結婚って本当は、こういう事だった
恋愛結婚の80%は相性の悪い人を、わざわざ選ぶという現実!
相性の良い人には魅力を感じない現実!
とても相性の悪い人同士が熱愛するという現実!
仲良し夫婦に死別が多いという現実。
これも修業だから仕方が無いのです。
結婚て、修行するためと種族の存続のため。
結婚って本当は、こういう事だった
恋愛結婚の80%は相性の悪い人を、わざわざ選ぶという現実!
相性の良い人には魅力を感じない現実!
とても相性の悪い人同士が熱愛するという現実!
仲良し夫婦に死別が多いという現実。
これも修業だから仕方が無いのです。
結婚て、修行するためと種族の存続のため。
人生の終焉に願うこと
ある女性が余命を医師から告げられました。
今から二年前に私が、ある女性のご相談を受けたのが始まりでした。
その、ご相談は家族問題でした。
家族は母一人、娘二人の三人家族でした。
ご相談は妹さんからでした。
お母さんは70歳代後半、お姉さんは40歳代後半で、当事者の娘さんは40歳代半ばです。
家族三人の命盤をテーブルに広げての鑑定です。
妹さんの悩みは、母と姉のことです。
幼少期からお姉さんは気性が激しく、常に母親と衝突していました。妹さんは姉とは真逆でとてもやさしく、母と姉のバトルの仲介をずっとやってきたのです。
幼少期には、常に姉が母親に殴られたりしているのを、妹の方は見て来ました。母親は娘二人を抱えた母子家庭でした。
最近は母親も高齢ですので、いくら腹が立っても姉を殴ることは無くなりましたが、逆に口論には激しさを増してきたと言う訳です。
三人の命盤を分析しましたら、母親は「化権タイプ」、姉も「化権タイプ」、妹は「化科タイプ」でした。
これでは、母親も姉も何かにつけて衝突する訳です。
妹は「化科タイプ」ですから、二人が激しい口論をしているのを見て見ぬ振りが出来ないのです。
母と姉のバトルの原因は、妹から言わせるとつまらない事だというのです。
例えば、漬物の切り方とか、箸の並べ方が気に入らないというような事。
妹の話では、幼少期には姉は「多動」などが有り、いわゆる発達障害的であるという。そういう特性を理解できない母親がイライラして姉を殴ることが多かったという。母親も二人の娘を食わして行かなければ成らないので苦しかったのでしょう。
もっとも妹も自分も発達障害だろうと自覚を持っていました。
ただ、その特性が姉とは真逆で、人の言いなりに成って振り回されるタイプだという事でした。
確かに妹は「化科タイプ」ですから、人に意見など言うことは出来ないで命令される側に成ってしまいます。それでいて情に流されますから、母と姉が喧嘩していると放って置くことが出来ずに、泣きながらでも二人を鎮める役に回ってきたようです。
姉と母のバトルは、常に妹のストレスを生んでいました。
母も強情で決して自分が譲歩することは有りません。
姉も同じですから、これではいつまで経っても和解は有りません。
姉は、一度は結婚しましたが、性格的なことが原因で離婚して母親の元に戻って来ているのです。姉は生活が苦しくて母の元に居ることが楽なのです。
妹も健康問題を抱えているために常に体調が悪く、母の元で暮らしてきました。
そういう意味では因縁の家族です。
そんな家族問題のご相談を受けて、家族の性格、役割などを分析して、妹なりの在り方をアドバイス差し上げました。
まあ、妹さんにアドバイスはしても、二人のバトルが止む訳ではありませんので、妹なりに思考を変えていくことで、少しは気持ちが楽になるのかなとは思いました。
しかし、なかなか妹さんのストレスは止むことは無く辛い日々を過ごしていました。
そんなとき、姉さんに乳癌が見つかりました。
摘出手術を受けましたが、ステージが進んでいて、転移の可能性もあるという事でした。
その時に、妹さんから姉さんの今後の病状の傾向を、鑑定依頼されて分析をしました。
鑑定の結果は思わしくない内容でしたので、あまりハッキリしたことは、お伝え出来ませんでした。
その時の鑑定の内容は、「2019年の秋(10月~11月)」が峠でした。私の個人的な主観では峠を越えるのは厳しいのでは、と感じましたが、そのようなことをお伝えすることは出来ませんので、確かな病院でシッカリ経過観察することをお勧めしました。
その後、お姉さんには腰の骨への転移が見つかり、脳にも転移しました。脳内に転移した癌は「ガンマナイフ」ですべて処理しましたが、予後はあまりよくありませんでした。
腫瘍マーカーは検査の度に上昇していて、ついに肝臓にも複数転移してしまいました。
日ごと痛みとの戦いです。
そんな状態になっても、母親と姉は激しい口論を日々続けていて、妹は自分が死んでしまいたいと言います。
さらに月日が過ぎて、姉の痛みは我慢の限界を超えるようになりました。
私は「緩和ケア」というものが有ることを伝えてあげました。
その結果、急遽入院して緩和ケアが始まりました。
今度は妹と母が姉の入院している病院へ毎日行きます。
そんな状態でも、姉は母の顔を見るたびに文句が出ます。
そういう状態ならば、母親の方は少しは考えれば良いのですが、文句を言われると母は言い返してしまいますから、二人のバトルは病室でも始まってしまいます。
この場に及んでもバトルを始める二人に、妹は情けなくなってしまいます。
痛みが増すごと、痛みを消す薬の量がどんどん増えます。
姉の痛みは軽減しましたが、体力は徐々に衰えて、徐々に大人しくなって母親に文句を言う気力も無くなって来たようです。
私は妹さんに伝えました。
姉さんがお母さんに常に文句を言っているのは、幼少期に散々に虐待されたことの仕返しみたいなものだから、お母さんが少しは控えれば良いのだよと。
姉さんは、心の奥ではお母さんに優しくされたかったんだよ。でも、こんな大人になってしまっては、今更そんなことは言えないし、本当は寂しいんだよ。
私は、お母さんにも言いました。
もうお姉さんに残された時間は少ないのだから、互いに素直になり、幼少期からの親子の辛辣な関係は解消して、お姉さんがこの世に生まれて来たことを、少しでも良かったと思えるように接してあげたら。と云いました。
お母さんは、私には「そうだねえ、本当にそうだねえ」と答えるけれど、親子三人になると「馬耳東風」となってしまうようでした。
そして、ある日、母と妹は姉さんの主治医から告げられました。
「お姉さんの余命は、後2週間だろう」と、
それを聴いたお母さんは、初めて落ち込んで涙を流したそうです。
私も驚きました。
姉さんの臨終の時になっても、お母さんは変わらないのではと、思っていましたから。
