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南英世の 「くろねこ日記」

書斎椅子を買い替える

仕事柄、昔から机と椅子だけは上等なものを使ってきた。おかげでそれなりの仕事ができたと思っている。



しかし、18年前に黒猫を飼いだしてから状況が一変した。椅子が格好の爪とぎにされたのだ。最初は「コラァーーー」と叱っていたが、そのうち怒る気力も失せるほどボロボロになってしまった。それでも座り心地がよかったので、しばらくはバスタオルでカバーをして使っていた。しかし、それも限界を超え、数年前に処分せざるを得なくなった。





猫がいる限り上等な椅子は買えない!
それで今度はニトリでそれなりの椅子を購入した。まあ、この値段ならボロボロにされても惜しくはない。

最初はなかなかの座り心地だと思っていたが、やはり長時間使うと違いが出てくる。去年からコロナ禍で椅子に座っている時間が長くなり、最近、腰痛に悩まされるようになってきた。
先日、「うーん、こしいたい」「うーん、こしいたい」とうめいていたら、隣の部屋にいた妻が大きな声で笑い始めた。どうしたんだろうと思ったら、どうやら句読点の位置を間違えて聞こえたらしい(笑)。





うちのかわいいかわいいおネコ様、最近様子がおかしい。どうやら目が見えていないようだ。以前なら廊下を「カシャ カシャ カシャッ」と爪を立ててドリフトしながら走り回っていたのに、最近はとぼとぼと歩くだけである。しかも時々壁にぶつかりそうになっている。ひげが触角の役割を果たし、かろうじて衝突を免れている。また昼にもかかわらず瞳が大聞く開いている。18歳と高齢ゆえ、白内障にかかったらしい。もう椅子で爪とぎをすることもなくなった。


腰痛が出てきた上に猫の爪とぎの心配もなくなった。そこで、これを機会に思い切って椅子を買い替えることにした。
当初はカリモクの最高級品(26万円)を買うつもりでいた。ところが、ショールームで実際に座ってみると、リクライニングとして使うには悪くないが、書斎で長時間の仕事をする椅子としては全く不向きであることが判明。値段が高いからいいとは限らない。椅子はやっぱり座ってみなければわからない。

そのあと、いろんなショールームを訪れてみた。その結果、ノルウェーのエコーネス社の「ストレスレス」ブランドの製品が一番気に入った。人間工学的につくられており、座り心地やリクライニング機能がほかの椅子とは比べ物にならないくらい素晴らしい。

さて、問題はどこから買うかだ。新品を買うか、それともヤフオク、メルカリで出品されているのでそれを買うか?悩ましいところである。

結局、メルカリで出品されているものを購入した。比較的状態のいい製品を新品の約6割引きで入手できた。大満足! 便利な世の中になったものだ。収入も少ないことだし、浮いたお金は貯金しておこうっと。
でも、ショッピングってどれにしようか迷っているときが一番楽しいね。買っちゃったら気が抜けちゃった(笑)。


去年から散財が続いている。ソファー(フクラ製)、エレクトーン、平山郁夫や東山魁夷の複製、日本画材、世界文学全集、そして今回は書斎椅子。
でも まあいっか。購入したことにより、この上ない幸せを感じているのだから。

 

エコーネス書斎椅子 - 南英世の 「くろねこ日記」 (goo.ne.jp)

 



(参考)
書斎椅子については別のブログでも書いています。
ネコと書斎椅子

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