2020年度から小学校でプログラミング教育が必修化された。実際にどんな風な教育が行われているのだろうか。興味深い。
当初、コンピュータを動かすには0と1の数字だけで書かれた「機械語(マシーン語)」を習得する必要があった。私がコンピュータ言語を学んだ1970年代は、マシーン語を使いこなす強者もいたが、多くはFortranと呼ばれる言語が主流だった。
1980年代になるとパソコン(NEC9801など)が普及し、BASICが使われるようになった。Fortranに比べればずいぶん簡単に感じ、BASICを使って成績処理や経済モデルのプログラムなどをよく自作した。
ただし、私がついて行けたのはここまでだった。Cobol、C言語、JavaScript といったプログラミング言語が次々に登場するに及んで、プログラムを学ぶことをあきらめた。
スマホが誕生した後、プログラミング言語はさらに進化を遂げた。アプリ開発のためにメタバース、Python、Swiftなど、いまでは2500種類以上のプログラミング言語が存在し、いまはSwiftが主流らしい。
小学生に教えるくらいだから、すごく簡単で使い勝手がいい言語なんだろうと思う。それにしても、小学校教育は英語教育にプログラミング教育など、内容がますます広範囲になっていく。先生も大変だあ。