でも、数日したら、お母さんは姉さんとバトル再開していたそうです。
日にちが過ぎて、妹にも常に厳しく接してきた姉が、最近は少しは大人しくなったという。
私は今こそ、お姉さんと妹さんの絆を深める時だよ、と伝えました。
そして私は妹さんに言いました。
「ずっと嫌な事ばかりの姉さんだったかも知れないけど、この世で家族は姉さんとお母さんしか居ないのだよ、あなたは姉さんに優しくして欲しいと思う?」
妹さんは
「辛く当たってくる姉さんだったけれど、本当は仲良くしたかった」と、涙ながらに言いました。
「ならば、なおさらだよ。あなたから姉さんに、ありがとう姉さん、って言ってごらん、今こそ、妹さんあなたの本当の想いを姉さんに言うんだよ、ずっとずっと仲良くしたかったんだよ、言ってごらん」
「うん、言ってみる」、鼻水と涙の妹は頷いてくれました。
「そしてね、お姉さんと縁が戻ったなら、今度はお母さんと姉さんと三人で一緒に居る時にね、あなたが姉さんに言うんだよ、ありがとう、私お姉さんの妹に生まれて本当に良かった、って言うんだよ。あなたと姉さんが仲良く成れたのをお母さんに見せるのだよ、そうすればお母さんも涙すると思う」
少しは、お母さんも感じるだろう。
最後ぐらい、本当の親子姉妹、仲良くなれないと、何のために生まれて来たのか無意味になってしまう。
短い人生、何一つ楽しいこと無いなんて、寂しいよ。
せめて最後ぐらい手に手をとって涙を流し合おう
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寿命を意識する年齢になって
私も若い頃には、死というものはなかなか受け入れられない恐ろしいものでした。
死というものは、その先は何もない【無】と感じていました。
【無】というものは得体の知れない恐ろしいものです。
親鸞聖人は幼少期(九歳)から死への深い疑問を抱いて、その疑問に囚われ、どうにも成らない程悩み抜いたそうです。
きっと親鸞聖人の命盤の「福徳宮」には【化忌】が在ったと思われます。それも同じ福徳宮に【D-D】などが在り、福徳宮は「破格(壊れている)」であったと思われます。
しかし、信仰の道に踏み込み何十年も様々な修業を重ねて三十歳代で解脱(悟り)され人生観がガラリと変わったようです。
福徳宮の【破格】は心の問題を抱えます。
私の福徳宮は「多重破格」です。【D-D】、【A-A】などが二つもあります。
このような状態は常にマイナス思考になりやすく、人生に対して希望など湧かないのです。
道端の雑草のように命が有るから、ただ生きている。そんな生き方でした。
そのために、人生を歩むために前向きで無くなってしまうので、荒唐無稽な生き方になってしまいました。
しかし、60歳代で「欽天四化の紫微斗数」に触れることが出来て人生は一変しました。
心に「解脱」が起こりました。
あの世と、この世の仕組みが見えてきたのです。
その結果、死は【無】でないということを実感するようになりました。
そのような考えが出来るようになって、ますます不思議なものを感じるようになりました。
多くの人たちの命盤を目にして、様々な人生を垣間見てきました。
この世には実に様々な人生を歩んでいる人たちがいるのです。
そのようなことも視野を大きく広げられるようになった一因でもあります。
人様の寿命も垣間見ることが幾例もありました。
当然、私自身の寿命も観てはいます。
普通は寿命などが判ってしまうと生きることへの希望を無くしてしまう人も多いと思います。
しかし、私は逆でした。
寿命が分かったことで、どのように生きなければ成らないのか、ということをジックリ考えるようになりました。
時間を無駄に出来ないと思えるようにもなりました。
また、あれもこれもと八方に手を広げることも辞めました。
人生に残された時間がたっぷり有るのならば、いろいろな事に挑戦してみたいですが、今の私はそんなことをしていたら虻蜂取らずになってしまいます。
一つのことに専念しようと思っています。
これまでの人生で、これでもか、という程に様々なことを体験できたので、もう充分です。波乱の人生ゆえに人様が体験できないようなことを多く経験出来ました。それが今の占いに役にたっています。
これからは寿命が尽きるまでの年月を計画的に過ごすことを考えています。
つまり年齢ごとに出来ることが変わって行くので、それに合わせて寿命までの人生計画を立てています。
今でなければ出来ないことは、今やります。
寿命近くで出来ることは後回しにします。
また、このように考えられるようになると、いつ「お迎え」が来ても良いように悟りも開けます。
突然の寿命が訪れても、この世に心残りは有りません。
と、言っても少しは気に成ることはあります。
それは、私自身の事では無くて、まだ救済中の人のことです。
その人が自立出来るようになるまでは、もう少し月日が欲しいです。
まあ、突然の(命盤のシナリオに無い)寿命は訪れないと思っていますが。
今となれば、私自身は自分の寿命を知ることが出来たことは大変に有難いことと感じています。
皆様もご自身の寿命を知って、人生を計画的に有意義に過ごせるように成れば、本当の幸せを得ることが出来るのではと思います。
ただし、底なしの欲望が強いと逆に辛いかも知れません。
いや、いや、逆に寿命が判れば、持ちきれない多くの欲望は、手放さなければ成らないと悟るかも知れませんね。
三年前のアドバイスが気に成る
あれは、三年前の鑑定時のアドバイスでした。
2016年、この年は四人ほどの鑑定で海外移住の良し悪しを鑑定依頼されました。
たまに「私は将来、海外で仕事したいけれど」という相談を受けます。
そういう時は、海外に行きたい時の仕事運や財運、それに健康運と、重要なのが遷移宮(遠方での運勢)とか田宅宮(住居)などを観ます。
それらの運勢が良い時期なら問題は無いと思います。
しかし、それらが大凶だったりすると、とても心配になります。
これまでも問題を観る時に、「〇〇したい」という時に運勢が悪い人は、わざわざ問題に遭遇するために悪い時期を自ら選ぶ傾向が見られます。
そういう時にトラブルや災難に遭う本人は「偶然」と思うようですが、占術家としては偶然ではなく「必然」と感じています。
元々、災難に遭う運勢なのだから、問題の有る時期にわざわざ海外移住したいと、強く思うようになると思います。
命盤で離婚率の高い人は、わざわざ離婚率の高い人に惚れるという現実があります。
離婚を必ずするのには、離婚するような相手を選ばないと離婚が出来ませんから、必然として「離婚する運勢」の人を選ぶのです。
もちろん、本人は結婚して幸せに成るつもりです!
