東京国立博物館の表慶館で開催中の特別展「スリランカ-輝く島の美に出会う」へ行ってきました。
インドのすぐ下にあるこの島国は、伝説によれば、インドから来た王子によって建国されたのだとか。島、とはいえ、度重なるインドからの侵攻、西欧諸国の植民地化、と外からの干渉、影響が大きかったようです。
なので、時代によって繁栄する宗教が違い、作られる像も違ってきます。
出てきたのは上座部仏教、大乗仏教や密教、ヒンドゥー教。
仏像でもとる姿勢はある程度同じ形式なのですが、顔が丸みをおびたり少し変わります。
ポスターにもなっていた「観音菩薩像」が代表的なのでしょうが、やはり鍍金された像には目が行きます(笑)
独特の曲線美。スリムな、無駄のない逆三角形体型の像が多かったような。
ヒンドゥー強の神々になるとどこかユーモラスで肉感的。
目や口が格段に大きくなる。
でもなんかほんとに異文化の神様ってかんじで怖いような?
表からみると「カーマ」という男の愛の神で裏からみると妻である女神になってる像は思わずくるくる見ちゃいました(笑)
神々はそれぞれ乗り物が決まっているのだそうです。
ガネーシャ、という象の頭をした神の乗り物はねずみ。
そのねずみの象が正直可愛くなくて怖かった(苦笑)
キャンディ王国時代の「仏涅槃像」、仏像が横向きに寝ているわけですが。
半眼じゃなくってほんとに瞑ってました。
以前タイで見たときどうだったかなぁ・・・?
その時、足の裏も見学したことを思い出して覗き込むとやはり何か書かれてました。
スリランカ語?の経典の文字を見ても記号や模様にしか見えないのです(苦笑)
言われなければ経典じゃなくて金のベルト?と思っちゃうような展示品もありました。
他には医療器具や装身具、スリランカの遺跡の写真パネルが展示されていました。
最後のビデオ?上映の場所は、上映時間が13分と長いためか待ちきれなくてあきらめました。。
グッズ。
スリランカだけあって、紅茶が。カレーもありました。
そしてあのウイッキーさんの母国なのですね~。お写真がありました(笑)
ぐるぐる見てまわって結局可愛らしい象柄のクリアファイルとヤクシニー象のポストカードを。
その後、国立博物館ホームページ「今日の博物館」ページでチェックした展示を見に移動しました。
まず東洋館。
「特集陳列 ワヤン―インドネシアの影絵人形―(東洋館第3室)」
素敵でした~。インドネシア、と場所は違いますがヒンドゥー経ということでさっきまでと世界が近いです。マハーバーラタというインドの叙事詩の登場人物をあらわした人形だそうです。
本館。
「特集陳列 仮面(本館特別1室)」
こないだ見た伎楽面より後の時代のお面達です。すっぽりかぶりません。
なんか、表情が興味深くて見入ってしまいました。
「特集陳列 安土桃山時代の能装束(本館9室)」
中国のような織物技術がなかったころの装束だそうです。
東京国立博物館HPから引用
「~替わり、刺繍(ししゅう)と摺箔(すりはく)で着物全体に模様を表した縫箔(ぬいはく)が、表着として使用されました。」
きらびやかさでは劣るものの、幽玄な世界だったそうですよ。
展示を見てもそもそも能をちゃんと見たことが無い私にはそこまで想像できませんでしたが(苦笑)
ついでに本館10室の浮世絵も眺め。
最近ちょっと浮世絵にハマってるんです。
まぁ、以前より気にしてみている程度ですが。。
葛飾北斎の「黄鳥 長春」のポストカード購入♪
今日はスリランカ展を含め、私が訪れたところはどこも空いてました。
やはり大琳派展待ちだったりするんですかね?
さて。
そうです。
「特別展「大琳派展-継承と変奏-」 」が10/7から。これも楽しみです。
場所は違いますが「巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡」が10/4から!
