〔マツの新葉・・自分が手入れしたマツが元気だとうれしいです〕
今日はエコ21の活動の日。開催の連絡は特になかったけど、総会の時にそういう予定だと聞いていたし、中止の連絡もなかったので出かけました。
現場に行ってみると、本日の参加者は代表の樹木医さんとわたしの２名だけ。「やっぱり直前に何にも連絡しなかったからかなぁ～」とのこと。みなさん大らかなのか忙しいのか・・
〔今日わたしが手入れした樹〕まずは木陰でお茶を飲みながら、今後の活動方針やＨＰの掲載内容についての打ち合わせをしました。
この松林があるのは海に近い街中なので、日差しが強いときは気温が高い場所です。
でも木陰だとホントに涼しいんですよね。
田舎の木が多い場所に暮らしているときは、木陰との気温の差をこれほど感じることはなかったのですが、街で暮らすようになって木陰がこんなに涼しいとは・・とちょっと驚いています。
街に木陰を増やす活動への意欲がまた高まりました。
〔女王アリのさなぎかしら・・こんなのを一生懸命運んでいました〕
今日は２人とも疲れ気味だったので、作業はボチボチのつもりでした。なのでわたしはあまり重症そうでない樹を本日の担当樹に選んだのです。
がしかし、これが予想以上に深いところまで腐朽と虫害が進んでいて、一旦やり始めると熱が入ってしまうわたしは、時間いっぱいまでこの樹の治療に専念してしまいました。
幹の内部には大きなアリの巣があって、成虫はもちろんのこと、卵やさなぎも山のように出てきて、さすがのわたしでもちょっと気持ち悪かったです。
↑のような大きなものも何個もあって、気持ち悪さを越えてつい観察してしまったりして・・
〔あちこちに咲いていたヒナギキョウ〕ピンぼけしてるけど・・
作業が終了して解散した後に、ひとりでゆっくり松林の中を歩きました。
すぐ横に交通量が多い道路があるとは思えないくらい静かで空気もきれいで・・
近隣の住民にとってこの松林はきっと憩いの場所なのだと思います。
今年は緑のカーテンを作る活動が盛んで、それも良いことだとは思いますが（ゴーヤの苗が高くなったのは困ったけど）、もっと街中の樹木の保全にも力を入れて欲しいものです。
