雨の日には雨の中を

香りで蘇る記憶

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〔キンモクセイの季節になりました〕

畑には大きなキンモクセイの木とギンモクセイの木数本があります。家の近くのキンモクセイはもう散ってしまったけど、畑の木は今が満開(ちょっと過ぎたかな)。休憩時にそよ風とともに良い香りが漂ってきて、農作業の疲れも癒える気がします。

今年初めてキンモクセイの香りを嗅いだのは10日ほど前の仕事帰りでした。車を運転していたのですが、キンモクセイの香りがした途端涙があふれてきて、自分でも驚いてしまったのです。少し考えて理由はすぐにわかりましたけど。

昨年のちょうど今ごろは快適な山里暮らしの継続が難しくなっていて、大好きだった猫たちとの別れも考えなくてはいけないと思って毎日悩んでいたから、キンモクセイの香りとともにそのときの記憶というか想いが蘇ったのだと思います。

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〔ギンモクセイはクリーム色で、キンモクセイより香りも弱いのが特徴〕

香りで記憶が蘇るという経験は今年の夏にもありました。

知り合いの油絵の展覧会に行って、油絵の具のにおいを嗅ぎながら感想ノートを書いていたら、学生時代にタイムスリップしたような気分になったのです。(学生時代は美術部にも所属していたので・・)

香りで記憶が蘇るってよく聞くけど、本当なんだなーとその時思ったのですが、今回のキンモクセイの香りの件でそのことを確信しました。視覚よりも嗅覚のほうが心に働きかける力は強いんでしょうね。
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