このような理論が有りますから、海外移住して災難に遭う傾向がある人は、問題の有る時期にわざわざ海外に行きたくなりますし、悪い地域を好むのです。
もちろん、本人はそんなことは微塵も思いません。むしろ良い時期に良い地域に行くつもりでいます。
その結果、悪い地域に悪い時期に出向くことになります。
三年前に鑑定した、あの方たちは、今どうしているのでしょう?
あの時の、あの人たちは、一人はマレーシア、他の人は香港が二人です。
もう一人は、たしか中東でした。
これらの四人はみんな別人です。
この中で特に気に成るのは中東と香港です。
この二人には「出来るなら海外はお薦め出来ないけれど、止めろ! とも言えないので十分に気を付けてください」と伝えた記憶があります。
やはり皆さん強い願望をお持ちでした。
では、何が心配かと云いますと、遷移宮(遠方での運勢)と身体(疾厄宮)などでした。
三年前の当時は、まさか今、香港で今のような問題が起こるとは夢にも思っていませんでした。具体的に事象が推測出来ませんでした。
しかし、今になってみれば民主化の運動が渦巻き始めています。
犯罪者を中国本土に移送する法律が現実化してきました。
中国共産党に批判的な思想や言動をしようものなら、即刻拘束され中国本土に移送され、その後はどうなるのか分かりません。
そのまま、この世から姿を消しても不思議はないのが、今の現実です。
最近の報道を見ていると、香港のデモを天安門事件のように血で収めるようなことも否定できません。
三年前の鑑定でアドバイスした方々の安否を気遣っています。
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人生傾向は命盤の全体を観ないと正しいことは判らない
最近、紫微斗数を独学で熱心に学んでいる方からの鑑定依頼がありました。
非常に熱心に学んでおられて、凄いなと感じました。
独学で学んでいらっしゃった教本は「鮑黎明先生の飛星紫微斗数闡秘」でした。
私も紫微斗数を初めて学びだした切っ掛けは、鮑黎明先生の「飛星紫微斗数闡秘」でした。
本のタイトルには「飛星」と付いていますが、残念ながら飛星についてはまったく触れられていませんでした。
当時の私は「飛星」ということを知りませんでしたので、それでも何も感じませんでした。
この「飛星紫微斗数闡秘」は正統派の三合派(星曜派)の教本で非常に詳しく書かれています。
紫微斗数の基本を学ぶのにはお勧めしたい教本ですが、かなり星曜派としてはマニアックな本です。
ただ、命盤で人生傾向を分析するのには少々難が有ると思います。
一つ一つの宮や星については詳しく解説されていますが、命盤全体としての解説(各局という方法では説明している)は無いですし、生年四化や自化、向心力について、本来の意味については、ほとんど解説が無いといっても良いです。
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鑑定の要は「四化星」です。
「四化星」とは、「生年四化」、「自化」、「向心力」です。
宮や星の事を幾ら調べても、運命、運勢を分析することは出来ません。
他のものに例えれば、
自動車を説明するのに、「歯車やピストンなどの部品を丹念に解説しているだけ」で、全体像には触れていないということです。
自動車全体の性能や仕様には触れていないのです。
ブレーキパッドやキャブレターなどをいくら詳しく調べても、その自動車がどのような自動車なのか判らないのと一緒です。
ですから、宮や星だけ見ても三合派では表面的な物しか観えません。
医者なら服の上から診察しているようなものです。
飛星派ならレントゲン撮影レベル、欽天四化ならMRIやCT、内視鏡で検査するのと同じようなレベルと考えればよいかも知れません。
三合派で悪い意味が有っても、あまり心配する必要は有りません、
ということを断言しておきます。
また、宮や星だけを三合派で調べれば、矛盾するようなことが生じて混乱されると思います。
訳が分からなくなって悩んでしまうでしょう。
そういうのは、精神衛生上良くないので、ほどほどにしておいた方が良いです。
是非、飛星派や欽天四化で分析することをお勧めします。
非常にスッキリします。
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決まっている起伏が訪れるだけのこと
私はオタク、拘りの強い人間です。
それは紫微斗数で云う仕事の『宮』、つまり官禄宮に【生年化忌】を持って居るからです。
ある意味、変り者という事になるでしょう。
世間でいう「発達障害」の範疇に成ります。官禄宮に【化忌】を持つとチームワークの仕事は苦痛になります。
自分の好きなように拘って仕事をする方が向いています。
【化忌】は悪魔の星などと云われますが、確かに組織で働くと低人格の上司からパワハラに遭ったりします。ダメな同僚からも妬まれたりもします。挙句は引きずり降ろされたり、出る釘は打たれたりします。
こんなことに身に覚えが有る人が居ましたら、独立か個人プレイ出来る職場を選んでください。
さて、こんな拘りの変り者の私が幾例も鑑定して気付いたことが有ります。
それは、年月とともに訪れる運勢の起伏の様子は、あなたが生まれた時にはすでに決まっている、ということです。
ただ、誰もその運勢の起伏のストーリーを知らないという事です。
当の本人でさえも知らないのです。
全てが偶然の積み重ねで過ぎていくと、世間の常識人と云われる人たちは、そう信じています。
もっとも、最近は「世間の常識」って、本当に大丈夫? って、思えるように成ってきましたけど。
「普通でなければ成らない」という奇妙な方程式が、普通の人に無いものを備えた人を苦しめる時代になってきました。
「普通の人」には、普通の事しか出来ないのですが、
新しいものは「普通でない人」が編み出してくるのですけど。
