歌謡スナック ペア
函館にあるTERUの叔母さんがママをしているスナックで、高校時代のTERUの写真や、彼が当時使っていたギター(サイン入り)などが展示されている。
これまでに数回訪れたことがあるので、紹介します――。
元シャンソン歌手
歌謡スナック・ペアのママさんは、十代の頃からシャンソン歌手として活躍をされていたそうで、運が良ければGLAYの歌を聴かせてくれるそうです。
また、ママさんに気に入られたGLAYファンは、GLAYグッズをもらえるとのこと。
TERUの少年野球の練習や試合には、ほとんど欠かさず応援にいき、バンドを始めてからはバンドの追っかけをしたりと、TERUを寵愛していたひとみママ。
当時高校生だったTERUは、この店でアルバイトをしており、カラオケの司会や、料理、皿洗いなどをしてお店を手伝っていました。
「てっこ (当時のTERUのあだ名) が焼いたあたりめは、味が違う!」とお客さんに評判で、あたりめのオーダーの時は必ずTERUが焼いていたといいます。
GLAY御用達スナック
上京直前のあうん堂での卒業ライブの打ち上げや、家族でのお別れ会もこの店で行っています。
お別れ会の時、寂しげな両親に気を使って姉と妹が場を盛り上げて、家族が歌った歌は、ママさんが録音して大切に保管しているそうです。
GLAYデビュー後の函館での凱旋ライブや、翌年5月の函館市民会館でのライブの打ち上げの場所もこの店で、GLAY御用達のスナックでした。
ひとみママは、凱旋ライブ前のキャンペーンの時、GLAYの行く先々に親戚一同で車で先回りして、若いファンに混ざって声を張り上げて応援してたとのこと(笑)
そして、凱旋ライブの打ち上げ後、帰りに2人でラーメンを食べにいき「本当に(歌が)うまくなったね!」とほめてあげたそうです。
カクテルの種類
お店のカクテルの名前は、GLAYの曲名になっています。
・HAPPINES
・HAPPINESⅡ(ノンアルコール)
・サバイバル
・心に雨が…
・RAIN
・HOWEVER
・Winter,again
・MERMAID
・とまどい
・etc..
毎日のエンディング曲は、TERUがお別れ会で歌った「メリー・ジェーン」。でも、お店は18歳以上じゃないと入店できないのでご注意を。
編集後記
歌謡スナックペアを訪れたのは、これまで2回。
最初は、1999年の20万人ライブの1ヵ月後にGLAYジャンボで来函。
店内はGLAYファンで溢れていて大盛況。口唇とかWinter,againを歌って盛り上がり、ママさんと一緒に記念撮影と撮ってもらったりしました。
2回目は、2000年の夏休みに実家から車で14時間かけて来店。その時はお客さんが全然いなくて、カウンター席に座ってGLAYカクテルを色々注文。
20万ライブの時に撮影した写真を見せたら、ママさんが「写真ほしいな~」とおっしゃったので、何枚かあげたらすごく喜んで、GLAYのジッポライターをくれました。
でも、その当時は GLAYのあうん堂での卒業ライブなどの打ち上げでこの店を使ったことを知らなかったので、凄い場所にいるという実感があまりなかったのが悔やまれます。。
なお、現在お店はこちらの場所に移転しており、お店の外観や店内の様子はここで紹介させてもらったものとは異なりますのでご了承下さい――。
【記事引用】「Message for GLAY/アース出版局」「PURE SOUL」「MUSTACHE」