『師匠はつらいよ ー藤井聡太のいる日常ー』を読んだ。将棋は全く知らないが、囲碁と相通じるものがあって面白かった。
(内容紹介)
藤井聡太竜王の師匠杉本昌隆がさりげない日常を描く。
◆厳しい世界だから、師匠から弟子をスカウトするケースは少ない。
◆対戦相手が強いと(対戦前は)気が重い
◆将棋の終盤は「悪手の海を泳ぐようなもの」
◆対局者が遅刻し「残り30分、20分、10分・・・勝利は目前。ラッキー今日はこの後何をしよう」などと思っていると、ドタバタと対局者があらわる。待たされた方は気持ちがすっかり緩んでしまっていてあとの切り替えが大変。
◆AIと対局する棋士は少ない。理由はAIが強すぎるから。
ちなみに囲碁の世界では、プロ棋士が2子置いてもAIには勝てないと言われている。