だから、「普通でない人」、万歳って、私は称賛します。
ところで、運勢の起伏のストーリーは既に決まっている。
だから、この起伏のストーリーを知っていたら、時には慌てる必要が無いことも多々あります。
これを知らないから早合点して過剰な行動をして、失敗したり。大損をしたりします。
私の知人の息子が今年、ある会社に入社しました。
その息子に私は、「今年は入社早々に会社の中はバタバタして大変だけれど、来年には吉になって、君は入社1年で一番古い先輩になってしまうよ、入社当時は新米の下っ端でビクビクしているだろうけど、来年にはデカイ顔して居られるよ」って、言ってあげました。
そうしたら、最近、会社内で大きな問題が起こってしまい、「古い社員さんが次々に辞めてしまって、今残っているのは僕と課長だけなんだあ」と言ってきました。
「僕は、やった事もない仕事で課長と毎日が疾駆八苦(しっくはっく)で辞めたくなっちゃった」と泣き言を言い始めました。
私は、「何を言っているんだ! これは今年だけの状態で、今から中途で入社して来る人が有るから、君は一応、もう先輩になるからメソメソするな!」って活を入れました。
「来年には、君は威張って居られるから、今年は何が有っても頑張れ!」って教えてあげました。
運勢の起伏のストーリーを知らなかったら、彼はきっと辞めてしまったでしょう。せっかくのチャンスを逃すところでした。
文在寅韓国大統領の性格を分析
紫微斗数という命術では人の隠れた性格などを分析するのに優れたものがあります。
今、話題の渦中真っただ中にある、文在寅韓国大統領を分析してみます。
生年月日は分かるのですが、出生時刻が分かりません。
そこで、「河合範安さんのblog」で文在寅韓国大統領の出生時刻を推測されていましたので、私もこの時刻で紫微斗数の命盤を作成しました。
命盤が出来上がったところで、過去の状況をウキペディアで調べたところ、父親が亡くなった時期など様々な出来事の時期が一致しましたので、この時刻で間違いないと思います。
さすが、河合範安先生ですね。素晴らしいです。
紫微斗数で性格を観る場合には、命宮の星などではザックリしか分かりません。
やはり「生年四化」が何処の宮に入っているかで分析すると、非常に精度が高いと感じます。
文在寅韓国大統領の場合は、遷移宮に【化権】で世間、社会に対して思ったことを臆することなくズバズバ言えます。
ただ、命宮に在る【化権】ならば自分の宮ですから、ある程度コントロール(自分で自覚している場合)が出来ますが、遷移宮ですとコウモリ傘を一気にズバッと広げたように言い過ぎて後悔するので要注意です。
いったん口から出てしまった失言は、再び口の中に戻すことが出来ないので困ります。
特に一国の大統領ならば気を付けたいところです。
福徳宮の【化科】と【化忌】は厄介です。
なにしろ深層心理で作用して来ますから、しかも「生年四化」が複数同じ宮に入るのは良くありません。
複数一緒に入る場合の「生年四化」の組み合わせでも吉凶が分かれます。
とりわけ、【化科】と【化忌】のでは以下のようになります。
【化科】⇒ 行動に移るのが遅い、面倒くさい、曖昧、自堕落、のんびり、優柔不断、未練たらたら、堂々巡り、姚花。
【化忌】⇒ 恨み、憎しみなどを蓄積しやすい、執念深い、どっちでもよいことに拘る、頑固。
これらが、二つ同時に作用すると
『すぐにやらなければ成らないことや重要なことを、曖昧な態度のまま先延ばしして、どうにも成らなくなって慌てて行動するが、すでにチャンスを逃してしまいます。そのくせ、同じことをされると憎しみや恨みを永年に渡って持ち続ける傾向が出ます』
<自分は曖昧なことを平気でやれるが、同じことをされると許せなくなってしまいます>
父母宮に【化禄】が在ります。これは目上の人から好かれる星ですが、残念ながら父母宮に【自化A】が在り、戴九履一論の必定となってしまい、結局は信用を無くすことになります。
父親が早世する象意でもあります。
ご質問にお答えします
時折、鑑定のお申込みの時に、次のようなご質問を戴きますので、「よくある質問」ということで、時々ブログでも公開させて頂きます。
《ご相談者様からのご質問》
■宮立命(宮﨑孝宏)では、相談は一件に対して何円という料金ですか? これまで占って貰う時に一件につき三千円という所がありましたが。
⇒お答え:宮立命では、鑑定の件数は問いません。時間内であれば幾つでもOKです。
■鑑定時間は60分ということですが、悩みや相談事が複数あるのですが、時間内であれば幾つまで質問できますか?
⇒お答え:もちろんOKです。
■運勢の吉凶を教えて貰うのはよいのだけれど、悪い運勢の時に具体的なアドバイスはして頂けるのですか?
ただ、吉凶云々を言われても困りますが。
⇒お答え:はい、紫微斗数では悪い運勢の時の原因もある程度分かりますので、想定できることをお伝えします。財運の悪い時には、どうして財運が悪くなるのか、仕事が原因か、健康問題なのか、それとも誰かが原因の出費なのか、そういうこともお伝えします。
■ある高額な占い師さん(四柱推命で2万円)の処に行きましたが、子供の事での相談だったですが、結果は凶と言われましたが、どうしたら良いのかご質問しましたら、「それは人生相談所に行った方がよい」と言われました。アドバイスはして貰えないのですか? 吉凶判断だけで、相談には載って貰えないのですか?
⇒お答え:私の処の鑑定で最も得意なのが人間関係の問題です。
命盤から具体的なアドバイスを差し上げます。ただし、子供さんの命盤が必要です。お母さんと子供さんの命盤が有れば具体的なアドバイスを差し上げます。
■昨年、人気の占い鑑定所に行きましたら、「来年は大凶なので気を付けないと大変なことになる」と言われましたが、何が大変なのかは教えて貰えませんでした。宮立命(宮﨑孝宏)では大変なことが何なのか、健康なのか、事故の事なのか、お金のことなのか、もう少し詳しく教えて貰えますか?
