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毎日が遺言

見知らぬ先祖の命日

 今朝は7時半までよく寝て、朝食を食べ、新聞を読んでから、母をデイサービスに送り出し、歯磨き→軽いストレッチ→神棚参り→仏壇参り、という朝のルーティーンを済ませました。母には悪いけれど、気にかけないといけない人がいないと、正直、気分がゆったりします。
 過去帳(この家で亡くなった人の記録)に記載のある日(月逮夜の日)は「嘆仏偈(たんぶつげ)」という、短いお経をあげるのですが、今日は江戸時代は天保9年10月16日に亡くなった「タケ」というおばあさんの記載がありました。過去帳を繰ると、この方の記載が一番古く、182年前の明日が命日ということがわかりました。もちろん顔も知らないし、この家に生まれ育って一度もこの人に関する話を耳にしたことがないのですが、こうして子孫が逮夜参りをしていることなど、タケさんも想像できなかったでしょうね。なんか不思議ですね。(^▽^)
 午前中は、妻と買い物に行き、畑の収穫だけを済ませました。草刈りなど、やりたいことはあるんですが、腰と手首が万全ではないので、土日に予定している稲刈りまでに体に支障が出ないように、農作業は我慢しています。
 お昼は、アルミ鍋の「ちゃんこ鍋風うどん」とヤオヒコの弁当。写真で妻と二人分です。あとは、水ナスの漬物と、妻の手作りの渋皮煮。
 だしがお鍋の出汁風だったので、うどんとしては少し薄く感じましたが、まずまずの味わいでした♪
 妻の作る渋皮煮は、シロップに一晩漬けておくと、味が良くしみて、渋みがまろやかになります。色合いは少々えぐいですが、ほどよい甘さと言い栗の風味と言い、抜群の美味しさです♪
 秋晴れの下、前栽の金木犀が咲いています。良い香りです♪
 可愛い花ですね♪

コメント一覧

mirapapa
@kraum kraumさん、我が家はずっと小作農だったようなので、旧家ではありません。
江戸末期から戦時中までは羽振りのいい時期もあったようですが、私が知っているのは、兼業の零細農家です。
奈良は古い土地ですので、こういう家はざらにあると思います。
過去帳を見て驚くのは、小さな子どもや赤ちゃんの記載が多いことです。
よくここまで命を繋いでもらえたと感じます。
金木犀はもう散りましたか。
桜と同じで、東京はこちらより早いですね。
kraum
mirapapaさんのお家は182年前からの過去帳を保存されている、歴史的なんですね。通常3代くらいまではと思っていました。さすが奈良の旧家ですね。明治生れくらいまでタケさんというお名前はよくあるようですね。
夫の祖母もタケさんです。たぶん私が生まれたころ亡くなった人で、多磨墓地に墓石がありますが。

東京の金木犀はこの雨で散りました。
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