④富士山登頂に挑戦しました。登頂達成!祝ご来光編
ヘットライトを頼りに夜の富士山を黙黙と一心不乱に登りました。
八合目から約80分更に中八合目から約80分程度掛かります。
ここが正念場です。
未だか未だかと暗い夜の富士山を連なりながら人が次から次へと
登る姿が下から上、上から下にも見ることができます。
(おそらく週末、ハイシーズンはこんな感じなのでしょう…。)
信じられないくらい人が連なっています。
まるで人は富士山にとり付かれたように…一心不乱…老若男女…皆・みな・皆…。
どれくらいの時間がったたであろうか?
暗い富士山の夜道を登っている。
列をなしているツアーの団体のパーティ、中には疲れからかもたもたした人もいる。
しかし、仕方ない!
その為か人の渋滞が起こる。中には早くしろという感じで突き上げてくるような人
痺れを切らして列を待っている人、体力がまだまだ余っている人、
最後の気力でハイな底力が出てきた人などさまざまな人間模様だ。
いつの間にか二列になり登っていく。抜かしていく、追い抜いていく。
しかしコレは常識のルール仲間以外は構わないと周りを見てルールが理解できた。
それは、そうもうすぐの頂上で待っていれば良いのだから…。
しかしこのシーンは、場合により小さい頃に読んだ芥川龍之介の『蜘蛛の糸』を
連想したそんな世界のようにも思えた。
頂上(天国)向かって富士山路(人)どんどん登る(上がる)人間模様がある。
世の中には俺が俺がもいれば、人に譲る人もいる、助け合う人もいる。
『もう少しだっ…!』という声がした。
頂上直前の鳥居が見えるようだ。
確かに頂上の鳥居だ。確かに確認できる。まるで青い光を放っているようだ…。
私にはなぜかそんな風に見えたのであった。
いつの間にか私は、しばらくお供のノンノンより先に登ってしまっていたのでした。
ノンノンがスローペースになった間にかなり差が出ていたようだ。
私の場合、頂上の鳥居が見えた瞬間から空元気でナチュラルハイになり
さらに気力が増しハイペースになって登り始めたのでした。
私は、別に早さを競っていた訳でもないので、もう一歩の鳥居の直前というところで
わざと人に路を譲り抜かされながらお供のノンノンが来るのををしばらく待っていた。
やっとノンノンの姿が見え私に追いついたところで一緒に手を取って
最後の鳥居をくくり頂上に続く石の階段を駆け上った。
ヤッター!頂上に到着した。
実は鳥居をくくる直前からノンノンは感極まって
喜びのあまり込み上げてきて涙していたくらいだった!
やっと富士山の頂上に到着できた。登頂に成功した。達成したのだ。
思った以上に大変だった。
その分越えた達成感が味わえた。
日本人なら、関東に住んでるなら、東京に住んでるのなら…
夫婦なら、親子二代、三代とか、恋人同士なら、仲間なら…
一度は富士山に登りたいものです。
何かひとつの事を成し遂げたという達成感があります。
これが超えられたなら、次の何かがあってても超えられるのではないかと思える
気持ちになれます。きっと…私自身そう感じました。
ちなみにノンノン家では、ご両親を通して今回で夫婦二代の達成だそうです。
ところで動いてないと急に寒くなってきます。
7月中旬前、この日、ご来光は4時30分頃だったらしい。
今は、とても気温が低いたぶん気温2、3度位かな???
空が少しずつ明るくなってきた。
ご来光はもう過ぐそこまで…。
地平線したの太陽?オレンジの光が見えてきた。
みんな登頂到着、ご来光は、未だか未だかザワザワしています。
アッパレ!天晴れ富士山!祝、富士山ご来光が少し顔をだしてくれました。
エネルギーを感じられるようなご来光!美しい!
『来たっー!!地球に生まれてよかったー!』
どんどん日は昇る!エネルギー全快!!
富士山頂上を祝いお参りをしてお供のノンノンと絵馬に願い事を記入してきました。
では、次回に続く!