⇒お答え:運勢には様々な種類が有ります。凶というだけでは、何が凶なのか分かりませんね。そこはキチンと何が良くないのかお答えします。
■最近、体調不良で悩んでいます。仕事も嫌なことが立て続けに起こっています。家族とも何故こんな時にと思うのですが、私が責められることばかりです。泣き面に蜂って、こういうのを言うのでしょうね、知り合いに紹介された儲け話で大金を失ってしまいました。もう私の人生は支離滅裂ですが、こんな色々な相談は受け付けて貰えないですよね? 何件までの相談なら良いですか?
⇒お答え:命盤を観ることで、ご指摘の悩みが命盤に現れていますので、ご相談の件数には関係なく全てにお答え出来ます。料金も定額です。ただし時間内で終わらない場合は、延長になる場合もありますのでご了承ください。
■私は何処にいっても人間関係で挫折してしまいます。占い師さんの処に行ったら、「それは占うことが出来ない事なので、心理学の先生の処に行った方がよい」と言われました。宮立命では、こういう鑑定相談は受け付けて貰えるのですか?
⇒お答え:人間関係は紫微斗数の得意とするところです。命盤の12か所の宮の半分は対人関係を観ている宮です。対人関係に強く作用する持って生まれた性格を「生年四化」という四つの特殊な星で、あなた様の様々な対人関係への対応を診ることが出来ます。
対人関係で問題になる原因が直ぐに分かります。
■ある占い師さんの処で、私の前世は中世の兵士で人を多く殺した、と言われましたが、宮立命(宮﨑孝宏)では、どのように鑑定して貰えますか?
⇒お答え:残念ながら私は霊能者ではありませんので、あなた様の前世の様子は判りません。ただ、「来因宮」という宮と「生年四化」の四つの星である程度の推測は出来ます。
■私の場合、人間関係で旨く行く関係と、まったく苦手な関係が極端なのですが、このような相談も占って頂けるのですか?
⇒お答え:紫微斗数は対人関係を診ることが得意です。肉親、家族、友人、同僚、上司、一般人などジャンルごとに鑑定できます。旨くいかない原因も知ることが出来ます。それゆえに対人関係を改善することも可能です。
■私はカウンセラーをしています。ブログを拝見していると心理学的な記事がとても多く、占い師さんっぽく無いですね。紫微斗数という占いは心理状態が分かるのですか?
⇒紫微斗数は、その人がどんな性格なのか、また様々な場面でどのような行動に出るのかを観ることが出来ます。カウンセラーさんが利用されれば、対面する前にクライアントさんの悩みと、その悩みに至った過程を知ることが出来ます。
■17歳の息子のことで鑑定して欲しいですが、私の生年月日と時刻で宜しいですか?
⇒お答え:お母さんの命盤からは、お母さんにとって息子さんがどのような存在なのかは判りますが、息子さん自身が抱く悩みは、息子さんの命盤を鑑定する方がさらに正確です。息子さんの命盤の鑑定をお薦めします。
■最近出会った彼とのことで鑑定して欲しいです。私の生年月日と時刻で大丈夫ですか?
⇒お答え:あなた様にとって彼の存在がどのようなものかは分かります。そして、此の先の恋愛などの関係がどのように推移するかは分かります。ただし、彼がどんな性格で、人生はどのように歩むのかは正確には分かりません。あなた様が、今 出会う人との関係は詳しく分かります。彼の事を詳しく知りたい場合は、彼の生年月日と出生時刻が必須です。
■ある紫微斗数の先生に鑑定して頂いたら、此の先の運勢が非常に悪いので、しっかりお祈りをしてください。と言われただけで、具体的なことを聞かせて貰えませんでした。何も話して貰えなかったので返って不安になり出してしまいました。生年月日と時刻を先にお伝えしますので、何か話して貰えるなら鑑定を申し込みます。
⇒お答え:命盤を観させて頂ければ、あなた様の持って生まれた宿命的なことが分かります。それが、あなた様にとって重大な出来事ならば、命盤に現れています。その重大な出来事を避けられるのか、という判断は難しい場合があります。しかし、何もしないで、その重大な出来事を「仕方ない」と受け入れられるのなら、それはそれでよいと思います。しかし、やれるだけの事はやってみる。と言うのならば、それなりのアドバイスは出来ます。
これまで多くの鑑定で知り得たことは、占いの理論で「絶滅」という場合でも、それを超えた人は全く別の明るい幸せな人生に成れています。また世の中で大きな成果を残した人々は、一般的には最悪の命盤も多いという事実です。
■私は、とても臆病なので、悪い鑑定結果が出たら受け入れられない性格ですから、鑑定して貰おうか、どうしようかと悩んでいます。
⇒お答え:悪い結果が出るかどうかは命盤を観ないことには判らないです。しかし、悪い結果が出ても、その原因を知ることが出来ますから、あなた様がアドバイスを受け入れられるかどうか、ということになります。
■人に言えない秘密を持っています。鑑定して貰うのに先生に命盤を観られたら判ってしまいますよね? こんな私でも鑑定して貰えますか?
⇒お答え:残念ですが、命盤を観ないと鑑定は出来ません。命盤を拝見して知り得た情報は個人情報ですから、「守秘義務」として私は責任を負うことになります。決して他言することも有りませんし、漏洩も在りません。
※追質問
でも、私の命盤を先生は観ますよね? そうしたら私の秘密を先生に知られてしまいますよね?
