美しき言尽くしてよ

龍口寺へ

極楽寺駅は無人駅。
PASMOのタッチするところがあるはずですが、急いでいたこともあり分からずそのまま電車に乗ってしまいました。

極楽寺の駅前の向かいにあった階段のけものみちのようなところにもたくさん紫陽花が植わっています。
こういうけものみちを見ると、上がってみたくなる衝動があるのですが(笑)
この年では恥ずかしい。






素直に来た電車に乗り、龍口寺のある江の島駅に向かいました。






龍ノ口法難で知られる龍口寺です。




こちらのリンクをお借りし、抜き出しました。

「1271年(文永8年)9月12日、日蓮は、幕府や諸宗を批判したことで平頼綱(北条時宗の執事)によって捕えられ、龍ノ口刑場に護送されるが、江ノ島方面から光が発せられ、討手の太刀が折れるなどの怪異現象が起きたため、処刑は中止となり佐渡に流された。

 龍ノ口法難では、極楽寺の忍性や光明寺の良忠らが、他宗を批判する日蓮に憤りを感じ、幕府に訴えたということも伝えられている。」

☆処刑中止と行合橋の伝説☆

 日蓮が龍ノ口で処刑になりそうになったとき、急に雷雨が激しくなり、役人の太刀が折れるなど不思議な現象が起こった。

 そのため、龍ノ口からは幕府に知らせるための使者が、幕府からは処刑中止を知らせる使者が走った。

 江ノ電の「七里ヶ浜駅」の近くを流れる「行合川」は、両方の使者が行き合った場所なのでそう呼ばれるようになったのだという。

 処刑を免れた日蓮は佐渡流罪となるが・・・

 実は、執権北条時宗の妻(覚山尼)の懐妊が明らかとなり、死一等を減じられたのだという。

ここのシーンは、まさに刑が執行されようとした時、
江の島方面から光る球が飛んできて、皆が目がくらんでしまい
刑は中止となったと伝えられています。
実は、恩赦という形だったのでしょうかね。
それにしても、処刑してしまうにしては惜しい人物だということは北条時宗も分かっていたのでしょう。そもそも日蓮のことをよく思わない人たちが勝手に処刑しようとしていたのですから。
その後、佐渡に流され、数々の苦難を受け、また鎌倉に戻されるのですが……
また幕府に対して3度の誅暁もスルーされ、身延山に入山なさって、今年で750年というわけで、日蓮にとって節目の年なのでありました。
この先、ご興味を持たれた方はお調べくださいませ(投
といいつつ、ここに1つ貼っておきますので、よければ読んでくださいね。

江の島駅に着いて、やはり出口で出られなくて、駅員さんに処理してもらって、出ることができました。
江ノ島方面も思ったほど人がいないなと思ったのですが、まあ今回は龍口寺へ。
あれは乗ってきた江ノ電ですね。ここで真っ直ぐ行かずに、くるっと線路が折れる感じです。






行きの電車の中から見た時に、龍口寺の門前に割と人がいたので、
みんな行かれるのかなと思って安心していたのですが、実際行ってみると、そんなことはなく、ぽつぽつとしか人はいませんでした。






来る前に少し調べてみると、この門の彫り物が見る価値ありと書いてあったので、ゆっくり見てみました。











細かく掘られていますね。中国の故事でも表しているのでしょうか。

縁起。





まずは本殿にお参りに。

本堂までの途中左手に、日蓮が処刑までの一晩を過ごした土牢があります。
ビビりなんで、写真は撮らず、遠くから見ました。
こちらは本堂。



誰もいませんでしたので、ゆっくり中でお参りさせてもらいました。

本堂の左側を上がっていくと五重塔や仏舎利殿があるのですが、そこまでは行かず、七面堂まで。お掃除をされていましたし、お堂の写真は撮っていませんが、下の写真は七面堂前から見た江ノ島方面です。
仏様目線になります。




身延七面山の七面大明神を安置してあるそうです。

五重塔も貴重な建造物だそうで、見ておけばよかったかな。でも、既に足もクタクタに。本当はコンサートを聴きにきたんでしたわ。

鐘を誰でも突いてよいので、突いてきました。
結構皆さん、突いているみたいで、鐘の音が何回か聞こえていました。
鐘を突くと、体もびりびり震えるのがいいですね。




日蓮像。



ちょっと休憩。





龍のような雲や


トンビを眺めていました。


トンビは海で食べ物出すと、あっという間に取られて怖いというイメージです。

藤沢まで戻ります。





続く。







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