ご存知の方も多いと思いますが、「今日から野球ファンになった人のためのブログ」。略して「きょうろぐ」にてペナントレース予想記事を大募集されております。
もちろん僕も予想を考えて応募しようと思っているのですが、なにぶん今年のオープン戦に関しては多忙につき、なかなか詳細を追うということが出来ておりません。
しかし、もちろん予想はいたします。
特にパ・リーグの開幕はもう間近という段階ですからね。
で、自身の予想を発表する前に、まずは
去年(2004年度)のペナントレース予想の反省からしてみてはどうかな?と考えました。
以下は、去年の4月14日に執筆した当ブログの記事からの引用です。
◆プロ野球順位予想です!
ぼくが執筆しているとある雑誌でプロ野球順位予想をしました。
1ヶ月前に予想したものです。
開幕からしばらくたち、本当はココとココ変えたいな~なんて思うこともありますが、あえてこの時期に当時のまんま公開いたします。
実はこの内容にはひとつ
訂正がありまして。
ここで触れている「とある雑誌」というのはパチスロ雑誌の増刊なのですが、そこで発表した順位予想と、この記事で発表している順位予想は若干異なっているのです。
なぜこのようなことが発生したのかというと、当時執筆していた
バンド関係のメルマガに掲載した順位予想と
混同してしまったんですね。
ブログで発表した順位予想は「メルマガに掲載した順位予想」であって、雑誌に掲載したものではございません。
いまさらながらお詫びいたします。
ちなみに雑誌に掲載したものは、以下をクリックしていただけますとご覧になれます。
◆雑誌に掲載した順位予想
順位に関してはパ・リーグの予想の方が比較的的を得てますね。
で、阪神に関しては
「岡田監督の言葉の弱さが気にかかります」という、我ながら的確な洞察力。
時期的には雑誌に発表した順位予想の方が、1~2週間ほど早い時期に予想しております。
その後に予想を変更した理由は、おそらく
なんとなくだったのでしょう。
で、ここではその
ブログに発表した方の順位予想に反省を加えて参りたいと思います。
太字部分は引用。
それ以外の部分は、現在の僕による総評です。
パシフィック・リーグ
1位 ダイエー
今年のパ・リーグは”一強五弱”の戦いです。安定した投手陣と強力野手陣のバランスは今年も健在!新人・馬原の活躍も間違いありません。ただ、野手層の意外な薄さが気になります。

「野手層の意外な薄さ」って部分はその通りでしたが、馬原は…。
2位 日ハム
キーマンは調整の遅れている入来投手。彼が10勝できるようならばAクラス入りは堅いですね。

確かに入来が10勝できるような状態だったら、あのプレーオフの行方もまったくわからなかったわけで…。
3位 ロッテ
投手陣の充実と、李選手の加入でプレーオフ進出はいけそう。小宮山選手の、野球のできる喜びに満ち溢れたマウンドに注目です。

李は2年目の今年に期待しましょうか。まさかシーズン中に2軍落ちまでするとは思いませんでした。
4位 西武
カブレラの離脱は致死傷でした。伊東監督にかわる捕手の不足もやばい状況.谷繁選手が抜けた後のベイスターズのような末路をたどる可能性もなきにしもあらずでしょう

日本一のチームをこんな位置に予想してました。3月の時点でカブレラが骨折したのは本当に致命傷だと思っていたんですよ。捕手に関しては、結局細川と野田の併用でなんとか乗り切りましたね。
5位 近鉄
球界きってのヒールになってしまった感のある中村ノリですが、故障が心配です。吉岡の離脱もかなり痛い!ただ阪神から移籍の川尻は10勝できるでしょう

川尻、開幕直後は本当に調子良かったんですけどね。好投しても打線の援護がなかったりと、不運もあって最終成績は振るわないものに。でも、まだまだ7回ぐらいまでは投げられるスタミナはあるでしょう。楽天での奮起に期待します。
6位 オリックス
ただし2位から5位は大幅に入れ替わってもおかしくない状況ですね。個人的に神戸のYAHOO!BBスタジアムは山間にあってとても素敵な球場で大好きです。