⇒お答え:そうですね、私には知られてしまいますね。それが困るのでしたら、鑑定は止められた方が良いです。
※追質問
でも、鑑定して欲しいんです。
⇒お答え:十分に検討して戴いて、決心が付いたら鑑定のお申し込みをしてください。
【化忌】という星の作用
紫微斗数という命術では【化忌】(かき)という星は、一番に個性的な星です。
持って生まれた重要な星の【化忌】は、「生年化忌(せいねんかき)」と云います。
この星の作用は様々ですが、以下のような象意があります。
>こだわり、執着、捕らわれる、束縛、拘束
>諦められない、執念深い
>獲得、蓄積、溜まる
>譲歩できない、妥協できない、許せない
>困難、苦労、縁が切れる、絶縁、孤立、終焉
様々な象意が有りますが、この【化忌】という星が人の性格や人格に作用する、宮に入った場合には、本人の意思とは関係なく思考傾向が【化忌】の傾向が出やすくなります。
この、【化忌】の作用が良い面に生かされれば、何事も突き詰めるということで、凡人が諦めてしまうようなことでも、とことん追求して成果を得ることが出来ます。
例えば、芸術や文芸、創作といった分野ならば、人間国宝と言われるような存在になるでしょう。まさに匠、達人ということです。
研究分野に【化忌】の作用が及べば、ノーベル賞を受賞するような研究者としてのスペシャリストになる訳です。
では、悪い方に作用したのならば、どうでしょう。
特に深層心理で悪い方に作用すると、自分の感情に囚われてしまい、負の感情が時間とともに消えることはなく、逆に時間とともに益々助長されて行きます。
負の感情とは、マイナス思考、嫉妬、恨み、憎しみといった感情です。
【化忌】は蓄積する効果がありますから、様々な嫌なことを心の底にヘドロのように沈殿させて、その量は増えるばかりです。
当然、恨みや憎しみもどんどん蓄積して何年経過しても忘れることが出来なくて恨み続けます。
「執念深い」という性格は【化忌】の作用です。
人を一生恨み続けても、恨まれている人は基本的には、何も感じなくて日々楽しく暮らして居たりします。
一方、恨み続ける人は腸が煮えくり返る思いを毎日しています。
このような状態になると、一番辛いのは恨み続けている本人です。
毎日が楽しくもありません。胃腸の調子も悪くなるかも知れません。血圧も上がるかも知れません。食欲も無くなったり、逆に焼け食いで過食になったり、酒に溺れてしまうかも知れません。
自暴自棄で人生もハチャメチャになるかも知れません。
こんな感じで生きていると周囲からは良き人が、どんどん居なくなってしまい孤立してしまいます。
これは正に【化忌】の最終段階の象意です。
過去の憎い出来事を、何年たっても忘れることが出来ずに、恨み続けると結局は自分自身が周囲に理解されずに、孤立して行ってしまいます。
釈迦の教えの中で、「許すことで幸せに成れる」と説いていますが、キリストも同じようなことを云っているような記憶があります。
たとえ親の事でも、もう遠い昔に過ぎてしまったことならば、悔しい思いは理解出来ますが、恨み続けたり、憎しみ続けても、何の解決にも成りません。
せめて、許すことが出来なくても、忘れてしまえれば最高です。
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日本は【化科】?
紫微斗数という命術に「四化星(しかせい)」という四つの星があります。
紫微斗数では、誰でも四つの四化星を持って生まれています。
この四化星が12の宮の何処に入るかで、その人の性格や行動、さらには人生も分析出来てしまいます。
では、この四化星とは、どのような星なのでしょうか。
以下に四つの四化星の象意を示します。
} 化禄A(縁起・縁の始まり)
} 好感・好かれる・好印象・温厚
} 化権B(無情・感情に流されない・即決)
} 主張・権力・命令・競争心・即断即決・短気・物質主義・摩擦
} 化科C(恋情・感情に左右される)
} 穏便に済ませたい・相手の感情に配慮する・曖昧・決断力の欠如・行動が遅い・一歩が踏み出せない・のんびり・マッタリ・怠惰・病気・姚花・トラブルを被る・文化芸術・趣味・和の精神
} 化忌D(縁滅・縁の終わり)
} 執着・拘り・束縛・囚われ・粘着・苦労・獲得
これらの四つの星を「命宮」に持てば、性格への影響が強まります。
しかも、四化星を一つだけでなく二つ、あるいは三つ併せ持てば複雑なことに成ります。
これらの四化星は個人個人の傾向を観る星ですが、この四化星を国と言う集団にも当てはめることが出来るのではと感じました。
つまり、国民性としても観ることが出来るのでは、と云う事です。
例えば、【化権】は自分の権利や立場を主張する傾向を持った星です。
そのために積極的です。負けず嫌いの傾向もあります。
相手の感情に振り回されず損得判断が出来る。しかし摩擦が生じやすい傾向も有ります。
これは個人主義の傾向が強い国の国民性ですね。
日本は、こうしてみると【化科】がピタリです。
日本の国民性は「和の精神」を尊びます。つまり、常に相手の感情を大切にします。争いごとは基本的に避けます。
もっとも第二次世界大戦の時は、日本国は【化権】の勢力に乗っ取られて大変なことに成りました。
しかし、戦後の日本は【化科】の国に成りました。
【化科】は、常に相手との気不味い思いを避けます。
そのために、逆らう事が基本的に出来ない傾向です。また物事をハッキリ言う事によって相手が気分を損ねることに躊躇しますから、Yes、Noもハッキリ言いません。ハッキリ言わなくても「分かって欲しい」という奥ゆかしい心を大切にします。
しかし、これが個人個人の関係では、【化科】の人は【化権】の人に逆らえずに、従う関係になります。
【化権】は不利な要求に対しては断固拒否できます。しかし、【化科】は断ることで気不味いことに成るのが嫌ですから、意思表示も曖昧です。そのために誤解も生じやすく、結果的に不利な立場に追い込まれてトラブルを背負う事にも成り易いです。
日本は【化科】の国なので、諸外国との交渉では常に主張は控えめで不利になり易かったとも云えます。
領海問題などに関しても相手が強引な行動に出ても、日本は単刀直入な表現は極力避けようとします。それは【化科】だからです。
また【化科】の特性として、のんびりマッタリですから、行政も上に習えで、お尻に火が付くまでは動こうとしません。でもお尻に火が付いてからでは手遅れの場合も多いのです。
つまり、【化科】の特性として行動力が乏しいので問題解決は手遅れになります。
次回の記事は、【化忌】が福徳宮に入っている場合は、どんな精神状態になるか述べてみたいと思います。
【化忌】が福徳宮に入ると、基本的に嫌な事をいつまでも覚えています。
また、日々遭遇する忌まわしい事、悔しい事、憎い事などを積立貯金のように深層心理にコツコツと蓄えて行く習性があります。
(もちろん、たゆまない努力で改善できます)
これが国に現れると、過去の忌まわしい思い出を百年、千年と経過しても、昨日の出来事のように恨み続けます。未来までもまた恨み続けます。
これが国民性に反映すると、その国自体が発展にブレーキを掛けてしまいます。
仏教の教えで、「許すことで幸せに成れる」、この言葉は本当と思っています。
相手をいつまでも許せない人は、いつまでも幸せになれません。
恨みも最大の煩悩ですから。【化忌】ですから。
では、次回に。
私の此の先の運命のシナリオって、どうなっているのですか?
