この間、東慶寺から見た弁天堂に久しぶりに行きたい!と円覚寺に行こうと思いました。
本日は短くレッスン時間が1時間だそうで、少し自由時間が少ないー
月曜日ということと、雨のため、観光客も少ないかと思いきや、八幡宮の辺りは混んでいて、移動時間を考えると30分くらいしかいられません。
先生のお宅から15分かかり、着きましたー。
円覚寺総門の前には白鷺池(びゃくろち)があります。円覚寺開山の無学砂岩が白鷺に姿を変えた鶴岡八幡宮の神霊に導かれた場所がこの池だったそうです。
そんな神霊に導かれた場所を横須賀線が横切ります💦
神社や寺のすぐ真前を通る江ノ電やJRが多いですが、よく敷いちゃうわねと思いますが、電車を通そうと思えば、当たらないところは難しいのでしょうか。
円覚寺(瑞鹿山)
紅葉も美しいですが、新緑もまた良きです。
今日はかなりの雨ですが、それでも目に美しい。
宗派は臨済宗円覚寺派
開山は無学祖元禅師
開基は北条時宗公
創建1282年です。
無学祖元、蘭渓道隆って習ったなぁと中学時代が思い出されました。
時宗公は八代執権ですから、いまの鎌倉殿のシーンより大分後のことですね。
元寇の犠牲者の菩提を敵味方なく、弔うために建てられたそうです。
山門は三門とも呼ばれ、三解脱門の略。涅槃に至るまでに通過しなければならない三つの関門、空・無相・無願を表すそうです。
夏目漱石の「門」の舞台にもなりました。
二階の軒たるきが並行ではなく、放射線上に並べられているのが特徴で扇たるきと呼ばれています。
すごい雨。
そして奥に仏殿が見えますね。
今回、弁天堂に行こうと思っていたので、慌ててしまい、仏殿の写真を撮らなかったみたいです。
ホームページより拝借。
ご本尊は宝冠釈迦如来像
脇侍の梵天立像と帝釈天立像がクールでかっこよく、見惚れてしまいました。貼り付けた写真はよく見えていませんが、是非本物を見てみてください。
さぁさぁ、今回の目的の10年ぶりくらいに行く弁天堂へ。
どこだっけ。
右手に歩いていったらみつかりました。
あ、でも今日は弁天堂は空いていないとのこと。まぁいいか。
懐かしい階段をよいしょよいしょ登ります。
洪鐘
1301年のものです。
大旦那は九代執権北条貞時で、鋳物師は物部国光。
残念なから弁天様は見られませんでしたが、ここのお山から先日行った東慶寺をのぞんでみました。
弁天堂
北条の三つ鱗が見えますね。
貞時は七日七夜江の島の弁財天に参籠して鋳造が成功したとのこと。
なので江の島の弁財天と円覚寺の弁財天は夫婦弁財天と呼ばれます。
こんなのもやっています。
お茶屋さんは空いていても、ゆっくりする時間はなかったので、また今度のお楽しみです。
というか、ものすごく広くて綺麗なのに、もったいないけど、もう帰らねば。
境内はこんなに広くて見るところがまだまだ盛りだくさんなのです。
娘も来たがっていたので、また行こうと思います。
と思ったけど、けんかしたので、もう連れてきてやらないわ🦀
それに北鎌倉といえばもうそろそろ紫陽花!という時期なので、こちら方面はしばらくお預けでしょうね。
今度は秋の紅葉をお届けできればと思います。