多忙で明日インボイスドームに行けるかどうかわからない身分とはいえ、これだけは記事にしておこうと思いました。
めたか選手の「スポーツが好きです@SeesaaBLOG」にて、こんなジャイアンツファンに向けての企画があるようです。
◆【巨人ファン限定参加企画】アンチナベツネ巨人ファン宣言!
詳細は上記リンク先からどうぞ。
僕のブログを読んでくださってる方のなかで最も多いのはタイガースファンだと思うのですが、その次に多いのがジャイアンツファンの方じゃないかなと勝手に想像しておりますので、微力ながら告知させていただきました。
アンチナベツネを叫ぶべきは、「またアンチ巨人…」と揶揄される他球団ファンではなくジャイアンツファンこそが望ましいと僕も思います。
熱烈であれば熱烈であるほど望ましい。
徳光さん、いっちょやりませんかい?
ほらほら、勇気だして。
さてさて。
上記リンク先の記事中には、めたか選手が自身で過去に執筆された記事へのリンクがはられていまして、そのうちの一つにあらためて反応しておこうかと思います。
◆巨人がダメになった元凶は渡辺恒雄氏と長嶋茂雄氏だ(「スポーツが好きです@SeesaaBLOG」より)
表題と内容に関して、おおむね僕は納得ですね。
で、ちょっとそれに付け加えるような感じで自分の意見を述べようかなと思いまして。
まずはめたか選手の記事から少し引用させていただきます。
「野球を知らないオーナー・渡辺氏」というくだりがありまして、以下に続いています。
たしかにその通りだと思いますが、あの時期のジャイアンツが補強に走ったのには、加えてもう一つの側面があると思うのです。
これは僕の予想なんですが。
どちらかといいますと渡辺氏は、長嶋監督がプロ野球の監督としては「?」であるということはちゃんと認識していたんじゃないかなと思うんですよ。
そのうえで、長嶋氏という存在がジャイアンツ人気の安定には不可欠なシンボルであることも、もちろん認識していたと。
そしてナベツネは「巨人さえ良ければ、プロ野球全体が幸せだ」「巨人人気=プロ野球人気」という図式も信じて疑わなかった。
「無能でも監督は変えられない。
でも常勝は宿命である。」
そんな命題を与えられたフロントはいったいどうするのか?
「他球団の2~3倍の戦力を保持することで監督の無能分をカバーしよう」という行動にでるわけです。
それも即戦力でなければダメ。
「育てながら勝つ」なんて芸当は長嶋氏には無理だとフロントも理解していた。
要するに僕が言いたいのは。
ジャイアンツはチームを強くするために補強に走ったというよりも、長嶋氏を監督であり続けるさせるために補強に走ったという側面の方が、実は強かったんじゃないかなということ。
だから今だに長嶋さんは監督なわけです。
「終身名誉監督」…なんだそれ?
川上哲治氏には決して与えられない謎の肩書き。
たしかに長嶋氏が他チームの四番打者を次々と欲しがったという側面もありますが、欲しがったのはジャイアンツだけじゃなくて、タイガースやドラゴンズも獲得に動いていたわけです。
清原のときも、江藤のときも、ペタジーニのときも、工藤のときも、中村紀洋のときも。
ただ幸か不幸か資金力がそれを許さなかっただけ。
星野阪神なんてペタジーニも中村紀も獲得に走って、結果的に大当たりの金本だけを獲得しましたが…。
全部獲れるんだったら、獲っていたんだろうなと思うと、阪神ファンの僕としてはぞっとします。
さてさて。
めたか選手の意見と僕の意見は裏表といいますか、たぶんどちらも正解だと思います。
その両方の発想が融合して、ジャイアンツは無理な補強に走り、ドラフト制度も含めて野球界を荒らしていったというのがたぶん正解。
「四番打者を並べれば100%勝てるだろう」と素人の渡辺氏はともかく長嶋氏も信じていたところが、涙がでるぐらいアホらしい所なんですがね。
プロ野球はファミスタやないっちゅーねん。
さて、長嶋監督が去ってもなお、いまだにジャイアンツの補強癖は直っていません。
その最大の要因は、戦力補強というよりも人気面…すなわち巨人戦視聴率を考慮してのことだと思います。
長嶋監督がだったあの時期は、人気面に危機感はなかったはず。
だって、監督が日本球界最高のスターだったわけですから。
要するに、長嶋さんさえいれば人気に関してはなんとかなった。
しかし長嶋が去り、松井秀喜が移籍し、いよいよ人気にかげりが出てきた巨人はスターを外に求めた。
それまでと行動そのものは変わらないにせよ、目的が少し異なっている。
とにかく「1+1」は人気が「2」になるだろうという、球界再編のときのオリックスと同じ浅はかな発想。
あー、間抜け。
客商売なのに客の心理が読めないのはやっぱり致命的だなぁ。
とりあえず長嶋神話からの脱却こそが、プロ野球復活への第一歩だと僕は思います。
もともと長嶋神話などバラエティー番組でしか知らない我々の世代は、長嶋さんじゃ心がピクンとも動かないですよ。
めたか選手の「スポーツが好きです@SeesaaBLOG」にて、こんなジャイアンツファンに向けての企画があるようです。
◆【巨人ファン限定参加企画】アンチナベツネ巨人ファン宣言!