チームに関する言及がみられませんなぁ…。かなりショボイ戦力でしたからね。
◆順位に関しては、なんと西武を「ダイエーと日本ハムの間」に挿入してやると全て正解でした(プレーオフを含めないペナントレース順位に関して)。
セントラル・リーグ
1位 阪神
これは決して僕が阪神ファンだからというわけではなく、全体のバランスからみての結論です。注目選手は鳥谷ではなく、2年目のピッチャー杉山と江草の二人。彼らの台頭がチームの命運を握ると僕は見ています。

本当にね、去年の今頃は阪神ファンが心ウキウキウオッチングだったというか…。
「杉山と江草がキーマン」という記述に関しては、当時の僕が「鳥谷は活躍して当たり前」という希望的観測をしていた部分があったのだと思います。
2位 巨人
おそらくこの史上最強打線はさほど期待できない。チームとしてのバランスの悪さ・いびつさは士気の低下を招きかねません。
キーマンは小久保と仁志。彼らがチームを引っ張っていければ優勝も可能でしょうが・・・

「史上最強打線」は文字通り日本プロ野球史上最強の本塁打数を叩き出しましたが、それがジャイアンツ全体にもたらした影響というのは…この予想の通りだったかもしれません。
V逸の最大の原因が「投手陣の不調」だったというのは否定しませんが、その不調の原因に「打線重視のオーダーによる守備力の低下」などが含まれていたように思います。
3位 中日
投手力はすごいものの、岩瀬のケガがかなりの痛手。落合流が浸透するのは2年後以降ではないでしょうか?打線の大型補強はやはり必要だったでしょう。ローズは巨人ではなく、中日でこそ輝いたはずです。

雑誌では「オレ流の結果は3年後以降」って言ってたくせに、わずか2週間後には「2年後以降」などと言っていますね、当時のワタクシ。
結局シーズン当初に不調だった抑えの岩瀬を信頼し、結果を無視して使い続けた落合中日の勝利でした。
4位 広島
新井選手の活躍に何はともあれ期待しましょう。貧乏球団なので仕方ないとはいえ、投手も野手も外国人次第というのは何ともさみしい限りです。

そんな広島からシーツをいただく阪神ってなんだろう?いや、大好きな選手なんですがね。
しかし去年の新井は、03年のリベンジどころかフタを開けてみればすっかり栗原に食われてしまったというか…。
5位 ヤクルト
広島と同じく先発投手不足が気にかかりますね。やりくり上手な球団とはいえ、大黒柱が石川というのもちょっと物足りない。レギュラー陣の高齢化も気になります。

川島の期待以上の活躍!これがヤクルトを最終的に2位にまで押し上げた要因でしたね。
下馬評に関わらず、毎年ペナントが終わってみるといつの間にかAクラスに入っているチームなんですよ、ヤクルトは。
川島の2年目のジンクスは…どうかな?
6位 横浜
佐々木獲得の資金があれば、今オフのドラフトの目玉 野間口・一場の獲得資金にあてればよかったものを、一体何をかんがえてるのでしょうか?2年目村田の活躍は注目したいと思います。

「何を考えているのか?」というのは僕の方で、当時の僕はドラフトに関する裏金の存在をなかば考慮にいれたうえであれこれと言っていたのです。反省。
実際には一場投手獲得のために、僕に言われるまでもなく積極的に動いていたんですよね、横浜は。
まあ積極的すぎて、ああいう事態になったんですけど。
◆セントラルの順位に関しては、まあご愛嬌ということで。
勘弁してよ、岡田はん…。
さて、今年のペナントレース順位予想はいったいどうしましょうか?
セ・パの交流戦もありますし、新球団もありますし、例年以上に難しいような気もします。
ともかく少し時間を置いてから、今年の分をアップいたしますね。
きょうろぐ管理人・しけたろうHCがおっしゃるように、今年は
本当に鉛筆を転がして予想してやろうかとも思っております。(かなり本気で)
プロの評論家が予想してもほとんど当たらないのが順位予想ですからね。
皆様もお気楽な順位予想・シビアな順位予想・予想というよりも単なる希望…などなど、本当になんでも結構なんで、「2005年度プロ野球ペナントレース順位予想」を思いつかれましたら、是非
「きょうろぐ」の楽しいトラックバック企画へご参加ください!
◆『ペナントレース大予想大会』参加のよびかけ
ちなみにコメント欄での参加もOKだそうです。
皆様お気軽にどうぞ!
締め切り日はそれぞれ開幕日前日。
パ・リーグは
3月25日(金)いっぱい。
セ・リーグは
3月31日(木)いっぱいです。