にざかな酒店

玄関でゆずが腐ってる

ってことでねこネタとかが気づいたらなんか知らん間にあっちのブログに行ってたりなんだりでまたこっちのブログの方が人少ないので(爆)
適当にできた散文みたいなのをこっちのブログにあげてみます。
まあ内容はタイトルの通り。ちょっと現実を小説調に、なんか微妙に自分のキャラじゃない子を降臨させて一人称でダラダラ言ってみただけです。ではどうぞ。

玄関でゆずが腐ってる

ああ、なぜものは腐るのでしょうか。っていうか家の人はっていうかお母さんは気づいているのでしょうか。知らん間に玄関でゆずが青白くなっています。そりゃあ腐る前は綺麗なゆず色のゆずですよ。スーパーで買われた形の整った綺麗なゆずでした。
ああ、過去完了形。
腐ったゆずに自分の身を重ね合わせ、いやいや体は腐らんけど。玄関でわかりやすく腐ってても知らんふりされるゆずの気持ちに、社会的にもそんなんなりたくはないけどそんなの考えて自己嫌悪。
腐ってても知らんふり、いやいや面白がられるのは腐女子だけでいいのですの。
なんで腐女子は腐るっていうんすかね、腐女子はぴちぴちやっちゅーに。
もっと性格から腐るとか耐えきれない腐りも世の中いっぱいあるあるあるある。
腐ってるのいちいち指摘するのも難儀なほどに腐ってる人らいっぱいおるおるおるおる。
コロナでひきこで腐ってるのいっぱいおるんやろ。それこそ玄関先で腐ってるんやろ。いややわあ。
なんで人間まで腐らすの、コロナ。
腐敗って菌だっけ?菌はお役立ちで発酵って話もあるけどなあ。
でもこの青白はどう見てもカビです、カビ。こんな寒いのになぜカビる。寒いんですよ今年は。
人間以外はなんでそんなに寿命短いんですか。花の命は短くてって本当に短い。人間の青春はもっとぐだらなげえです。人間に勝つのは樹齢二百年とかそんなんだけなのかしら。知らんけど。
っていうか今年色々ゆずもらったり野菜屋や蚤の市でも買ったりなんだり色々してたのになんでそこスーパーでもいつも通り買っちゃうのですかお母さん。こんなにゆずがあってゆず酒ばっかりどうするのですか、いつか飲みきる日がやってくるんですかお母さんの考えることはよくわからんのです。未来ってそんなに長いもんなんですか。もう娘は人生長すぎ耐久レースが精神的に耐えられなくなってきてます。なんだかんだ漬物系、っていうかなんとかすぐその果実酒系のもんやたらと作りまくるその考えがわからんのです。時間かかるじゃないですか果実酒系は。そんな三ヶ月も半年も先のこと考えてるんですかあなたは。その酒できる前に次の酒作ってるし。っていうかまた酒にするつもりだったのですかこの謎のスーパーの青白くなったゆずは。
どうして人間は自分の身にあまるものを求めてしまうのでしょう。
どうして必要な分だけでやっていけないのでしょうか。
情報も文化も必要な分だけとかどうしていけないのでしょうか。
誰か言ってた本の情報は一割使えたらいい、いやもう、その一割も覚えてるかどうか怪しい本ばっかりです。私の片付け上手な細胞は覚えたものを端からボンボンと忘れていきます。嫌なことなんてアホほど覚えてたら壊れるだけですからよっぽど記憶が片付け上手になったのでしょう。
もうね、時代的に話題になっただけで今となってはもう全く興味のない子供時代のアニメとかどんだけ内容忘れたんっていうくらい忘れてます。
子供時代に読んだ絵本もなんか100万回生きたねことか普通にあったらしいけど内容忘却はなはだしい。100万回も生きるなんてようやるな、ねこのくせにホンマに。よっぽど何か運命があるかなんかなのでしょうか。
結局最後の死は安らぎだみたいなの昔の絵本ってなんだかなあですよ。
子供時代のあなたたちが与えてきた文化はほとんど何もこの娘に根付きませんでしたよお母さん。
っていうかお母さんの癖とかなんとか、面白いほど何も受け継いでないな。声だけはそっくりだけど。
このように子供は案外育ってしまえば全部自己流ですわ。そんなものですわ。
だからその、台所でこのゆずなんとかする戦略も全く受け辛いでおらぬのでこれどうしたもんか悩んでるのです。まだいくつか行けるでしょうか。それとも知らせてあとは丸投げ。ううん。どうしたものか。
玄関でゆずが腐っています、そしてそれを私はなんともできないのでこれどうするかっていう議題なんだけどこの現代、伝承の不十分ってやっぱり問題なのかしら…。
やっぱり親子間でそこそこの技術は共有すべき?
ううん、この現代への議題です、これは。
どうしても現代世の中、親が働いて娘もそこそこ忙しいと親子間の技術や家事の伝承が不十分はかなり免れないお悩みのようです。話に聞くだけで嘘だと思ってるお米を洗剤で洗うのなんの。あれがほんまの話だともう救えないマックスなんですが…。そこまではひどくないんですが。
世界的に勿体無いが流行りつつある世の中、親子間の伝承不足は全くもったいなくないんでしょうか?
親が教えられなくても子供には本があるから別にいい、なんでしょうか?

玄関でゆずが腐っています。

それほど時間は残っていない、SOS。
時計仕掛けのゆず、いやオレンジSOS。
オレンジだけが果実じゃないって本SOS。
失われた時は戻せないってゆずがいう。ゆず腐る。メッセージは腐る。
みんな嫌いって叫んでもみんなに助けてもらわなきゃっていうSOS。
人は一人では生きられなくて自分だけで完結できないニートSOS。

まあSOSは自分だけじゃなくて。
多分どこかの他の家でもいつも何かが腐ってるんだろうなとは思う。

しかしこれ、いつ気付かれるんだろうなあゆずこさんなあ…。
ゆずこはゆずこなりにドリームあったのかどうなのか、人間側が考えるのはあまりに切ない。
こんなの絵本にしたら子供泣いちゃう。
でもうちはまだそうじゃないけど賞味期限切れのもの切れた途端にバンバン捨てるような家の子供の気分って。
毎日消費浪費される食べ物と自分を重ね合わせれば子供は不幸。人の、物の気持ちをわかりなさいと押し付けられる子供は不幸?断捨離される友好関係も繋がりすぎたその後も知らない。いじめられて育ったトマトさんは美味しいんだよ。知らんわそんなの。
腐っても鯛。腐ってんじゃねえか。知らんわ。
まあとりあえず玄関でゆずが腐ってます。かなりわかりやすく腐ってます。早く気づいて。お母さん。
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