詳細は上記リンク先からどうぞ。
僕のブログを読んでくださってる方のなかで最も多いのはタイガースファンだと思うのですが、その次に多いのがジャイアンツファンの方じゃないかなと勝手に想像しておりますので、微力ながら告知させていただきました。
アンチナベツネを叫ぶべきは、「またアンチ巨人…」と揶揄される他球団ファンではなくジャイアンツファンこそが望ましいと僕も思います。
熱烈であれば熱烈であるほど望ましい。
徳光さん、いっちょやりませんかい?
ほらほら、勇気だして。
さてさて。
上記リンク先の記事中には、めたか選手が自身で過去に執筆された記事へのリンクがはられていまして、そのうちの一つにあらためて反応しておこうかと思います。
◆巨人がダメになった元凶は渡辺恒雄氏と長嶋茂雄氏だ(「スポーツが好きです@SeesaaBLOG」より)
表題と内容に関して、おおむね僕は納得ですね。
で、ちょっとそれに付け加えるような感じで自分の意見を述べようかなと思いまして。
まずはめたか選手の記事から少し引用させていただきます。
「野球を知らないオーナー・渡辺氏」というくだりがありまして、以下に続いています。
しかし、そんな渡辺氏でも、
長嶋茂雄という人間が野球界にとって特別な存在なのだ
という事は、理解できたでしょう。
そういう「特別な存在」である長嶋監督が
「必要だ」と言って、他のチームの主力選手を欲しがったなら
野球を知らない渡辺氏は
「そんなものかな」って、思うんじゃないかって。
つまり、
渡辺氏が、今のような「野球観」
(他チームの4番をどんどん金で引き抜いて
良しとする価値観)
を持ったのは
長嶋氏のせいだ、という側面も
考えられるんですよ。
(もちろん、
元々の渡辺氏の価値観と合致したから、
というのも大きいでしょうけどね・・・)
たしかにその通りだと思いますが、あの時期のジャイアンツが補強に走ったのには、加えてもう一つの側面があると思うのです。
これは僕の予想なんですが。
どちらかといいますと渡辺氏は、長嶋監督がプロ野球の監督としては「?」であるということはちゃんと認識していたんじゃないかなと思うんですよ。
そのうえで、長嶋氏という存在がジャイアンツ人気の安定には不可欠なシンボルであることも、もちろん認識していたと。
そしてナベツネは「巨人さえ良ければ、プロ野球全体が幸せだ」「巨人人気=プロ野球人気」という図式も信じて疑わなかった。
「無能でも監督は変えられない。
でも常勝は宿命である。」
そんな命題を与えられたフロントはいったいどうするのか?
「他球団の2~3倍の戦力を保持することで監督の無能分をカバーしよう」という行動にでるわけです。
それも即戦力でなければダメ。
「育てながら勝つ」なんて芸当は長嶋氏には無理だとフロントも理解していた。
要するに僕が言いたいのは。
ジャイアンツはチームを強くするために補強に走ったというよりも、長嶋氏を監督であり続けるさせるために補強に走ったという側面の方が、実は強かったんじゃないかなということ。
だから今だに長嶋さんは監督なわけです。
「終身名誉監督」…なんだそれ?
川上哲治氏には決して与えられない謎の肩書き。
たしかに長嶋氏が他チームの四番打者を次々と欲しがったという側面もありますが、欲しがったのはジャイアンツだけじゃなくて、タイガースやドラゴンズも獲得に動いていたわけです。
清原のときも、江藤のときも、ペタジーニのときも、工藤のときも、中村紀洋のときも。
ただ幸か不幸か資金力がそれを許さなかっただけ。
星野阪神なんてペタジーニも中村紀も獲得に走って、結果的に大当たりの金本だけを獲得しましたが…。
全部獲れるんだったら、獲っていたんだろうなと思うと、阪神ファンの僕としてはぞっとします。
さてさて。
めたか選手の意見と僕の意見は裏表といいますか、たぶんどちらも正解だと思います。
その両方の発想が融合して、ジャイアンツは無理な補強に走り、ドラフト制度も含めて野球界を荒らしていったというのがたぶん正解。
「四番打者を並べれば100%勝てるだろう」と素人の渡辺氏はともかく長嶋氏も信じていたところが、涙がでるぐらいアホらしい所なんですがね。
プロ野球はファミスタやないっちゅーねん。
さて、長嶋監督が去ってもなお、いまだにジャイアンツの補強癖は直っていません。
その最大の要因は、戦力補強というよりも人気面…すなわち巨人戦視聴率を考慮してのことだと思います。
長嶋監督がだったあの時期は、人気面に危機感はなかったはず。
だって、監督が日本球界最高のスターだったわけですから。
要するに、長嶋さんさえいれば人気に関してはなんとかなった。
しかし長嶋が去り、松井秀喜が移籍し、いよいよ人気にかげりが出てきた巨人はスターを外に求めた。
それまでと行動そのものは変わらないにせよ、目的が少し異なっている。
とにかく「1+1」は人気が「2」になるだろうという、球界再編のときのオリックスと同じ浅はかな発想。
あー、間抜け。
客商売なのに客の心理が読めないのはやっぱり致命的だなぁ。
とりあえず長嶋神話からの脱却こそが、プロ野球復活への第一歩だと僕は思います。
もともと長嶋神話などバラエティー番組でしか知らない我々の世代は、長嶋さんじゃ心がピクンとも動かないですよ。