また忙しいです~♪
*画像は上野公園の噴水。秋空ですね。
インドのすぐ下にあるこの島国は、伝説によれば、インドから来た王子によって建国されたのだとか。島、とはいえ、度重なるインドからの侵攻、西欧諸国の植民地化、と外からの干渉、影響が大きかったようです。
なので、時代によって繁栄する宗教が違い、作られる像も違ってきます。
出てきたのは上座部仏教、大乗仏教や密教、ヒンドゥー教。
仏像でもとる姿勢はある程度同じ形式なのですが、顔が丸みをおびたり少し変わります。
ポスターにもなっていた「観音菩薩像」が代表的なのでしょうが、やはり鍍金された像には目が行きます(笑)
独特の曲線美。スリムな、無駄のない逆三角形体型の像が多かったような。
ヒンドゥー強の神々になるとどこかユーモラスで肉感的。
目や口が格段に大きくなる。
でもなんかほんとに異文化の神様ってかんじで怖いような?
表からみると「カーマ」という男の愛の神で裏からみると妻である女神になってる像は思わずくるくる見ちゃいました(笑)
神々はそれぞれ乗り物が決まっているのだそうです。
ガネーシャ、という象の頭をした神の乗り物はねずみ。
そのねずみの象が正直可愛くなくて怖かった(苦笑)
キャンディ王国時代の「仏涅槃像」、仏像が横向きに寝ているわけですが。
半眼じゃなくってほんとに瞑ってました。
以前タイで見たときどうだったかなぁ・・・?
その時、足の裏も見学したことを思い出して覗き込むとやはり何か書かれてました。
スリランカ語?の経典の文字を見ても記号や模様にしか見えないのです(苦笑)
言われなければ経典じゃなくて金のベルト?と思っちゃうような展示品もありました。
他には医療器具や装身具、スリランカの遺跡の写真パネルが展示されていました。
最後のビデオ?上映の場所は、上映時間が13分と長いためか待ちきれなくてあきらめました。。
グッズ。
スリランカだけあって、紅茶が。カレーもありました。
そしてあのウイッキーさんの母国なのですね~。お写真がありました(笑)
ぐるぐる見てまわって結局可愛らしい象柄のクリアファイルとヤクシニー象のポストカードを。
その後、国立博物館ホームページ「今日の博物館」ページでチェックした展示を見に移動しました。
まず東洋館。
「特集陳列 ワヤン―インドネシアの影絵人形―(東洋館第3室)」
素敵でした~。インドネシア、と場所は違いますがヒンドゥー経ということでさっきまでと世界が近いです。マハーバーラタというインドの叙事詩の登場人物をあらわした人形だそうです。
本館。
「特集陳列 仮面(本館特別1室)」
こないだ見た伎楽面より後の時代のお面達です。すっぽりかぶりません。
なんか、表情が興味深くて見入ってしまいました。
「特集陳列 安土桃山時代の能装束(本館9室)」
中国のような織物技術がなかったころの装束だそうです。
東京国立博物館HPから引用
「~替わり、刺繍(ししゅう)と摺箔(すりはく)で着物全体に模様を表した縫箔(ぬいはく)が、表着として使用されました。」
きらびやかさでは劣るものの、幽玄な世界だったそうですよ。
展示を見てもそもそも能をちゃんと見たことが無い私にはそこまで想像できませんでしたが(苦笑)
ついでに本館10室の浮世絵も眺め。
最近ちょっと浮世絵にハマってるんです。
まぁ、以前より気にしてみている程度ですが。。
葛飾北斎の「黄鳥 長春」のポストカード購入♪
今日はスリランカ展を含め、私が訪れたところはどこも空いてました。
やはり大琳派展待ちだったりするんですかね?
さて。
そうです。
「特別展「大琳派展-継承と変奏-」 」が10/7から。これも楽しみです。
場所は違いますが「巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡」が10/4から!
また忙しいです~♪
*画像は上野公園の噴水。秋空ですね。