してくるこまったさんな訳で。某A町にブックオフができる夢を本当に何度もなんども見るんですがあれっていつか本当になるの??
私の見た夢のバッドエンド系、うん、色々ありますね…!
だいたいあ、これバッドエンドだ!まずいまずい、めえさまさにゃ、とバッドエンドになる前に眼が覚めるんですけどねー。ああ、夢って便利。似たような意味で活字も本当にやばいものは想像力が追いつかないから便利(どういう考えだ)
映像ものホラーはね…見れる気全くしませんね…。だいたいホラーってなんか画面が緑っぽいでしょ、あの色見た時点でもうギブアップっていうかね。
仮想悪夢研究会 とりあえず一回閉じる?
「と、いうわけでFとTが結婚したので、結婚ソングって思うんだがー」
「思い浮かぶのは木村カエラのバタフライとかいきものがかりのゲゲゲの女房のやつとかあとはー一青窈のハナミズキ?意外と最近の曲ばっかだな」
「君と好きな人が百年続きますように、のオチはちょっとどきっとするよな」
と、RとAのしゃべりにどこかむすっとしているF。
「どきっとするどころじゃありません。あれはテロの曲ですよ」
「は!?」
いきなり言われて二人は顔を見合わせる。Tもふむふむと頷きながらいう。
「あの出だしの空を押し上げて、ってとこからすでに「空から変なもん降ってくるな!」っていう意味らしいよー。後、船がどうとか水際がどうとか歌ってるのもあれはノアの箱舟のことらしいんだな。一青窈自身がほむらさんとの対談で語ってた」
「ま、じ、かよー」
頭を抱えるR。
「じゃその百年続きますようにってのは…」
「なんかそのー、テロで死んだ妻子のことではないかというそんな話もあるみたいです?」
「うっわ、ウエディングソングのなんつーミステリ。あ、テロはミステリって言わんか」
「まあクライムなんとかの類なんでしょうね。テロと殺人の2000年代。って斎藤美奈子の日本の同時代小説でも言ってたような。村上春樹まで殺人を肯定するような話書いて…とか言われてね」
ううむ、と考え込む一同。
「だいたいあれだよな。世界の便利なシステムとかってのは元々は軍用のものが多いとかそんな話もチラチラ聞くよな」
「顔認証はイランだったかイラクだったかの兵器なんです、とか…あんまりいうと生きてるのが怖くなってくるな、マジで」と、Aが肩を落とす。
「やっぱり一番肯定できる殺人っていうのは自分が酷い目にあって復讐したとかそんなんだろうけども、とかやっぱり殺される側がめちゃくちゃやってたとかそんなん?」
「村上春樹の殺人肯定の話も確かDV被害者を匿う会の殺人者がヒロインとか聞いた話ではそんなんでしたね」
みんな凶暴化しすぎや。と、Rも肩を落とす。
「バトルロワイアルとかなんの意味があるねんって話だよな」とT。
「あれも強い殺人者を作りたいとかそんなんだったかしら、普通の中学生があそこまで戦えるかって話だけど」
「で、なんでか主人公だけほとんど戦ってない、ってやつな…ああいう話になるとその気になって殺しまくってる方になぜか感情移入してしまうけどな。映画版の柴咲コウの役とかな」
「殺されたくないから殺すのよ!!ってやつね。鎌持ってね」
「最初の方の集団自殺とかなー。殺されるよりは自分で死んだほうがいいってのも納得だけど」
と、のんきに話をしているTとFにだんだんテンションの下がってくるお兄ちゃんズであった。
「き、君ら…もちょっと明るい話しよ?君ら結婚したてでウキウキワクワクのはずやんか」
あら、とFは目をちょっと丸くする。
「それとこれとは別腹っていうか。自分のウキウキワクワクとはまた別の時点でウキウキじゃないですか」
「別にこの話題でウキウキワクワクせんでいいからな」と、R。
「っていうかこういう話題が楽しめる時点で自分がそこそこの幸せがキープできてるってことじゃないですか」
と花嫁は満面の笑顔。
「井戸端会議のおばちゃんとかだって他人のことを色々言えるのは自分がそこそこの生活ができているからです。」
まあ、そりゃ自分の生活が厳しかったら人のことはとやかく言えんよなあ、とRとAはある意味納得した。
「まあそういうことなら良かった。良かったな、T」
「ちゃんとこういう娘なのがわかってて嫁にもらってるからな、その辺は安心してくれお兄ちゃん」
ぽんぽん、と肩を叩かれて、まあ、そういう、そういうことなら、とRとAはちょっと涙目である。
「まあでもとりあえずマンスリーアーティストっていうのも結構何回か被ってきてるし、会の方も一回閉じるっていうか、そこそこのもんにしとこうと思ってるんだが…」
「まあ時々は遊びましょうよ。結婚したからって言ってこれっきりの別れってわけじゃないんだし。ね」
「そっか、んじゃ、最後の結婚ソング、何がいい?」
「ハンバートハンバートのおいらの船かな!やっぱりあれが一番幸せな気がする」
その選択はだいぶ、なんちゅーか男らしい選曲だなあ、と思い、とりあえず会は終わるのであった。
終わり。
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