雨の日には雨の中を

夢中になる作業

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〔傷を受けた松が流した樹液が、松の涙のように見えます〕

今日はエコ21の活動の日。新聞等で告知していないため、参加者は会員のみ。樹木医さんお2人とわたしの3名でした。

新聞での告知をあまりしなくなったのは、一般参加者が増えると専門家はその指導にまわらなくてはならず、結局作業がほとんど進まなくなってしまうからです。このクロマツ林は諸般の事情を抱えていて、わたしたちの治療が遅れてしまうと別の機関が別の治療をして(ネット上で詳しくは書けませんが)、上の写真のように松が涙を流すことになってしまうのです。

というわけで時間の猶予がなく、それで当分の間は新聞での告知はやめることにしたのです。でもやる気のある方の参加はいつでもお待ちしています。エコ21のホームページに記載している代表者に連絡していただくか、わたしまでメールをお送りください。

Dscn0375

〔プロ2人の作業風景・・2本とも重症の樹でした〕

わたしは素人なので、本来は樹木医さんのそばに居て、いろいろ学びながら作業を進めていかなくてはいけないのですが、ついつい1人でやってしまう性格なので(もちろんわからないことは聞きにいきますが)、わたしが黙々と作業しているところに時々樹木医さんが様子を見に来るという感じになってしまいました。

元々こういうコツコツ、ちまちまとした作業が好きなので、やりだすとつい夢中になってしまうんですよね。Hさん、Mさん、ごめんなさい。

Dscn0389〔幹の中に水たまりが〕

これが今日担当した樹です。

まず幹をゴムハンマーで叩いて、音を聞き分けながら患部を探します。

患部と思われる場所の表皮を剥ぎ、腐っている部分をほじくり出して、患部を乾燥させるというのがわたしの作業になります。

この樹は表皮を剥いでも腐った箇所はありませんでした。でもやっぱり怪しかったので、健全に見える幹の部分に恐る恐るドライバーを打ち込むと、水があふれ出てきたのです。

良いことではないのですが、自分のカンがあたったとわかると、つい「やった!」と思ってしまいました。

幹には硬い部分と軟らかい部分があり(だから年輪ができる)、時々軟らかい部分だけが腐っている場合があるのですが、この樹もそうでした。

もし表皮を剥いだ状態でやめていたら、この樹の腐朽はもっと進んでいたに違いありません。樹木の治療は難しいです。

Dscn0395〔松林に咲いていた花〕

腐った部分をすべて取り除き終わるのに1時間近くを費やして、結局今日治療できたのはこの1本だけでした。

この調子だと全部の樹の手入れを終えるのはいつになることやら・・気が遠くなります。

一緒に活動してくれる仲間が欲しいのは山々ですが、興味本位で1回だけの参加という人に教える時間がもったいないというのが正直なところです。

本気で長期的に取り組む気持ちがある方でしたら大歓迎ですので、連絡をお待ちしています。新聞告知にはこういうことは書けないしねぇ~。

コメント一覧

のほほんさん、こんばんは。
のほほんさん、こんばんは。
当初何をしようかな~と悩んだ4連休でしたが、畑仕事や部屋の片付けなどに追われ、あっという間に3日が過ぎてしまいました。
あと1日、翌日に疲れを残さない程度に畑仕事に精を出そうと思っています。

休みが明けたら本格的に新しい仕事を覚えていかなくてはいけないと思いますので、これからいろいろお世話になりますが、よろしくお願いします。
覚えが悪くても、見捨てないでくださいね~
のほほん
琳さん、こんばんは[E:paper]
琳さん、こんばんは[E:paper]
有意義な4連休をお過ごしのようですね。
こちらは2連休の半分を終え明日まで家事のスケジュールに追われそうです。

図鑑に載るなんてすごーい[E:happy01]
畑仕事やってるな。ふむふむ[E:eye]
天保山の作業、お天気良くてよかったね[E:sun]
などとブログを通して元気な琳さんを見ていました。

仕事でもかなり近くなったので、あんまり頻繁にブログにお邪魔しないように心掛けていますが、いつも感心しながら見せていただいています。
本当に琳さんの人柄がそのままのブログですよね[E:heart04]これからも無理しないでずっと続けて欲しいです。ずっと見続けていきたいです。
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