現在、少し前の記事に対するものも含めてたくさんのコメントをいただいておりますが、コメント欄に残しておくにはもったいないというものをご紹介し、レスさせていただこうと思います。
【巨人ファン限定参加企画】アンチナベツネ巨人ファン宣言!がはじまるよ+読売没落の原因 にいただいた、皆さんおなじみ「きょうろぐ」のしけたろうヘッドコーチからのコメントです。
非常に興味深い考察ですね。
そう。ドラフトなんてまったくなく、人脈や資金力や球団の人気を武器に自由に選手が獲得できて、さらにそれでいて抜群に面白かった(らしい)時代が日本プロ野球にはあったわけです。
(もちろんその裏でパシフィックの悲哀も徐々に形成されていったわけなんですが…)
ちなみに日本の第一回ドラフト会議が実施されたのは1965年11月17日。
場所は日生会館。
僕の手元にある「プロ野球ドラフト読本2001」(ベースボールマガジン社)をもとに、この年に指名された主な選手を以下に。
80年代の半ばあたりまで活躍した選手がちらほらといますね。
このあたりの選手以後がドラフト世代です。
エモやんなどもそうなのですが、第一回のドラフトは結構な数で「入団拒否」というケースがあったようです。
やはり自由競争時代のなごりで、獲得される側も抵抗があった証拠でしょうか?
また、阪神を熱望していたとされる鈴木啓示投手が近鉄に入団することとなったりと、いろいろなドラマもあったようです。
ま、参考までにデータを出してみた次第ですが。
しけたろうヘッドがおっしゃるように、ドラフトの運用が安定するのは導入よりもっとあと。
「ドラフト外入団」という手段も93年ごろまではありました。
そして現在の自由獲得枠ありきのドラフト制度は、安定をみせる前に改革されようとしています。
なんだかなぁ。
ちょっと自分の意見をまとめきれないので、データのみの公開にしております(なんだそれ)。
ただなんとなく思うことは、「ドラフト制度を改革したらプロ野球人気は劇的に復活する」というのはおそらく幻想にすぎないんじゃないかということ。
きっと、もっと別のところに大きなポイントがあるような…。
なんとなく思うだけですが…。
では、次に移ります。
交流戦雑感「コンプレックス同士がぶつかりあい、交流した。それはそれで面白く、意義のあることだった」にいただいた、「toog sistem fighters fan edition」のtoog選手からのたれこみコメント。
タレコミ、ありがとうございます。
さすが新庄。
アスリートの視点からプロ野球のあり方を語る選手は多いですが、娯楽としてのプロ野球のあり方を明確に語る選手は意外に少ないと思うのですよ。
そして、この新庄のコメントは、僕に言わせれば「完璧」なんです。
「街」という言葉。
「少し彩られたり」という言葉。
または「ちょっとだけ豊かになる」という言葉。
「ある球団が中心」ということを批判する言葉。
「野球くささ」という言葉。
これらの言葉によって新庄は、プロ野球が今まで歩んできた道と、これから進むべき道のすべてを表現しきっています。
この言葉の行間に、「プロ野球経営者はちょっとぐらいの赤字なら笑ってよ。でもどうせなら、皆がほんのちょっとだけ儲かる道を模索してみようよ」というメッセージを読み取ったのは僕だけかな?
また「野球くささ」という言葉は、冒頭の「街」というローカルを意味する言葉に再びかかっています。
ああ、完璧です。
これからはパ・リーグです。
では最後に。
「究極の選択~プロ野球編」あなたならどっちを選択する? というくだらないネタ記事にいただいた「鯛が酢・おミルク」のichiken選手のコメント。
自作の「究極の選択」をいただきました。
いちいちオモロイので答えておきます。
セクハラ反対派なので、ベンチスタートでいいや(笑)。
耳栓しておくから大丈夫。
でもたぶん、「カネシゲ!準備しておけ」などの指示すら聴こえずボーっとしてそうだから…即二軍落ちだな。
ごめん。やっぱりお尻さわられます…。
そりゃ顔鳥谷でしょう!
誰かもおっしゃってましたが、プロ野球選手になる以前・以後の人生も大事ですから。
でも鳥谷のフォームが種田だったら…もっと絶対人気でるって。
その前に岡田監督あたりに矯正されそうやけど。
これ、どっちもイジメられるんですよね…。
とりあえず藤田平にイジメられてからJリーガーに転身して、「イジメかっこわるいよ」っていう公共広告機構のCMに出演する。
どっちでもいいよ(笑)!
