いや~、まさかの、でも半分ぐらいは期待していた逆転サヨナラ勝利でした!o(^-^)o
オリックスは、杉本とラベロが全くの不振。顔つきを見ても、落ち着きがなくて、ああいうのはまぐれ当たりしか期待できん。
山本くんは不調ながら(コントロールがかなり悪かったし、腕の振りが悪いというか、体がのびやかでなかった)、なんとか1点に抑えていたから、これは頑張ったと思う。さすがエースというところ。
吉田凌はスライダーのくせ球がまずまずよく効いていたし、コンビネーション次第でまだまだ通用すると思う。ベテランの比嘉も、短いイニングならまだまだ働けそう。セットアッパーのヒギンスは、村上に一発打たれたけど、あれは村上がすごいな! ヒギンスも平野も、いつもはじめの二人ぐらいは不安定で、そこが難点。でもその続きをしっかり押さえたから、次もそこそこ期待できると思う。
打線は、最後によくつないで、今年の後半のオリックスらしい逆転劇を見せてくれました! ただそこには、ヤクルトのクローザーのマクガフという投手の独り相撲があったと思う。
先頭の紅林に技ありのヒットを打たれて、「打率が低く粗いバッターなのに、あれ?」という感じがあって、そこに大リーグの実績では名を知られたジョーンズが出てきて、しかも空振りした同じ球を次は見送られて、ちょっとジョーンズの名に押された感があったような四球。あそこは「さすが、ジョーンズ!」と思って見ていました。外国人投手ならではのプレッシャーがあったんじゃないかと。
ここでマクガフには「しまった!」感が高まって、次の福田のバントを、わずかに3塁に投げそこなってしまって(記録は野選)、あとはもうアタフタ。
そこにつけ込んで、センターにミートした宗はお見事でした! もっと粗いバッティングのバッターだったんだけど、ホントに成長したなぁ♪
あとは、吉田正尚の、骨折が癒えきらないとはいえ、技ありのセンターオーバーのライナーで決着! これも、センターが前進守備だから、たやすくヒットになった、まさに“流れ”の産物でした♪
今日は、勝って優位に立ったのも大きいけれど、相手のクローザーにアタフタさせて、ヒットを打ち、ミスを誘い、敗戦の経験をさせたのは大きいと思う。また、セットアッパーの投手(名前は忘れました)も、ギリギリで最後の1球が素晴らしくて抑えられたけど、結果的に負けたことで、抑えたことよりも、投球に苦労したことが大きくイメージに残れば、これもまた有利に働くと思う。
その意味でも、今夜の勝ちはいい意味を持つでしょう!o(^-^)o
それにしても、杉本のふがいなさはいかがなものか。たぶんこれからも、中嶋監督は4番で使うだろうけど、ちゃんと切り替えて、良いバッティングをしないと、先行きが思いやられる。今日みたいに、良い当たりがあっても、相手に良い守備をされたら、結果が出ないんだから、そういうときの工夫ができるのが4番じゃないのかな?
もう一人、レギュラーシーズンの最後の方で加わったラベロという選手は、中嶋監督がお気に入りなのか、ずっと使っているけど、守備もあまりうまくないし(判断がまずい)、バッティングの臨機応変の対応力もあまりないように見える。彼にはひと休みしてもらう方がいいと思う。
いずれにしろ、今日勝てたのは、劣勢だっただけに、今後の展開に大きな影響があると思う。明日も勝とう!(^▽^)