伊太利飲食奇譚

2011-05-25 20:43:00 | 日記
photo by mischa from OCNフォトフレンド

 イタリアを駆け足で北から南まで縦走した・・・♪~

 紀元前からの文化を誇るこの国ならではの、壮大な建造物
或いは芸術の一大集積都市国で正に世界一と言って過言では
ないだろう。然しながら国民性として聊かならず眉を顰めさせる
事例が毎日起こるのは如何した事だろうかすべてを語る事は許より
不可能なので、一番端的な飲食に限ってみた。

朝食以外では例外ないなく飲み物の注文を求められる
水を含めすべてが有料で無料のものは一切ない、水は2~4ユーロ
ビールは2.5~5ユーロ
レモンティー4ユーロ、ワィン3~20ユーロ・・・と言ったところか。

 小生のごときノンベは飛び切り不味いイタリア・ワインでも
水よりマシだと、注文するが飲めない方もいらっしゃる、
水かジュースか紅茶コ・ーヒーとなる、然しワインが4ユーロで
水も同じ値段とはどういう事なの・・・?持ってきた水見て
魂消たねぇ、2000ミリ☆2リットルだよ、誰が飯喰いながら
2リットルの水飲むだろうか!でもねぇ、街では500㏄が
1ユーロだから変に計算としては合ってるのさ6(^-^:! 

 飲めない誰かがレモンティー頼んだ4ユーロ、持ってきたの見て
これまたビックリ、ティーカップに半分くらいのお湯だ
どうすんだと思ったら一番安いティーバッグ、半分干からびた
紙の様に薄いレモン1/4切れがついてる、自分で入れろと言う事だ、
美味いかと聞いたら馬の小便みたいだったそうな@! 

 さてミラノ到着一日目無事を祝して一同白ワィンたのんだ
概ね500ミリだったようだが、デキャンターでなく2リッター入りの
プラスティック水差しに入れて持ってきた、テーブルに
ワイングラスはセットされていない、ただの水飲みの
タンブラーがあるだけ・・・@!ワイングラスもってこいと
言ったがなかなか出てこない、そのうち白ワインがいつの間にか
赤になっている、白頼んだろ’どうしたんだと言うと白が切れたと
言う、馬鹿タレメそんな心細い量しかないのなら、飲み物の
オーダーなんぞ取りに来るなっての・・・、押し問答して
いるうちにまた白が出てきたけど、色が嫌に違う白と言うより
黄色だ、苦し紛れに違う値段、違う銘柄の出したんだねぇ・・・
どっちが得したかは判らない・・・@!・・・で何とか食事
終わってデザート出てきた、イタリアだから?テラミスだねぇ
 おや!吾輩のは隣の女性の2/3しかないよ,まぁ好いっかMICは
甘い物好きじゃないんだから・・・!

 こんな馬鹿馬鹿しい、どこの国にも有り得ないような遣り取りを
 日に何度もしていたが、枚挙に暇がないでこの位で・・・

・・・で、極め付けこの写真のレストラン、ローマ駅近くの有名店!
その割に空いてるって、そうなんですぅ~、この店日本人観光客夫婦に
700ユーロの勘定書突き付けてふんだくった、腹に据えかねた夫婦が
訴えた、仕事しないので有名な警察も観光地の評判落とす’・・・と
一週間営業停止ここのTVニュースにもなったとか・・・ 

 旅行社のブラックリストに上がれば団体日本人観光客は
 先ず足を踏み入れる事はない・・・
プライベートで行ったら?冗談じゃねぇ誰がこんな怪しげな店に行くもんかい
 イタリア人だって余程の間抜け以外行かないだろ・・・*(ニヤ)*

アイガー北壁