ご相談で時々、こんなご質問をされることがあります。
「私の、此の先の運命はどのようになっているのですか?」
此の先の運命とは、紫微斗数の命盤で読み取ることは出来ますが、運命といっても神社のお御籤みたいに一つだけの物では有りません。
紫微斗数で観ることの出来る運命は、大まかには以下の11通りです。
仕事運、財運、社会運(外出運)、健康運、家庭運(家不動産運)、感情運(精神)、兄弟関係(親友)、結婚恋愛運、子供運、一般的な対人関係、親(上司運)
例えば、この中で恋愛運を取り上げてみます。
相談者様とのやり取りをみてください。
相談者様=★
私=■
★「最近、彼に怒鳴られることが多くて悩んでいます。どうしたらいいのでしょう?」
■「どんなことで怒鳴られるのですか?」
★「私の性格が問題だって、言うのです」
■「ほう・・、性格ですか、具体的にはどういうことですか?」
★「私は過去の嫌な事を忘れることが出来なくて、いつまでも口に出してしまうのです。すると彼はうるさいと怒鳴るのです。彼は、お前のその性格を変えないのなら別れる、と言うのです」
■「それは困りますねえ、あなたはそのマイナスな思考を変えようと思いませんか?」
★「はい、変えたいと思いますが、どうしても駄目です。彼との今後の運勢を観て欲しいです」
■「そうですねえ・・・、命盤では今年が悪く成り始めて、来年、再来年と大凶の運期になります。このままでは別れてしまうような強い凶運の運勢です。しかし対策を取る努力をすれば、別れるような事態は避けられると感じます」
★「対策とは、どういうことですか?」
■「対策とは、彼があなたのそのマイナス思考を治せ、と言っているのですよね。だから、そのマイナス思考を治せばよいということですが、如何ですか、今日からでもプラス思考に成れるように意識してみては?」
★「もし、マイナス思考が治せなかったら、どうなりますか?」
■「う~~ん、今のままでは彼が別れる、と言っているのですよね? 多分、彼の言っていることは本気と感じます。それは、此の先の恋愛運が大凶だからです。彼の言う事は本気と思います。」
★「別れは避けられないのですか?」
■「あなたが変われれば、別れは避けられると感じます」
★「私は、変われないと思います」
■「どうして変われないのですか?」
★「だって、ずっと昔からマイナス思考ですから」
■「そうですか、変われないのなら、別れになるように感じます。運命のシナリオは、別れるような大凶ですから、多分あなたが変われないだろうな、と言う事を示していると云えます」
★「私は、彼と絶対に別れたく無いです。運命のシナリオって、私の行動で変わるのですか?」
■「命盤に現れているシナリオは、生れた時には既に定まって居ますから、命盤が変化することは有りませんが、努力の結果で現実には悪いことが起こらない事は有ります。つまり悪い予測が外れるということです。悪いことは当たらないで外れた方が良いですよね? 私自身もこれまでに何度か悪い必定を変えて来ました。
相談者さんの中にも必定を克服した人が何人も居ます。」
★「では、努力すれば別れないですよね?」
■「努力して、彼がOKしてくれたら別れないでしょうね」
★「彼はOKしてくれますか?」
■それは分りません。そもそも運命のシナリオは別れる、という運命です。
彼にOKして貰わなければ別れが必定です。
酷な言い方をすれば、あなたは今のままでは別れは必定です。
この必定の運命を変えようとしているのです。
彼が《OKするかどうか》ではなく、別れたくなかったら、あなたは努力しなければ成りません。
私が仮に、《彼はOKしない》と言ってもあなたは絶対に《彼にOKして貰う》という、強い信念を持たなければ運命のシナリオなど変えられるものではありません。
「私は変われますか?」と問うのではなく、
「私は変わります」と思わなくては、運命など変えられるものでは有りません。
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東京2020観戦チケット 当たる人 外れる人
先日、東京オリンピックの開会式の入場券が、インターネットにて抽選応募で発売されました。
ニュースでは多くの人々が応募したが、当選した人は僅かだったと報じていました。
そんな中、ニュースを見ていて気付きました。
抽選で当たらなかった人のほとんどは、何十本も応募したのに1本も当たらなかったという人が多いというのです。
その反面、当選した人は十本ほど応募したら、すべて当たったという!
ニュースでは当たった人、外れた人、それぞれ複数人の人にインタビューしていました。
複数の報道各社のニュースを見ても同じことを伝えていました。
つまり、当たる人は10本程度でもすべて当たる!
外れる人は何十本も応募しても、すべて外れる人が多い!
ネットで当選確率の記事を探しましたら、当選者は僅か30%ほど!
外れる人が圧倒的に多い訳です。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000045258.html
でも、これって偶然じゃないと思ってしまいます。
当選本数が少ないから外れる人が多いのは当然ですが、問題は外れる人は、多く応募していても全て外れるのに対して、当選した人は僅か10本程度でも全て当選っていうことです!
