実家に帰省中、(今は戻っています)
連休明けの15日の火曜日に、岐阜県恵那市に
栗きんとんを買いにいこうと出かけました。
そして、今回の目的は川上屋のカフェでモンブランを食べること!
ダメ元で、母を誘ってみたら、行ってみるとのこと。2時間くらいなら大丈夫と思ったらしいです。最近は足のしびれが痛くて、歩くのもやっとで、買い物行くのも嫌なので、ほとんど外へは出ない様子。外出する気になって良かったです。
ということで、私たち夫婦だけならあそこもここもと思っていましたが、目指すところだけに。
中央道を通って、まずは基本の栗きんとんを買いにいきます。
川上屋の栗きんとんが有名ですが、私はすや派
すやは江戸時代のころ、お酢屋さんだったそうで、そこから和菓子屋さんに転向したそうです。それで「すや」なんですね。
だから川上屋さんよりは古いと思います。
どちらも栗そのものの味を大事にされておられると思いますが、私はすやさんのほうがどっちかというと好きかなー。
好みだと思います。
すや本店は中津川駅のすぐ近くにあり、昔ながらの佇まい。
中も撮影させていただきました。
いつもデパートで買う時は、高いので3つとかで買ってるのに😅 今日は気が大きくなり、お土産用や自分用にバンバン買ってしまいました笑
このすやさんの包装も好き。
そして、次は中津川から恵那へ。
銀座でいつも午前中には売り切れるというクッキーがあるんです。
銀の森さん。
バスでも来られるようで、連休明けでもなかなかの人でした。
ここで、ランチするという予定で、あらかじめネットで見た栗と胡桃のピザを無事、食べることができました!
写真撮るの忘れて少し食べてしまいましたが笑 美味しかったー!
そして、今回の目的、パート2のクッキーを買いに。
おぉ、銀座と店構えは似ていますね。
こちらが本家か笑
中は薄暗かったですが、ここでは恵那限定のクッキー缶を、自分用とお土産用に。
ワタクシ、木の実が好きで、トチノミ煎餅とか大好物。
なので、このどんぐりやら、クコやら、クマザサやらのクッキーはたまりません。
本店に来たかったので、来られて嬉しいです。
和菓子屋もあります。
ここでは母がこのお餅に栗の粉がかかっているお菓子が気になったみたいなので、これを買って帰りました。でも賞味期限が当日なので、おうち用です。
家に帰ってから早速食べました。
お餅も美味しかった。
余談ですが、
恵那という地名は、イザナギ、イザナミが峠を越されて美濃に入られたとき、天照大神をお産みになり、その時の胎盤(胞衣)を恵那に埋めたそうです。それが地名になり恵那になったそう。
イザナミは飛騨の国府からこちらまで来ていて、ここで産気づいて、天照大神を産んだそうですよ。
本当かどうかは知りませんが。
※ 訂正
恵那という地名が、イザナミが天照大神をお産みになった時に埋めた地というのが語源となっている説がありますが、私がここに書いた「飛騨の国府から来て」というのではなく、同じように、飛騨の高山市江名子町にもイザナミが住んでおられた一之宮(今の水無神社あたりですね)から高山市にお出かけして、そこで産気づいて天照をお産みになり、胞衣(胎盤)を埋めたと言われている荏名神社というのがあります。それとごちゃまぜになっていました。申し訳ありません。訂正します。
閑話休題。
私は前から妻籠にある鯉岩を見たかったのですが、行けるかGoogleで調べていたところ、近くに足形大明神という場所を見つけました。
足の病を治す霊石があるみたいよ、と母に言うと、そりゃ行きたいねぇと言うので、そこへ行くことにしました。
なんともすれ違えないような心許ない細い道を上がっていくと、山と山の間に、刷毛でさっとひとすじ、刷いたような雲がかかっていたのです。
あの雲、変だねえと言うと、撮りやすいように運転手の夫がゆっくりスピードを落としてくれましたが、本当に淡い雲なので写真には映りませんでした。
でも、ここだという証拠に残しておきます。
初めて、あれが龍なのかと思う雲でした。
そして上へ上へ上っていくといきなり足形大明神が。
行きすぎるところでしたよ💦
大雨で前あったところが崩れ、こちらに
移したそうです。
よかった、気がついて。
足形がついている岩がありました。
少しでも良くなるようお参りして、川のほうを見ると、ものすごく綺麗な川!!
エメラルドグリーンです。
これは近くに行きたい!! 降りてみました。
坪川というみたいです。これが木曽川になります。
うわー、美しい!
わたしは海も感動しますが、川のほうが断然、テンションが上がります。
心が踊るというか、なぜか入らずにはいられないんです。
もちろん、靴を脱いで、しばらく足をつけていました。
この上に田立の滝という日本の滝百選に入る滝があるそうです。
まだまだ上に上るみたいで今回は諦めました。
足形大明神から帰る時、桜?が一輪だけ咲いていました。
桜かわからないですが、木の幹が桜ぽかったです。なんだか龍のような雲といい、プレゼントをいただいたようで嬉しかったです。
山からおりる途中、母が「なんで下のほうだけ、ボヤけてるの? 上は青空できれいなのに。私の目がおかしい?」と言っていました。そうそう、下のほうだけ雲がすーっとかかってるよねぇと答えました。私だけ見えたんじゃなかった、よかった。
こちらの近くには龍神の滝もあり、そこも昇龍伝説のある素晴らしい滝で、そちらも行ってみたいですね。
そして、今回の最大目的、川上屋のモンブランを食べたかったのですが、洋菓子はまた銀の森の近くの川上屋さんまで戻らないといけないらしく、考えた末、今回はもう帰ることにして、途中瑞浪でおりて、支店の川上屋さんに寄ってみることにしました。
洋菓子のあるところは限られているのですね。
帰り道、途中でおり、寄ってみたらなんとカフェは休み。
仕方ないので、売っているモンブランを買って、家で食べました。
あーん、こういうのが食べたかった。
でも、クリクリしくて、美味しかったです。
わたくし、栗にはうるさいんで笑
朝9時過ぎに出て、4時ごろには帰宅できたので、まぁ、母にも負担ない、よい小旅行でした。
後から調べてわかったのですが、足形大明神のある南木曽は金太郎伝説の舞台でもあるらしいのです。
実家に来る前に、道の駅足柄金太郎に寄ったのも、何かのご縁かしらと思ったのでありました。