「せせらぎ増刊号」☆三島市手をつなぐ育成会のブログ☆

三島市手をつなぐ育成会は、三島市に在住・通勤・通所している障がいがある人の親の会です。活動の様子を載せています。

全国手をつなぐ育成会連合会より、障がいのあるみなさんへ(津久井やまゆり園の事件について)

2016-07-28 10:41:29 | 障がい者福祉

全国手をつなぐ育成会連合会より、津久井やまゆり園の事件について

障がいのある方へのメッセージが発表されました。

全文を掲載させていただきます。

また、全国手をつなぐ育成会連合会様のHPに、このメッセージにふり仮名を付けた文書もあります。

http://zen-iku.jp/info/member/3223.html

親の私たちも言い尽くせないほどの悲しみ・憤り・不安を感じていますが

障がいのあるご本人も、それ以上の思いを抱えてしまっているのではないかと思います。

このメッセージが、障がいのある方に届きますように。

 

~全国手をつなぐ育成会連合会HPより転載~

 

津久井やまゆり園の事件について

(障害のあるみなさんへ)

 

7月26日に、神奈川県にある「津久井やまゆり園」という施設で、

障害のある人たち19人が 殺される事件が 起きました。

容疑者として逮捕されたのは、施設で働いていた男性でした。

亡くなった方々の ご冥福をお祈りするとともに、そのご家族には お悔やみ申し上げます。

また、けがをされた方々が 一日でも早く 回復されることを 願っています。

 

容疑者は、自分で助けを呼べない人たちを 次々におそい、傷つけ、命をうばいました。

とても残酷で、決して 許せません。

亡くなった人たちのことを思うと、とても悲しく、悔しい思いです。

 

容疑者は「障害者はいなくなればいい」と 話していたそうです。

みなさんの中には、そのことで 不安に感じる人も たくさんいると思います。

そんなときは、身近な人に 不安な気持ちを 話しましょう。

みなさんの家族や友達、仕事の仲間、支援者は、きっと 話を聞いてくれます。

そして、いつもと同じように 毎日を過ごしましょう。

不安だからといって、生活のしかたを 変える必要は ありません。

 

障害のある人もない人も、私たちは 一人ひとりが 大切な存在です。

障害があるからといって 誰かに傷つけられたりすることは、あってはなりません。

もし誰かが「障害者はいなくなればいい」なんて言っても、

私たち家族は 全力でみなさんのことを 守ります。

ですから、安心して、堂々と 生きてください。

 

平成28年7月27日

 

全国手をつなぐ育成会連合会

会長   久保  厚子

 

~転載終了~


全国手をつなぐ育成会連合会からの声明文(神奈川県立津久井やまゆり園での事件について)

2016-07-28 10:29:46 | 障がい者福祉

神奈川県津久井市のやまゆり園での事件について、全国手をつなぐ育成会から、声明文が発表されました。

テレビの報道番組などでも取り上げられていますので、ご存知の方も多いと思いますが、声明文の全文を転載させていただきます。

お亡くなりになられた方のご冥福と、お怪我をされた方のご回復を心よりお祈りいたします。

~転載開始~

神奈川県立津久井やまゆり園での事件について(声明文)


平成28年7月26日未明、障害者支援施設「神奈川県立津久井やまゆり園」(相模原市緑区、指定管理者・社会福祉法人かながわ共同会)において、施設入所支援を利用する知的障害のある方々が襲われ、19 人が命を奪われ、20 人が負傷するという未曾有の事件が発生しました。被害に遭われ亡くなられた方々に、衷心よりご冥福をお祈りするとともに、ご家族の皆様にはお悔やみ申し上げます。また、怪我をされ治療に当たら
れている方々の一日も早い回復をお祈り申し上げます。


抵抗できない障害のある人に次々と襲いかかり死傷させる残忍な行為に私たちは驚愕し、被害にあわれ方々やそのご家族の無念を思い、悲しみと悔しさにただただ心を震わせるばかりです。職員体制の薄い時間帯を突き、抵抗できない知的障害のある人を狙った計画的かつ凶悪残忍な犯行であり、到底許すことはできません。
事件は、当会会員・関係者のみならず、多くの障害のある方やご家族、福祉関係者を不安に陥れ、深く大きな傷を負わせました。このような事件が二度と起きないよう、事件の背景を徹底的に究明することが必要です。


