里芋を植え付けました。里芋は、この辺りでは「まいも」と言います。年配者からは耳にする言葉ですが、私(63歳)より下の人からはあまり聞きませんので、消えゆく言葉の一つでしょう。我が家のまいもの品種は不明です。代々、種イモを受け継いできているのですが、私は名前を父から聞きませんでした。まぁ、家の中では「まいも」で十分です。(^▽^;)
この品種は、水気の多い土でよく育ちます。だから、元元田んぼであった畑とか、水がわいている泥や粘土のような土質の畑などに植え付けています。今年は、元田んぼの野井戸のそばの場所に植え付けました。事前に除草と耕耘、肥料をすき込みをして、マルチを被せてあります。
種イモは、昨日掘った芋の中から、大きめで形の良い(里芋らしい)もので、芽が出始めているものを選びます。
畝の真ん中を鍬で割ります。
そこに、30~35cmの間隔で、芽を上にして種イモを挿し込みます。真ん中やや下の種イモが見えるかな? 挿し込んだ後は、周囲の土をかぶせておきます。
種イモの上には燻炭を置き、種イモの間には鶏糞を施しておきます。その上に、ワラをひとつかみずつのせておきます。燻炭や藁は保湿や保温になり、そのまま土寄せして埋め込むと土の肥料にもなります。
まいもを35株、芋茎(ずいき)を7株植え付けました。そのほかに、別の場所に、種イモとして保存しておくように、それぞれ10株ずつ植え付けました。種イモを残して引き継ぐには、不作のことを考えて、2カ所に植え付けています。
今年も良いイモが採れますように!