
温根内ビジターセンター
釧路湿原展望台から道道53号線を北に3kmほどの所にある情報館。
駐車場から続く階段を下り、少し歩いた所に建物があり、釧路湿原や温根内木道についてレクチャーする模型や写真があります。

温根内木道
ビジターセンターを起点として、釧路湿原の中を自然探勝できる温根内木道。

1周0.5kmの最短ルートと2.0kmの中央横断ルート、3.1kmの高層湿原ルートの3コースがあります。

しばらくは、心地良い森林浴をしながら林の中を進みます。

数分すると景色が開けます。ここは鶴居軌道敷跡を利用した釧路湿原探勝路で、ここから3.7km歩いて釧路市湿原展望台まで歩くこともできます。



さらに歩くと、左手に温根内木道が見えてきます。絶景への入り口です――。








夏に訪れたので、カキツバタという色鮮やかな花が咲き誇っていました。



木道には所々に湿原の花や動物、昆虫などを紹介する説明板もあります。釧路湿原の生物多様性には驚かされます。





時々立ち止まって足元を見ると、周りがただの草原ではなく湿原であることがよくわかります。



木道の脇には色々な形の草花が咲いていて、眺めていて飽きません。



帰りは来た道をまた戻ることになりますが、途中から自分がどこを歩いているかがわからなくなるので、間違って順路に復帰しないようにして下さい(笑)

温根内木道を紹介している映像
編集後記
広大な湿原の中を歩くという体験は想像を絶するもので、雄大な風景をただ眺めるだけでなく、実際にその中に入って五感で体感するとまた違った感動があります。
聴こえてくるのは、野鳥の声と草木のざわめき、遠くから微かに聞こえてくる車の走行音だけ。
情報化社会の進展によって生きていく上での様々な雑音にさいなまれている方は、温根内木道という究極の避騒地で癒されてみるのはいかがでしょう――。
【記事引用】 「公式facebookページ」「温根内ビジターセンター」