今後、事件対応に関わる皆様には、まずは被害者及び被害者の遺族・家族、同施設に入所されている方々のケアを十分に行ってくださるようお願いいたします。その上で、事件の背景・原因・内容を徹底して調査し、早期に対応することと中長期に対応することを分けて迅速に行いつつ、深く議論をして今後の教訓にしてください。加えて、本事件を風化させないように今後の対応や議論の経過を情報として開示してください。
また、事件で傷ついた被害者やご遺族が少しでも穏やかに過ごせるよう、特に報道関係機関には特段の配慮をお願いします。


事件の容疑者は、障害のある人の命や尊厳を否定するような供述をしていると伝えられています。しかし、私たちの子どもは、どのような障害があっても一人ひとりの命を大切に、懸命に生きています。そして私たち家族は、その一つひとつの歩みを支え、見守っています。事件で無残にも奪われた一つひとつの命は、そうしたかけがえない存在でした。犯行に及んだ者は、自らの行為に正面から向きあい、犯した罪の重大さを認識しなければなりません。
また、国民の皆様には、今回の事件を機に、障害のある人一人ひとりの命の重さに思いを馳せてほしいのです。そして、障害の有る無しで特別視されることなく、お互いに人格と個性を尊重しながら共生する社会づくりに向けて共に歩んでいただきますよう心よりお願い申し上げます。


平成28 年7 月26 日
全国手をつなぐ育成会連合会 会長   久保 厚子

~転載終わり~


第51回「NHK障害福祉賞」作文の募集のご案内

2016-07-05 15:19:44 | 障がい者福祉

★ 第51回「NHK障害福祉賞」(作文)

     ~障害のある人と支える人の体験記録~

   応募締切  7月31日(日) 当日消印有効

    第1部門   障害のあるご本人の部門です。

             学校や施設での生活・自立や就職への挑戦、

             また自分の生きてきた道など、あなた自身の体験の記録を

             お寄せください。

 

    第2部門   障害のある人とともに歩んでいる人の部門です。

            教育・指導の実践、親と子の成長の記録、

            仕事や行事を通しての交流など、ともに生きてきた

            体験記をお寄せください。

   

      主催  NHK  NHK厚生文化事業団

 ※応募方法などの詳細はNHK厚生事業団HPをご覧ください。

    http://www.npwo.or.jp/library/award/ 

興味のある方は、ご応募してみてくださいね。


Blue

2016-04-02 10:47:34 | 障がい者福祉

今日は、4月2日。

 国連が定めた、世界自閉症啓発dayです。

世界各地で、様々なイベントが開催されます。

前回の記事でお知らせした、アスルクラロのサッカー観戦のご招待イベントも

そのひとつにあたります。

 

そして、今夜は日本各地で

「ブルーライトアップ」が行われます。

各地のビルや施設が、ブルーにライトアップされるのです。

静岡県東部では沼津市の「びゅうお」で

行われます。

中部は、エスパルスドリームプラザの観覧車

西部は、掛川城が

それぞれ日没から22時まで、ライトアップされます。

 

何故、青色なのか?それは

 

周囲の環境によって、心の平穏を保ちにくい

自閉症の人たちが

落ち着きを取り戻せる癒しの色として

選ばれたのだそうです。

 

ブルーライトアップを見たら

自閉症の方たちが、穏やかに日々を過ごせるように

思いを込めて、見つめてくださいね。

 

私も今日は、ブルーのシャツを着ています。

 

 


1月17日

2016-01-17 17:01:59 | 障がい者福祉

今日は1月17日。

阪神淡路大震災から21年になりました。

都市部で起きた直下型大地震。

多くの犠牲の中から教訓が生まれました。

いつかくると言われている東海地震。

教訓を胸に、備えなければいけませんね。

 

NTTが発行してくださった「電話お願い手帳」。

中に「お願いカード」も入っています。

「私は耳や言葉が不自由です」の言葉の下に

文字やイラストで、電話のお願いだけでなく

災害時に近くにいる人にお願いできるような事柄も書かれていました。

障がいがある方が持っていると、いざというときに

助けになると思います。

三島市手をつなぐ育成会の「おたすけカード」。

会員さん、いざというときのために、お子さんに持たせてあげてくださいね。