ま、あえて選ぶならダジャレかな。
「バースガス爆発」とか、「サンキューベニーマッチ」とか、いろいろ考える。
全然関係ない話ですが、千葉ロッテのベニーに日本人の血が混じっている気がする僕は、彼をみるたびに心の中で「紅井さん…」とつぶやきます。
うーん。谷中。
少なくとも、僕に愛されるから。
しかし、コメント欄に寄せられた回答、面白いですね。
清原にボコボコにされても優勝したい人が多かった(笑)。
いいんですか?
翌シーズンも、引退してからも目つけられるんですよ???
現在「年賀状素材集のイラスト描き」というユニークな仕事や、8月に新刊されるパチスロ漫画雑誌で月14ページの新連載をすることになった僕としましては、すべてのいただいたコメントにお返事する時間がありません。本当に申し訳ございません。
(もちろん、すべて読ませていただいてます。本当に感謝しております。)
というわけで、こんな記事を書いてみました。
【巨人ファン限定参加企画】アンチナベツネ巨人ファン宣言!がはじまるよ+読売没落の原因 にいただいた、皆さんおなじみ「きょうろぐ」のしけたろうヘッドコーチからのコメントです。
ちょっとズレますが・・・ (しけたろう) 2005-06-23 23:43:19
どこに書こうか迷ったんですが、めたかさんのところでも良かったのですが、ナベツネ関連ということで・・
「野球人気凋落」という話をするとき、思うのは、「じゃ~、よかったころっていつ?」という話なですよね。
で、若い世代は「ドラフトが機能していたころ」であって、「80年代ぐらい」の野球が面白かった・・と思ってると思うんだけど、
60代、50代ぐらいの人だと、
「西鉄ライオンズ」「V9時代(長嶋、王全盛期)」という人がいると思うんですよ。
長嶋以上のスターが出ていない以上、長嶋引退以後の野球はカスみたいに思っている人も・・・
そういう人からみて、選手が自分で球団を選ばないのが選手から覇気を奪っているのでは?と(比較的まともな)ドラフトをしていたころは思っていたのではないでしょうか・・・
王も長嶋も巨人志望で巨人にきたわけですし、
西鉄の三原監督と選手の関係とか・・・
要するに、ドラフト施行前がベストだったと思う人たちがいて、そういう声に推されてナベツネが動いただけという気がします・・
FAにしても逆指名にしても・・
はじめは運用のしかたが間違うってこともあるでしょう・・最初の10年ぐらいは・・
それがたまたま巨人だったと・・でも何回かは優勝してるし・・
ナベツネと巨人と長嶋と松井・・・
っていうのはなかなか面白いテーマですので、今度なんか書きます。
巨人ファンのカミングアウトが面白いですね。
いろいろ聞いてみたいですよ・・
阿部が7番でいいと思ってるの?とか
非常に興味深い考察ですね。
そう。ドラフトなんてまったくなく、人脈や資金力や球団の人気を武器に自由に選手が獲得できて、さらにそれでいて抜群に面白かった(らしい)時代が日本プロ野球にはあったわけです。
(もちろんその裏でパシフィックの悲哀も徐々に形成されていったわけなんですが…)
ちなみに日本の第一回ドラフト会議が実施されたのは1965年11月17日。
場所は日生会館。
僕の手元にある「プロ野球ドラフト読本2001」(ベースボールマガジン社)をもとに、この年に指名された主な選手を以下に。
近鉄→鈴木啓示
東京(現千葉ロッテ)→木樽正明
広島→水谷実雄
阪急→長池徳二・谷沢健一(入団せず)
西鉄(現西武)→江本孟紀(入団せず)
阪神→藤田平
巨人→堀内恒夫
80年代の半ばあたりまで活躍した選手がちらほらといますね。
このあたりの選手以後がドラフト世代です。
エモやんなどもそうなのですが、第一回のドラフトは結構な数で「入団拒否」というケースがあったようです。
やはり自由競争時代のなごりで、獲得される側も抵抗があった証拠でしょうか?
