みゃんおー語辞典は行そのに

みゃんおー語辞典は行そのに
オリジナル語句がほとんどですが、とりあえず。

「バカにすんな」この頃よく女性が「女性をバカにするな」というのを色々見かけます。が、少々バカにされてるぐらいの方がかえって安全なことはよくある話で。「所詮女の人やし」があるから許してもらえる側面もかなりあるような気もするんですが。それがないと女の人は逆にもっと大変ではないのでしょうか。「女は可愛くなくて油断ならなくて精神的に痛い攻撃いっぱいしてくるからとりあえずいつもコテンパンにしとかんとやばいよな」的にいつも本気で向かって来られたらどうするんでしょう？と、そういうことをいう人があまりいないのが不思議だと思いますが「バカにするな」という言葉にはそういうニュアンスも入ってるということですよね。これは女性のことだけでなくいろんなことにも言える言葉で、「ちょっとくらいバカにされてる感じの方が色々許してもらえるし」的に明るく考えた方がいいのではないかと。油断ならない人のが茨の道ですよ、多分。
「美人戦記」オリジナルの美人不美人どうのこうの、というのがテーマのちみネタ連。美人だろうが不美人だろうがどっちが得とか損とかいう話ではなくて、みんな色々あるのです。まあ美人とか不美人とかたかが面の皮一枚のことでなんでみんなそんなにあわあわしてるんだか、みたいなドライな目線で書いていたりする。
「美貌と貧乏」びぼうとびんぼう。ひらがなでかくと見分けがつかない。時々同じ音で意味が全然違う言葉もあるけどこれも衝撃でした。そしてそのネタを店で紹介すると「あんたしょーもないこと言いはんな」と一刀両断されましたが、何か。
「藤村佳奈恵」ふじむらかなえ。どういうわけか登場するときの結構限られる刻停間の忘れられがちな登場人物。このキャラも気に入ってるので逆に使い道に困るんですよね。突っ込み力がちょっと強すぎて普通の時には使いづらい…。ちゃんとくくれてないおさげにメガネ。両親の趣味で案外と少女漫画チックな部屋にされてしまっているあたりの設定はまだ健在である。メガネ外すと途端に優しいのも少女漫画的設定だがこの子がヒロインになるときはどういうときなのか…。作者的にそこらへんが想像できなくて、作者も修行足らないなあ。ほんと。
「文月小夜香」ふづきさやか。刻停間にいる方のこ。黒髪黒服ツインテール。美少女のいじめられっ子代表。どういうわけか同じ名前で役割の違う人物像が時々展開される。まあその辺は置いといて、ごくごく普通のヒロイン的な性格の子である。特にいじめられっ子だがいじいじしてるわけでもなく、ただ存在している的な。まあ私は空気なので構わないでください、という感じの娘だが別に構っても怒るわけでもない。ただただ普通なのである。あえていうなら、普通すぎてちょっと変わってる、的な。ちょっと自己が消失しかけているのかもしれないくらいの普通であることの儚さ。である。ただ、能力はかなり凶悪で死ねと言っただけで人が殺せる。言霊使いの家系の時々いる凶悪な能力というやつ。親戚からもどうしたもんかなと首を捻られている。
中間バージョンくらいでは犯人になる道もあったとか。
「文月小夜香（キラーワーズ版）」こっちの文月は狂言回し的な役割。能力使って殺しもしているようだ。ただこっちの文月も結構な空気っぷり。猫な感じの気まぐれさによって登場人物を構いに来ているだけのようにも見える。どっちかっていうと、こっちの方はデレがないですね。デレるような相手もおらんしな。シリーズ的に。
「フルール・シュトーレン」緑の輝きやブラッディストに登場。のちの彼女はフルールおばあちゃん。なんだこの文字列の破壊力。というやつである。娘さん時代の彼女はちょっとたおやかだが芯のある感じの優しい人。だけどちょっと自分で決めたことには強情。というほんまにヒロインやなあ。な感じの性格である。おばあちゃんになってからの彼女はさらにお砂糖が増したようだ。うーむ…。
「ホミン・シン」緑の輝きに登場したがブラッディストに至るまでの間に流行病で亡くなってしまったらしい女の子。回復魔法キャラが二人もいるが大丈夫か？なパーティ編成になってしまってるのはもともとのパーティが巨大でラヒチに付いて来たのが一部だったのでパーティのまとまりがどうこう言ってる時間がなかったからですよ？どうやらそのうちにラルドといい仲になってたらしく、ブラッディストの最終章のあたりの裏の展開で木の精霊に生まれ変わる修行から解き放たれたりしてたらしい。よかったよかった。そんなわけでみどかがメンバーも結構みんな幸せだ。やっぱりね、物語はハッピーエンドですよ。基本的にはね。というやつである。一部例外がありますけども。