最近テレビの面白さに目覚めた。今日も面白い番組を見た。NHKの「笑わない数学」という番組である。名前の面白さに惹かれた。
カオス理論の説明だった。初めて聞く解説だったが、超面白かった。今まで数学なんて何の役に立つの?と思っていたが、実際役に立つではないか。いや、仮に役に立たなくても、こんな「美しい世界が広がっている」ことを解き明かすだけでも存在する価値がある。1年間に1時間でいいからこんな話を数学の時間にしたら、数学好きになる生徒がもっともっと増えるのではないか。
授業は学問に対する興味付けであり水先案内人である。面白いと思わせるのがいい教師。最近、わかりやすく教えるのがいい教師だと勘違いしている風潮がある。