イジメと言う名の犯罪

 ある女性がかけぬけた、一生を描いた物語。

終わりの時

2024-07-15 06:26:32 | 日記
 ならしふしの王、「ここに、ハンコ。ここにも。後、ここには、名前を。貴方は、不死の王で良いよ」

 夏、「分かりました、緊張します」

 ならふしの王、「何が?」

 夏、「これから、暗天大魔王が始まるのですよね?」

 「そうよ。頑張りなさい」

 印鑑を押したり、名前を書いたりして、ついに、暗天大魔王の2代目となった。

 「ウギャーーーーーー」

 初代の暗天大魔王の言葉が、耳に再現される。

 お母さん、お父さん、「良かったわね、貴方は出世すると思った」

 「ちょっと会いたい人がいるの」、夏。
 「それは、生きていた頃、一緒だった、少年よ」、夏。

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