にざかな酒店

あれから一晩

服の脱ぎ着って猫がそばに寝てるとしにくいよね…。
しかしそんなことで一晩も寄ってこないなんて…朝ペッタリと来た時にはもうひえっ冷えでしたよ、ひめ…。
そう言うとこが不器用で可愛いけど、寒かったらもうしないから来てー!て感じです。もう。
あとで、多分かそあくのシングライクトーキングの二回めのやつアップです。
仮想悪夢研究会 シングライクトーキングパート2

「ってことで、あって言うまに一月終わりそうなので緊急アップだ!」とR。
お前はいつもテンション高いな、とジンジャーティーをすすりながらA。
「ジンジャーティーってなんだか小川美潮だな」とTが付け足す。
ENSOですね。確かね。君をレスキュー変なレスキューお茶でレスキューなのだ。
「ってことで、結構、純粋な愛の歌ってミステリ変換されるよなってネタを寒空のオーロラ聴きながら温めてたんだが」
「それだけじゃネタになりにくいわよね」
ふう、寒いわねえと言いながらF。
「結構言われ慣れてることだからな」
「閉じ込めたいは監禁か、とかいってたものね。いっときのネタで」
「まあ閉じ込めたいはシングライクトーキングなかった気がするが。案外ネタ拾いにくいんだよなあ。純粋な愛の歌にしても行きすぎてないしな。結構正体掴めないバンドだよ」
歌いたい歌を歌うスタンスなのか妙に芸風が広く、AORのように聴きやすいだけに歌詞に気が届かず、気がつけばのったりしただけで終わって意味が何もわかってないと言う。
「まあ、新アルバムは一番いい歌は9曲めね、多分って言うしかないんでしょうね」
9曲めは猫の歌なので、これは外せないFである。
「まあでも闇に咲く花はタイトルもミステリっぽいよな」
「でもこれ本当にミステリっぽいドラマに使った曲じゃあミステリっぽくて当たり前じゃないのか?そう言うのは俺たちっぽくないぞ」
「っていったってネタが本当に拾えないんだもん!」
グズグズブンブン、と駄々っ子になるRだった。
「正体の掴めないミステリ、って言うと、麻耶さんな感じがするが」
「ああ、だっていきなり神様出て来たりするもんな!神様が犯人はこいつだよ。っでミステリになるのがすごいよ」
「で、結構肝心の動機がわからなかったりするもんね」
「蛍とかすごかったよな、あれ。「殺人のしたくなる館」ってどんなだよ、怖い」
まあ、館って大体殺人のしたくなるようにできてるんだが、ミステリの場合。と静かにAがいった。
「それにしても寒くてお茶の消費量がすごい。なんとかならんのかこれ」
「ミステリもエコミステリとかあればいい、かも知らんなー。暮らし情報とかさ」
「それ、なんとなくミステリじゃない…は、でもあったわ、相棒に!「一番いらん夫を節約してやったわ!」
あったあったー!と叫ぶ一行。
「そんなんすら網羅してるなんて、相棒はすごいな…。」
「本当に、テレビドラマのミステリなんて大体はクズって言っちゃ悪いけど、そんなに良くないものがほとんどのはずなのにね…。」
「あれだけは本当に感心する。」
「でもはぐれデカとかはまだちょっと意外性っていうか、ユーモアがあって面白かったような」
うーん、大体は活字派な我らのはずが、珍しい展開だぞ。と唸るR。
とはいえ、彼らのテレビの歴史は浅い。上に、中途半端なのであまり話題にならないのだった。
「うーん、テレビもこたつにみかんもない現代っ子の家が思い浮かぶ」
しばらく話していて、Rがポツーン、と呟いた。
「本当に現代っ子って何で情報取得してるのかしら。本当に全部ネット?ってこともないとは思いたいけど」
「やっぱり紙媒体派としては雑誌が冬の時代というのは悲しいことだ」
「ただのし、ただ聴き、そんなのが流行って来てるものね。その昔はラジオだってタダ聞きじゃん、っていうのがあったらしいけど。ネットだと情報がスポットっていうのが一番いけないわよね」
「欲しい情報以外の情報いらん、とかいう感じだと確かにな。紙とかだといらんようなページでもなんとなくめくってこれ、ってことがあるが。俺は同じ意味でネットの古本屋の検索ページが苦手だ。
好きなキーワードしか見れんからな」
「他になんとなく欲しいぼんやりしたものをキーワードで探すの大変だからなあ…。」
Aの言葉にウンウン、とRが頷く。
「大体人の要望ってなんかこう、ぼんやりしてるもんじゃないのか?だからぼんやりしたのに合うピースを見つけるには、実際に古本屋に行って、本の質感やらタイトルやら見るのが重要なんだよなあ」
「もの買うときには大体見て買うってのは当たり前ですから。とは言っても、店に行ってものを見てネットで安く見つけて注文するのはどうにもお行儀悪い行為としか思えないけれど」
「店に行って見つけたらその場で買うのが店に対する礼儀ってのはあるよな」
「はあ、まあ今日もなんーとなく話は広がったよな!」と満足そうにRがいった。
「あれ、何閉めようとしてるの?兄さん」
「いやーだってこれ以上続くとネットのことに対する不満を延々言いそうだからさー」
まあ、それはそうだけど。じゃあオフレコであれやこれ言いましょうか。とFがいって、以下オフレコ。というちょっと納得のいかない終わり方なのであった。
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