また、阪神を熱望していたとされる鈴木啓示投手が近鉄に入団することとなったりと、いろいろなドラマもあったようです。
ま、参考までにデータを出してみた次第ですが。
しけたろうヘッドがおっしゃるように、ドラフトの運用が安定するのは導入よりもっとあと。
「ドラフト外入団」という手段も93年ごろまではありました。
そして現在の自由獲得枠ありきのドラフト制度は、安定をみせる前に改革されようとしています。
なんだかなぁ。
ちょっと自分の意見をまとめきれないので、データのみの公開にしております(なんだそれ)。
ただなんとなく思うことは、「ドラフト制度を改革したらプロ野球人気は劇的に復活する」というのはおそらく幻想にすぎないんじゃないかということ。
きっと、もっと別のところに大きなポイントがあるような…。
なんとなく思うだけですが…。
では、次に移ります。
交流戦雑感「コンプレックス同士がぶつかりあい、交流した。それはそれで面白く、意義のあることだった」にいただいた、「toog sistem fighters fan edition」のtoog選手からのたれこみコメント。
いやー。 (toog) 2005-06-24 02:36:23
新庄のコメントが転がってたんで、載せときます。
>559 代打名無し [] 04/05/14 22:14 ID:c9nS4qmD
>「プロ野球の存在意義は、その街の人々の暮らしが少し彩られたり、
> 単調な生活がちょっとだけ豊かになることに他ならない。
> ある球団が中心で物事を進ませるセ・リーグにはない、
> 野球くささをパ・リーグはもっている」
>
>今日の日刊スポーツ、4面
>by新庄
パリーグはもちろん、阪神にも新庄の言う「プロ野球の意義」は根付いていますね。
タレコミ、ありがとうございます。
さすが新庄。
アスリートの視点からプロ野球のあり方を語る選手は多いですが、娯楽としてのプロ野球のあり方を明確に語る選手は意外に少ないと思うのですよ。
そして、この新庄のコメントは、僕に言わせれば「完璧」なんです。
「街」という言葉。
「少し彩られたり」という言葉。
または「ちょっとだけ豊かになる」という言葉。
「ある球団が中心」ということを批判する言葉。
「野球くささ」という言葉。
これらの言葉によって新庄は、プロ野球が今まで歩んできた道と、これから進むべき道のすべてを表現しきっています。
この言葉の行間に、「プロ野球経営者はちょっとぐらいの赤字なら笑ってよ。でもどうせなら、皆がほんのちょっとだけ儲かる道を模索してみようよ」というメッセージを読み取ったのは僕だけかな?
また「野球くささ」という言葉は、冒頭の「街」というローカルを意味する言葉に再びかかっています。
ああ、完璧です。
これからはパ・リーグです。
では最後に。
「究極の選択~プロ野球編」あなたならどっちを選択する? というくだらないネタ記事にいただいた「鯛が酢・おミルク」のichiken選手のコメント。
自作の「究極の選択」をいただきました。
いちいちオモロイので答えておきます。
■君はレギュラー当落線上のタイガースの選手だ!どうする?
・岡田監督にお尻を触られてスタメン出場。
・断ってベンチスタート。試合中ずっと平田コーチのオヤジギャグを聞かされる。
セクハラ反対派なので、ベンチスタートでいいや(笑)。
耳栓しておくから大丈夫。
でもたぶん、「カネシゲ!準備しておけ」などの指示すら聴こえずボーっとしてそうだから…即二軍落ちだな。
ごめん。やっぱりお尻さわられます…。
■神様が野球選手になる夢を叶えてくれるぞ!どうする?
・顔が鳥谷でフォームが種田。
・顔が種田でフォームが鳥谷。
そりゃ顔鳥谷でしょう!
誰かもおっしゃってましたが、プロ野球選手になる以前・以後の人生も大事ですから。
でも鳥谷のフォームが種田だったら…もっと絶対人気でるって。
その前に岡田監督あたりに矯正されそうやけど。
■君は少し目立ちすぎてしまった!どっちが良い?
・藤田平に苛められる。
・広岡達郎に苛められる。
これ、どっちもイジメられるんですよね…。
とりあえず藤田平にイジメられてからJリーガーに転身して、「イジメかっこわるいよ」っていう公共広告機構のCMに出演する。
■君は外国人助っ人だ!どっちが良い?
・「オマリーでおまー」とか、しょーもないダジャレを言わされる。
・「明日も勝つばいーっ!」とか、妙な博多弁を言わされる。
どっちでもいいよ(笑)!
ま、あえて選ぶならダジャレかな。
「バースガス爆発」とか、「サンキューベニーマッチ」とか、いろいろ考える。
全然関係ない話ですが、千葉ロッテのベニーに日本人の血が混じっている気がする僕は、彼をみるたびに心の中で「紅井さん…」とつぶやきます。
■君も今日から野球選手だ!どっちが良い?
・塩谷
・谷中
うーん。谷中。
少なくとも、僕に愛されるから。
しかし、コメント欄に寄せられた回答、面白いですね。
清原にボコボコにされても優勝したい人が多かった(笑)。
いいんですか?
翌シーズンも、引退してからも目つけられるんですよ???
現在「年賀状素材集のイラスト描き」というユニークな仕事や、8月に新刊されるパチスロ漫画雑誌で月14ページの新連載をすることになった僕としましては、すべてのいただいたコメントにお返事する時間がありません。本当に申し訳ございません。
(もちろん、すべて読ませていただいてます。本当に感謝しております。)
というわけで、こんな記事を書いてみました。