いわゆる「ランダム」な傾向が出るのが自然の筈ですが、結果は偏っているということです。
当選する人には応募したものすべてに当選が出るので、極端な言い方をすれば、個人的には100%の確率で当たったことに成ります。
その反面、外れた人は、当選確率0%です。
それも、当選した人よりも多く応募していてもです。
実は、このような話は私自身にも体験があります。
私がまだ嫁さんが居た頃の話です。
私の嫁さんは結婚した当時から、なかなかの「くじ運」の強い人でした。
嫁さんは紫微斗数の命盤では、命宮が「廉貞」です。
命宮が「廉貞の人」は三合派の教科書では「勝負師」とか、賭け事が好きなどと書かれています。
また、「一夜にして楼閣を築けば、一夜にして奈落に落ちる」などと書かれている古典書もありました。
それほど起伏が在るという意味でしょうけど、当たる時は凄いということです。
確かに嫁さんの実家の家族は全員、パチンコやくじ引きが大好きでした。
嫁さんも毎年、商店街の初売りに出かけては、「初売り福引き」を引いては商品を貰って帰って来ていました。
それも、当選が半端じゃあありません。
長女も一緒に出掛けて行っては、特賞、1等賞、2等賞など複数のトップの商品を当てて来ました。
商店のおやじさんに「宮崎さんの家じゃ、全部の商品かっさらって帰ったでぇ」と言われることがしばしばありました。
嫁さんから電話で「あんた! 車で品物取に来てよ」と言うので、迎えに行ったら、特賞は醤油の18リットル缶3本、1等賞は複数で1,8リットル清酒3本、さらにサラダオイル複数本といった具合に、とんでもないことが時々ありました。
私は、くじ運はまったくダメで、逆に10本の中に外れが1本入って居たら、必ずその1本の外れを引くことは当たり前でした。
しかし、嫁さんは当たるのはくじ引きだけではなく、自動車などにも時々当たって大怪我をして入院もしました。
よく当たる人は、気を付けてくださいね。
http://miya-rithumei.com/sub2.html
運勢と云う物は「不公平」になるようになっています。
いやいや、くじ引きだけで観れば不公平ですが、全体から観れば別のものに当たるので「公平」なのかも知れませんね。
二度あることは三度ある(これ本当です)
日本の諺にはいろいろ有りますが、次のようなものに聞き覚えがありますよね。
《二度あることは三度ある》
⇒ 同じようなことが二度続けてあったときは、続けてもう一度起こるものである。物事は、往々にして繰り返されるものである
《泣き面に蜂》
⇒ 泣いている顔を蜂が刺すということで、不幸・不運の上に、更に悪いことが重なることの喩え。
《弱り目に祟り目》
⇒ 困った時に重ねて不運に遭うこと。不運の上に不運が重なること。
《傷口に塩を塗る》
⇒ ただでさえ痛い傷口の上に塩を塗(ぬ)れば、沁(し)みて一層痛くなることから、悪いことの上に更に悪いことが起こって、辛(つら)さが増すことの喩え。
この手の諺を挙げれば限が無いほど多いです。
これらの諺は古人が長い経験から得た戒めですよね。
実は、これは本当の事です。
「何故か分からないけど、そういうことが有る」という経験の上から云われてきたことです。
私たちの存在するこの大宇宙は確固たる大法則の上に成り立っていると云えます。
当然、この大宇宙の中に存在する、私たちも、地球も、この法則の支配下にあります。
「偶然」ということは、この世では有り得ません。もちろん、あの世でも偶然は有り得ません。
「そんなことは無い」と反論したい方も居るでしょう。
「そんなことは科学的に解明されていないから有り得ない」と力説する人も居るかも知れません。
※ 科学的に解明されていない事は有り得ない⇒ 人間はあらゆる存在で優れていると考える、何も知らない愚か者。
人間なんて、この大宇宙の存在から見れば、顕微鏡でも見付けられない細菌以下の小さな存在です。
まして、この大宇宙の営みの時間から見れば、人間の一生なんて何千億兆分の一秒以下のような一瞬です。
その小さな人間が、この世界の全てが理解出来る訳が有りません。
井戸の中のカエルが死ぬまでの一生かかっても、外の世界を知る由も有りません。
科学や医学で解明できなくても、現象が在るのなら「何か有る」と思う謙虚な気持ちが欲しいものです。
さあ、話を戻しましょう。
「ある特定の期間に同じことが繰り返される」という現象は、古代から有ったということから、数々の諺が出来たと思います。
その現象の根源は「運」です。
つまり「巡る運勢」という波の影響です。
だから、運の良い悪いという波動を観ることが出来ます。
最初は、私も諺が言うように「同じことが繰り返す」ということは、単に戒めるために人が考え出した事と思っていました。
しかし、この「運命学」という世界に首を突っ込んでからは、同じ現象が、ある一定期間続くことに気付きました。
そして、今では統計的に理解しました。
最近、私の仕事上で起こっていることは、ここ一か月の鑑定依頼の傾向として、夫婦問題、恋愛問題です。
それだけではなくて、ご依頼の方の命盤に特徴的な一致が有ることです。
例を挙げれば、「夫妻宮」に【生年の化禄と化権】を持つ命盤が多いとか、命盤自体が同じ人? と思われるほど似ている鑑定が続いているとか、財帛宮に【化忌】を持つ方の鑑定が続くとかです。例を挙げれば他にも幾つもの同じ傾向が有ります。
このような事は、今回に限らず過去にも何度も起こっています。
こういう同じ命盤やご相談、お名前が同じとか続くと困るのは、御依頼者を取り違えやすく成って困ります。
Aさん、Bさん、Cさんのご相談内容がごっちゃ混ぜになり易くなってしまいます。しかも名前も同じとか、命盤も似ているとかでは本当に困ってしまいます。
このように同じことが続いて起こりますから、悪い事も良いことも続けて起こることになります。
何故、そうなるのか?
それは、そういう運勢が巡っているからです。
仕事運が吉運(月の運勢で)になると、その月は仕事がぞろぞろと入ってきます。一気に忙しく成ります。
年運で暇になると、その年は仕事が少なくパッとしません。
これが10年運(大限)ならば長い年月ですから、吉運なら良いですが、凶運ならその10年間は気を付けなければ成りません。
もちろん年の運勢で吉凶が有りますから、10年間が毎年同じでは有りませんが、基準が上下していますから底上げのレベルが変わります。
古人は経験的に、このような現象に早くから気付いていたという事と思います。
ですから、諺というものは本当の事です。
「二度あることは三度ある」
良い事ならいいけど、悪い事なら気を付けましょう。
今の運勢がそういう期間に入っているのです。
今がどういう運勢かは普通の人には分かりませんが、霊感の在る人や新・紫微斗数で診れば一目瞭然です。